ケアマネ介護福祉士のブログ

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子供部屋おとなとハイジャック母


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⬆昨日の晩御飯

子供部屋おとなとハイジャック母

 

最近は介護ニュースを見て、私にも説明できそうなお話を議題にしていくのが日課といえば日課になってきておりますが、今回の議題はこちら
『子供部屋おとなとハイジャック母』
ざっくり説明すると子供の頃のように家で好き放題生活している、または生活しなければならない人達とその生活をむしろ喜んで、子供の人生を操っている母親の事を指すらしいです。
こちらは引き篭りとは違い、ある程度または最低限の収入を得ている人を指すらしいです。
新しい言葉ばかりで現実を揶揄するメディアや日本人の気質は良い面も悪い面も感じてしまいますね。

介護の視点からこの問題を紐解いていきますが、完全な私の偏見と(お主の思考は偏りすぎているから参考にならぬだろう)考察結果を語っていきますが、明確なエビデンス等は一切無い事をお忘れなく。

では本題ですが仮に55歳の親御さんと25歳のご子息設定でお話をします。
どこかの記事でハイジャック母は圧倒的に専業主婦、お父様は企業戦士で子育てに消極的だった例が多いと書いてありましたので職業設定はそんな感じで行きましょう。
パッと見た形ですとこれはよくある家庭ですね。
ただの仲の良い家族です。ご子息も自分で収入を得ていますが、趣味のアイドル活動に忙しく働いたお金は全て使いますが家ではご飯も食べられてネットも使い放題。

洗濯も勝手にタンスにしまわれるので、アイドルグッズの埃を入念に取り除くのがご子息の中では掃除です。
ここまで来ても全くどこにでもある家庭です。アイドルグッズなのかスポーツ観戦なのか何でもいいですが、収入があるのに家にお金を入れない。ここがポイントです。
予断ですが私も家にお金を入れられた期間と全く入れられなかった期間が存在します。
全く入れられなかった割には自由気ままに遊んでいた気がしますね。
更に予断ですが家にお金を入れていたときや一人暮らしをしていたときのほうが圧倒的にお金は溜まりました。(収入が増えたわけではなく自己管理をし始めたからであろう)

本題に戻しましょう。ではこのどこにでもある家庭を老後がちらつく年代まで進めて見ましょう。
時を進めて65歳の親御さんと35歳のご子息。65歳で親御さんは両方とも定年。
家のローンはあと五年残っており、年金受給も支給開始が70歳からになっている時代(10年以内を想定しているのかのう)背景と設定しましょう。
家のローン返済にむけ、企業戦士だった一家の主はアルバイトでビル清掃へ行くも自分の息子より年下の若者に指図を受け、トラブルを起こしてすぐに辞めさせられてしまいます。
次に介護施設へ再就職するも女に指図されるのが気に食わないと自ら辞めてしまいます。
企業戦士の主は長らく同じ仕事をしていたために、他の仕事は高齢になってから馴染めず、結局再就職は出来ませんでした。(大げさな表記ではなく、介護現場にはこんな方が多く面接にいらっしゃいますが、まともに残る方はほぼゼロですね)
専業主婦のハイジャック母も家事に忙しく、一家の主が家事を負担してくれる事もないため働きには行きません。
通常はここでご子息の出番ですが、ご子息は長年のアイドル活動で地位を築いているため、全国行脚費用により家に入れられるお金はありません。全国行脚のために仕事も融通の利くアルバイト扱いで働いています。
ハイジャック母はそれでも息子を応援するために金銭の要求を進言せず、内緒で老後資金と思っていた定期預金や投資していた資金、積み立て型の保険を解約しつつ返済と生活費に充足しての生活を選択したのです。
企業戦士の旦那様としてもハイジャック母はやりくり上手で長年自分が働いて手に入れたお金をしっかりと貯蓄していて心配ないようだと安心しました。
今の高齢者では積み立て型保険や投資した資金は無いでしょうが、形や金額は違っても老後の備えは多少なりともアテがあるのでは無いでしょうか?
段々と雲行きが怪しくなってきたよくある設定の家族ですがここから更に話をややこしくしていきましょう。

74歳の両親と44歳のご子息。
ご子息のアイドル熱は冷めたものの、長いアルバイト生活から正社員への道は本人の努力だけではもうどうしようもない社会構造なのは皆さんにもご理解できるでしょう。
家のローンも払い終わり、ようやく年金で細々と一家が食いつなぐ事ができる状態で一安心している時期ですが、ある日を境に状況は一変するのです。
企業戦士だった一家の主が突然脳梗塞で倒れ、障害が残ります。
リハビリ病院への転院を含めた入院費用は2ヶ月で30万円。
高額医療費の適用はあったものの、食事代は適応せず、17万円ほどの入院費に加え、日常生活物品代やハイジャック母の交通費で20万円ほど。
ハイジャック母は病院に分割で支払いをする約束をして退院するのでした。
退院後もリハビリを続けるため、介護保険を使ってデイサービスへ行くための費用や日々の生活費に追われ、ハイジャック母は家や息子の名前で借金を重ね生活日を工面していきました。
そんな心労が災いしたのかハイジャック母は急逝され、子供部屋おとなは簡単に葬儀を終わらせ、保険請求や贈与手続きを行うと衝撃の事実が発覚するのです。
ハイジャック母は家を担保に借金をして生活を工面していただけでなく保険も解約しており、入院費は月3000円ずつ払う約束で残りが15万円以上。
子供部屋おとな名義のキャッシングが50万円と、企業戦士の主が使った介護サービス費用も滞納している状況。遺産を相続しないと今の家には住めない。だが、遺産相続にかかる税金や手続きの費用も借金を返す費用もなく、ましてや葬儀代も払えません。
大分追い詰められてきていますがここまでは今後増えていくだろう想定内のお話です。フィクションではなく、限りなく現実に近いお話ですね。
更にその後を想像してみましょう。
仕方が無いので遺産相続を放棄し、アルバイト扱いでも働いていればいいよと理解のある大家さんが経営するアパートへ引っ越すことに…。アイドルグッズは一旦貸し倉庫を借り、必要最低限だけ抱えて介護が必要な父と共に生活を始めます。
家事を一切やってこなかった子供部屋おとなはインスタント食品で過ごしますが、介護をするどころかご飯も用意してもらえない父は段々と衰弱し、とうとう絶命してしまいます。
これは困った子供部屋おとな。年金を当てにしていた2人が亡くなり、借金もある…。子供部屋おとなは亡くなったことを隠し、ある日近隣住民の通報により遺体遺棄で逮捕となり世間を賑わすのでした。
10年後の世間はもうありふれた現実で、「また同じようなニュースが」となってしまうのかもしれませんね。これからはこんな世の中になるのでしょうかね。
ここでのポイントは、子供部屋おとなは、家でも外でもハイジャック母が常にコントロールしようとしているため外部との関わりや母以外の家族と関わりが少ないため、不測の事態が起きた際には金銭的にも精神的にも回避方法を持てずに育ってしまう事にあります。
借金があっても「心配ない」と母から刷り込まれているため現実が見られない。
決断を迫られる場面でも「誰かがどうにかしてくれる」と思考力が備わっておらず、考える事を放棄してしまうため、一般的な社会に対応できるだけの能力が備わらないのです。私も職業上家族に守られながら育ったお子さんが50~60代になって私と関わる事になるケースは多いですが、本当に何一つ決められない。両親が今どんな状況かも理解できないし、理解しようとしない。
ただ騒ぐだけで解決策を伝えても一切動かない。
誰かがやってくれると思っているフシがあるものの、介護保険上ケアマネが手続き代行できるのは介護保険の事だけで、住所変更や還付金、金銭的補助の申請は行えないものの方が圧倒的に多いです。
どうか子供部屋おとなを作ってしまうハイジャック母が少なくなる事を願います。こんな未来が待っているという妄想染みたエビデンス0の話を信じるか信じないかはあなた次第です。

私と直接お話したい、介護の相談、悩みを解決して欲しい。暇だから相手をして欲しいと言う変人さんは三本木さん(ケアマネ ソーシャルワーカー 介護福祉士)のプロフィール | ココナラ
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