ひろゆきも賛同のヘルパー報酬引き下げは政治家の都合のみ
インターネット掲示板2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さん(47)が6日、自身のX(旧ツイッター)を更新。来年度から訪問介護の基本報酬が引き下げられる政府の方針を憤る作家・乙武洋匡さん(47)のXに反応し「『金をいかに自分の懐に入れるか?』しか考えてない政治家が多数派なのが問題」などと私見を述べた。
福祉系業界紙の報道によると、1月22日に開かれた厚生労働省の分科会で2024年度介護報酬改定案が了承された。全体の改定率は介護職員の処遇改善に充てることなどで1.59%増となる。ただ基本報酬は特別老後老人ホームなどを増額する一方で、訪問介護など4つのサービスでは減額される。深刻的な人材不足から増額を求める声があがっていた訪問介護に関しては2.34%減額されるという。
乙武さんはヘルパー協会会長が「悔しくて切ない。我々はもう不要なの?」などと語ったインタビュー記事を添付し「『施設で暮らすのではなく、自宅で、地域で暮らしていく』という国の方針にまるで逆行する訪問介護の基本報酬引き下げ。企業献金が見込めない分野は切り捨てですか?」「『自宅で暮らしてください』『地域で暮らしてください』『でもその生活をサポートする介護スタッフの報酬は引き下げます』って、よっぽどアタマ悪いかサイコパスかのどっちかだろ」と連続投稿で怒りをぶつけた。
ひろゆきさんは、この投稿を受け「結局のところ、『金稼ぎます』という政治家がワシワシ日本の商品を海外に売って、会社に利益を出させて納税させて国民の福祉に、回さなければいけないのに、『金をいかに自分の懐に入れるか?』しか考えてない政治家が多数派なのが問題なのだと思う」と厳しく指摘した。
フォロワーも「金を自分の懐に入れるシステムが出来上がりすぎてる」「原因がわかっているのに対策できないの辛い」など共感の声を寄せた。
(引用ヤフーニュース)
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乙武もひろゆきも言及しているホームヘルパーの介護報酬改定
本当に潰れるところが出てきそうな報酬改定
前回の記事でも言及したんですけど、2024年4月から介護報酬の報酬改定が変わります。
そのおかげでホームヘルパーの値段が安くなるのでうれしいねって利用者さんとかはもしかしたら思うかもしれません。
確かに地域によって、所得にも微妙に違うんですけど一時間につき10円前後安くなりますね。
高いよりは安いほうがいいに決まってると思うかもしれません。
スーパーで野菜が100円よりも同じものなら90円のほうがいいよねっていう話。
介護業界でも同じといえば同じなんですけど、問題はこの価格が適正かどうかっていう話。
利用者さんが払う金額は1時間10円かもしれませんけど、ホームヘルパーを派遣する会社に入るお金は一時間100円となります。
もちろん、この日本は収入が減ったから職員の給料を減らしますっていうのができないんですよね…。
しかも介護は勝手に値上げできない…。
ということは仮に赤字続きだった場合、当然会社はつぶれてしまいます。
特に、ヘルパー事業所は立ち上げやすいのもあって経営とかしたことない介護畑から起業した人が結構多かったりする。
経営ど素人の人が頑張ってつぶれないように運営しているところが多いんですけど、その経営サポートのコンサルさんとかを呼ぶお金もないからどうにもこうにもならずに潰れちゃうなんて言うところも多い。
正直なところ、仕事はバンバン来るんだけど、ヘルパーさんを集められなかったり黒字にできなくて仕事は来ているのに廃業するなんて言うところも多い印象…。
その中で、更に訪問介護の報酬を絞るとなれば今まで何とかトントンで営業できていた事業所も赤字に転落するかもしれません。
そうなれば、利用者さんがついているところは買収されればまだいいほう…。
そのまま廃業でつぶれていくところは利用者さんが宙ぶらりんになりますね…。
迷惑をこうむるのは利用者さん…。
前回の記事でも説明はさらっとしましたが、職員も大手の介護事業所しか残らなければICT化待ったなしなので、基本的には働きづらくなるでしょう。
訪問介護職員の給料が低いっていうのも、他の業種でICT化についていけなかった人たちが集まっているっていうのも正直な部分であるのかもしれませんね。
給料安いけど、パソコンとか使わなくて済むから働きやすい的な…。
政治家は投票に有利なところへお金を流すは確か…
これは間違いないんでしょうね…。
ケアマネの処遇改善は進まないけど、介護職員の処遇改善は進んで、とうとうケアマネと介護職員の年収平均は10万円以下になりましたね。
ケアマネは少なくとも8年間介護業界に居なくちゃ取れない資格なのにもかかわらず10万円以下の収入差…。
さらに言えば、平均年齢だって介護職員よりケアマネのほうが圧倒的に高い…。
でも、選挙に勝つにはケアマネを味方につけるより介護職員を味方につけたほうが得票数を稼げるでしょう。
だって、ケアマネよりもダントツに介護職員のほうが多いもん…。
同じ理由で、セラピストは理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の各団体が別々に活動しているので得票数に繋がらないからめちゃめちゃいじめられていますしね…。
【公式】ケアマネ介護福祉士的に政治は得票数しか見ていないのか…
あながち間違いじゃないのかって思う介護報酬改定に激震…
マジで訪問介護の報酬を減らすっていうのは正直なところ考えていませんでした。
【公式】ケアマネ介護福祉士の読みが全然見当外れだったのかと思っていましたが、まさかの結果ですね。
しかも乙武さんやひろゆきさんまで言及しておりめちゃめちゃ炎上している…。
正直なところ訪問看護ステーションによる訪問リハビリと施設系が減ると思っていたんですけど、まさかの結果…。
確かに施設系を優遇すれば、まとまった職員人数で協会から票まとめが容易…。
更に献金も大きくなる…。
ただ、国が在宅での生活を推し進めているはずのこの場面でまさかの在宅系サービスを減らしてくるのはびっくりですね。
訪問介護をイジメるにしても、サービス付き高齢者向け住宅狙い撃ちとかだと思っていたんですけど…。
ある程度職員のいるサービス付き高齢者向け住宅だったら、単価が落ちてもその分界数はいればいいだけだから正直なところノーダメージだし…。
ホント怖いわあ…。
【公式】ケアマネ介護福祉士的にどうやってサービス付き高齢者向け住宅の訪問介護だけを狙い撃ちする法律を作るのかなってワクワクしていたのにこれですからね…。
まだすべての全容が明らかになったかといえば別ですけど、ほぼ決まりの流れ…。
地域包括ケアシステムが聞いてあきれます。
今回のケアマネが要支援を直接受けられたりする代わりに人数換算を1/2→1/3にするとかも結構正気の沙汰とは思えなかったけど…。
正直疲弊させるだけ…。
会社がどんどん潰れて大企業しか残らなくなれば票まとめも楽になる…。
そんな思惑すらあるんじゃないのかなって思うくらいですね。
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