ケアマネ協会会長がケアマネ更新研修の廃止に言及で条件有?
- ケアマネ協会会長がケアマネ更新研修の廃止に言及で条件有?
今、現場のケアマネジャーの関心を最も集めているテーマの一つが、更新制と更新研修の今後だ。このテーマについて、日本介護支援専門員協会の柴口里則会長は「更新制については廃止という選択肢もあります。ただ、外しがたい前提もあります」と指摘する。引き続き、柴口会長に話を聞いた。
日本介護支援専門員協会 柴口里則会長「一定の専門性、担保する仕組みは不可欠」
―ケアマネの更新研修について、「ケアマネジメントに係る諸課題に関する検討会」(ケアマネジメント検討会)の中間整理では、「利用者への支援に充当する時間の増加につなげる観点から大幅な負担軽減を図るとともに、あわせてその在り方を検討」するという方針も示されました。中間整理に更新研修の見直しが盛り込まれた点については一定の評価ができます。なお、更新研修については「廃止せよ」という声が協会にたくさん届いています。ただ…単に更新研修廃止とだけ訴えるのは、専門職として、どうなのかな、と感じざるを得ません。
―どういうことでしょうか。
廃止を訴えることは簡単ですが、専門職である以上「更新研修を廃止した後、どうするか」までを考えるべきではないか、ということです。そもそも、ケアマネジャーの基礎資格は多種多様です。その点を考えれば、一定の専門性を担保できる仕組みは、不可欠といえます。
「単なる更新研修廃止論は、専門職として無責任」
更新制と更新研修について、協会としての方針と考え方を以下に明示します。更新制と更新研修については分けて考えています。
更新制については廃止してもいい。ただ、ケアマネジャーが自己学習し続けられる仕組みが担保されるなら、という外しがたい前提はあります。
更新研修の廃止を論じるにしても、代替え案として、自己学習し続けられる仕組みが明示する必要があります。その代替え案を示さないまま、廃止を論じるのは専門職として無責任です。
研修の金銭面の負担「自治体が積極支援を」
―なるほど。更新制と更新研修に関する協会の姿勢・考え方はよくわかりました。上記の姿勢と考え方を踏まえた上で、法定研修について、改善すべき点はありますか。まず、研修を受ける上での金銭面の負担については、もっと自治体が積極的に支援に乗り出すことにより、現場の居宅介護支援事業所やケアマネジャーの負担を軽くすべきでしょう。
「再研修、より柔軟な受講を可能にすべき」
それから、昨今の深刻なケアマネジャー不足を思えば、資格の更新ができなかった「元ケアマネジャー」が現場復帰できる道も、広げる必要があるでしょう。具体的には、「元ケアマネジャー」が復帰するために課される再研修について、より柔軟な受講が可能になるよう見直すべきです。例えば、「一定期間中に、働きながら研修を受けることも可能」という形にすることなどが考えられます。(引用ケアマネジメントオンライン)
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ケアマネ協会会長がケアマネの更新制度廃止してもいいって言ってんの?
ネットで叩かれまくってるケアマネの更新研修…
めちゃめちゃケアマネの更新研修に関しては叩かれまくってます。
ケアマネの資格は5年間の時限的資格…。
5年後にもケアマネをやりたいんなら更新研修を受けなくちゃいけない。
2か月かけて料金も自治体によって大きく違うけど高い所だと4万くらい?
主な叩かれている内容をいくつか分けて説明しましょう。
親が死んでも休めないだろ!
まずは更新研修の厳しさについて。
これは【公式】ケアマネ介護福祉士もすごく納得できます。
ケアマネの更新研修は残りの資格が2年になると受けられる。
つまり、4年目、もしくは5年目の二回しかチャンスがない。
しかも四年目に更新研修を受けると10年間じゃなくて9年間しかケアマネができなくなる…。
大体みんなが5年目に受けたくなるのは当たり前の話…。
ただし、5年目に何かの理由で研修を受けれなくなると免許を失行。
つまり翌年からケアマネができなくなります。
研修の欠席による振り替え等を認めていないのが現状。
今はリモートでの出席が通年オッケーになりましたがうっかり研修を落とすと近隣都道府県の空き枠を狙いに片っ端から申し込みをしないといけない。
もちろん受けてくれる都道府県は皆無だし、大体みんなおんなじ時期に更新研修の日程を組んでいるので、研修を落っことしたときにはどこも研修の参加受付期間は終わっていることがほとんど…。
免許をなくして、更新研修ではなく新人研修を受けるという流れ…。
一年間の無職が決定する可能性があります。
故に、以前だと自分がどんな大けがであろうが家族が亡くなろうが研修会場に足を運んで研修を受ける必要があったわけですね…。
【公式】ケアマネ介護福祉士もケアマネの研修を受けている時に今日が出産予定日なんですっていう妊婦さんが研修を受けていて、翌週の研修で出産して無事昨日退院してきましたっていうケアマネさんがいましたね。
マジでおっかねえと思いました。
ちなみに【公式】ケアマネ介護福祉士も、そんな例外を許さない研修だけど会場が県庁所在地で車じゃないといけないけどめちゃめちゃ都会の中が会場…。
事故や渋滞も怖いし、そもそもつくかどうかもわからない…。
【公式】ケアマネ介護福祉士のとった行動は…。
前日前乗りで、会場最寄りの駐車場へ車中泊!!
しかも研修が2日続けてだったので、駐車場へ2泊!!
研修期間は真夏!!
朝五時に20分歩いてスーパー銭湯へ行くも、帰ってくるとすでに汗…。
正直なところ、こんな行動を選択した【公式】ケアマネ介護福祉士も異常だとは思うものの、そんな選択を選ばせた更新研修も確かに異常だなとは思ってしまいます。
何があっても休めないっていうのは本当にヤバいなと思ってしまいます。
研修長すぎだろ!
今はオンライン研修も組み合わせたハイブリット型になっていますがそれでも研修期間はこちら⇩⇩
初めての更新研修 → 88時間(専門研修Ⅰ56時間、専門研修Ⅱ32時間)
二回目以降の更新研修 → 32時間(実務経験が3年以上ある場合)
ぶっちゃけた話、ケアマネになってすぐ実務についた人は5年後ほぼMaxで件数を持っています。
その中でこの研修時間…。
オンラインで移動時間がゼロになったとはいえ、以前は完全に一日がかり…。
【公式】ケアマネ介護福祉士は前日前乗りしているので二日がかり…。
マジで不毛…。
研修費用高いよ!!
研修費用は都道府県ごと(厳密に言えば都道府県に配置されている各ケアマネ協会ごと)に料金が違う。
そもそもなんでだよってところはありますが、理由としては各ケアマネ協会が基金的なものとか補助金的なものを利用しているかしていないかの違いで値段が違う…。
それでも1万円から4万円くらいの講習…。
ケアマネとして働いて金稼ぐために金払うんかい!
みたいな印象ではありますね。
しかも、会社で出してくれる所もチラホラ程度…。
理由としてはケアマネの資格を落としても介護職員で働けるわけだから…。
単独居宅の事務所は補助を出すところが多い印象ですが、何か他の介護サービスを運営しているところはそっちで働けばいいでしょ?
って感じで会社が補助金出すところが少ない印象ですね。
主任ケアマネになると研修は2倍だぞ!
【公式】ケアマネ介護福祉士的にこれが一番納得いかない…。
居宅支援事業所、いわゆるケアプランセンター長的なのをやるのに必要な管理者資格。
ざっくり言うとケアマネを指導するケアマネの資格で事務所に1人か2人は必要なんですが…。
ケアマネの更新とは別…。
【公式】ケアマネ介護福祉士も5年に一回更新研修を受けて、尚且つ主任ケアマネも同時期に受けなくちゃいけない…。
更に主任ケアマネは地域包括支援センターが執り行う研修に出てないとそもそも受験資格がない…。
【公式】ケアマネ介護福祉士はフルリモートのため地元や営業エリアのケアマネ協議会に出れていない…。
研修の情報を仕入れられないため基本的には主任ケアマネを取りましたが5年に一回は失行するのが確実でしょう…。
ちなみに管理者で主任ケアマネを失行してしまった場合は基本的にケアマネの初心者がうけるとんでもない長い講習を受けてから主任ケアマネを受けるらしく一年間をほぼ研修漬けになるようです。
研修内容があり得ない!
【公式】ケアマネ介護福祉士個人としてこれが一番の問題だと思います。
介護保険制度ってそもそも3年に一回は大きく変わる。
ケアマネジメントの方針も大きく方針転換していきます。
例えばショートステイを例に見ても、介護保険制度創設期は
「本人がショートステイに行きたくないって言ってるので無理です。使えません。」
みたいな時代でした。
じゃあ誰が使うんだよ…。
多くの利用者さんが行きたくないっていうやん…。
デイサービスだってそうじゃん…。
それがだんだんと
「本人の意見は大事だけど家族の意見も十分くみ取らないといけません。」
に変わってきましたがケアプランにはあんまり家族のレスパイト的な意味合いで位置づけするのは良くないよね…。
みたいな時代に…。
そしてそれも段々と
「家族が倒れないようにレスパイトしていく必要がある」
に変わっていって、最近のマネジメント的には
「家族が仕事と生活を両立できるよう心身リフレッシュのためにショートステイ利用もオッケー。旅行?ライブ?推し活?行ってきなよ?」
っていう感じに変わっています。
たかが20年くらいでこれほどケアマネジメント手法も変わってきているわけですよ。
なので、新しいケアマネになった方からどんな研修を受けて、どんなマネジメント方針を教わったかっていうのがすごく勉強になったりします。
【公式】ケアマネ介護福祉士個人だけの意見で言えば、あの長い研修は勘弁ですが、マネジメント手法の方針転換とかをしっかり職務に落とし込みたい派なので毎年受けてもいいくらいです。
ただ、これも残念な話があります。
講師の力量にばらつきが大きすぎるところですね。
昨今の研修で、家族の意向を問題に書き込むな!
本人が困ってないんだからそれはあり得ない!
みたいな家族の意向や負担軽減の観点を完全無視っていういつの時代なんですか?
みたいな講師がいたりします…。
講師すらアップデートできないのかよ…。
そんな研修だと確かにお金と時間を思いっきりかけて、普段の業務を圧縮している分で研修が終わってもストレスは続くというのに本気でげんなりしますよね…。
ケアマネ協会会長も手放しで更新制度廃止は出来ない…
ケアマネ協会会長も言い回しが上手いかも…
これだけケアマネ更新研修にヘイトがついている中で、バッサリとそんなの無理って言ってしまうと批判が益々ひどくなる。
上手い事ヘイトを向けているケアマネ側もうまい事味方にしようって感じの発言。
流石会長って感じですね。
そんな会長が掲げる条件っていうのはこちら
条件その①「一定の専門性、担保する仕組みは不可欠」
【公式】ケアマネ介護福祉士もそう思うし、そもそも今の更新研修制度で保ててるんですか?
っていう所もありますが、法制度やケアマネジメント手法が時代によって変わっていくこの職業において、一定の専門性を担保する仕組みは必要ですね。
一定の専門性っていう所だけで見ると【公式】ケアマネ介護福祉士は毎年3回くらい試験して、一回でも合格できなかったら資格停止とかでいいんじゃないか。
試験もオンラインで30分程度…。
って思っちゃうんですけど、おそらくこれをやればケアマネになりたがる人が少なくなるし、ケアマネが更に不安定な職業になる…。
すでに今の更新研修に不満大爆発っていう状態なので、きっともっとみんなが納得するような方法を考えてくれるでしょう。
条件その②「単なる更新研修廃止論は、専門職として無責任」
この辺は条件その①と似通っているので、何とも言えませんが自己学習の必要性を訴えているようです。
更新研修があろうがなかろうがやってるケアマネは地域のインフォーマルサービスを利用するために情報収集したり地方自治体の新しい補助なんかにアンテナを立てていたりと基本的に自己研鑽していないとマネジメントが出来なかったりするのでその辺は必要になってくるのかなという所…。
むしろ5年に1回の更新研修でもっといろんなことを学びたいくらいですが費用、時間の対効果がものすごく悪い現状の更新研修自体もどうにかするべきだろうと思う所ではあります。
条件その③研修の金銭面の負担「自治体が積極支援を」
これに関しては看護協会や医師会同様、ある程度会費的にお金を集めて政治家へケアマネの処遇改善を訴えるロビー活動の費用を用意する必要があるため研修費用を取るなっていうのはちょっと難しいよねっていう話。
ケアマネ協会に関してはこの研修ビジネスと寄付金くらいしか収入減がない。
看護協会のようにほぼ全員が入会しているわけではないし、医師会のように会費が高額っていうわけでもない。
5年分の年会費をケアマネ協会に納めていると考えればそれほど高額な印象は受けませんが、問題は地域ごとに費用のばらつきがあること…。
その辺で仕方ないのかなっていう感じはありますけど、自治体差を解消する必要があるっていう所かなと思います。
実際に介護職員への給付金を東京都はガンガン打ち出しており、東京の事務所で働く職員が増えそうな雰囲気…。
自治体差はますます広がるばかりでしょう。
条件その④「再研修、より柔軟な受講を可能にすべき」
これに関してはとんでもなく同意します。
【公式】ケアマネ介護福祉士は新型コロナウイルス感染症の流行が真っただ中の時に更新研修を受けましたが初日は完全オフライン。
県庁所在地の会場に200人ほどがギュウギュウに詰められケアマネ協会からはN95のマスクとフェイスガード、ディスポ―ザル手袋の着用義務。
それができなかった人は入室禁止で即ケアマネの免許失行…。
集められて行われた研修はパソコンの電源の入れ方、ウェビナーの受け方、zoomの利用方法…。
挙句、どうしても出来なさそうな人はオフラインで研修を受けられますという案内。
正直なところ時間の無駄以外の何物でもなかったです。
ここまでして研修生を強制的に集める意味が全く分からなかったし…。
受講制度を柔軟にっていう話は分かりますが柔軟にするのであれば多分研修を年一回じゃなく2~3回にしないといけない。
大手のヘルパー養成講座のように全国どこででも受けられる一律の内容で、取りこぼしたコマは隣の都道府県に行けば受講できるとか、オンラインで別都道府県で取れるとかの協力体制ができないとほぼ無理…。
都道府県ごとに受講料金すら違う研修を足並みそろえるのは現状ほぼ不可能な状況にも見えますがそこをケアマネ協会が廃止の前にまず是正しますってことなんでしょうね。
【公式】ケアマネ介護福祉士的に多分どれもかなり無理っぽい…
更新研修以外に収入の柱が…
更新研修以外に各都道府県のケアマネ協会における収入って超絶微々たるもの…。
オンラインの更新研修が定員100名ずつなのも、それ以上だとzoomの使用量がガンって高くなるのが原因の一部でしょう…。
ウチの自治体ではっていう話ですけど、オンライン研修のために業者入れたのかなっていう気もする感じ…。
研修を運営している人たちはトラブルに全然対応できてなくて、どこかに電話したのが研修画面で見えたくらい。
多分だけど、リモートでオンラインの操作してる事業所さんでも入れてるんだろうなあ…。
めちゃめちゃ費用かけてんじゃん…。
正直そんな前部丸投げしたらだめでしょってくらい丸投げしてる…。
こんなところから外注に出してたらもう研修の柔軟性なんかを各都道府県のケアマネ協会が理解してシステムを一本化するとか多分不可能でしょう。
何言ってるかとか伝わらないと思うよ…。
そもそも更新研修を廃止にしてお金が無くなったらどうするの?
講習に必要なオンデマンド学習をサブスク提供してお金取りますとかにする?
ケアマネ協会の会員費を払わないと資格更新できないとかにしたら結果的に批判のヘイトが変わるだけ…。
お金を集める方法も都道府県のケアマネ協会ごとに考え方が違うだろうしこれはもはや一枚岩にはならないでしょうね。
【公式】ケアマネ介護福祉士の日常
隔離生活解放から0日目、子供の感染が確定…。隔離生活からの解放は秒で解除。
こどもと一緒に再び隔離部屋へ…。
ちょっと気がふれそう…。
流石に10日間小さい部屋に隔離された挙句にもはやスタンプラリーしかできないであろう業務をこなす感じだね…。
利用者さんの話はほとんど聞けないだろうなあ…。
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