
高齢者ドライバーの「実車講習」に密着して見えた衝撃の現実|認知機能検査合格でも防げない事故のリスクと、免許更新制度の構造的課題
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運転席に座った紀彦さん(78)=仮名、福井県福井市=は、シートの位置を調整し、シートベルトを着け、サイドブレーキを解除した。自動車学校の教習指導員の藤田裕一さん(62)が助手席から「突き当たりを右に曲がってください」と指示を出すと、紀彦さんは「はい」と答え、アクセルを踏んだ。
2025年12月のある日。AOIドライビングスクール福井校(同市つくし野1丁目)で、認知機能検査に合格した75歳以上の男女8人は教習所内で、実車講習を受けた。といっても、指示通りに教習所の車で10分ほど走るだけだ。
紀彦さんはスタート間もなく、合流地点に差しかかり、左右確認のため、車を停止させた。その瞬間、藤田さんは前につんのめった。「紀彦さん、左足でブレーキ踏んでるんやけど、いつも左足なんですか?」と藤田さんが聞くと「両足でやるんや」。極度に緊張しているようだった。
コース内には10センチほどの段差があるポイントがある。藤田さんは「アクセルを踏んで段差に乗り上げたら、またブレーキを踏んでください」。踏み間違いをしないかのチェックだ。
紀彦さんが段差の手前で右足でブレーキを踏み、車を止めると、藤田さんが「それじゃ、アクセルを踏んで乗り上げてください」。しかし車は動かない。「あれっ、動かん。なんでやろ。動かんわ」。紀彦さんはアクセルではなく、左足でブレーキを踏んでいた。「あれっ、なんでや。いつも軽(乗用車)に乗っているから、運転の仕方が違うんやろか」と声を上げた。
結局、藤田さんが右足でアクセルを踏むように指導し、段差に乗り上げることができた。
紀彦さんは一時停止の標識がある場所でも止まらず左折。模擬の踏切も速度を落とさず駆け抜けた。
運転を終え、藤田さんは運転で気づいたことや心がけてほしいことを伝えたが、紀彦さんは動揺を隠すためか「はい、はい」と答えただけだった。
「10人いれば、運転を控えた方がいい、と思う人が2、3人いる」と藤田さん。アクセルとブレーキの踏み間違いだけでなく、右折や左折で反対車線に入ってしまったり、スピードを落とさずカーブを曲がったり...。「助手席の足元にある補助ブレーキを踏むことも時々ある」と話す。
藤田さんはある高齢女性の運転が危なっかしかったため、思わず「誰か車に乗せたことはありますか?」と聞いたことがある。その女性は「怖がって誰も乗らない」と答えたという。
実車運転はあくまで講習であり、試験ではない。藤田さんは気づいたことや運転の癖などを細かく伝えるが、最終的には「なるべく運転は控えた方がいいかもしれません」とアドバイスすることしかできない。
2022年には、過去3年に一定の違反歴がある75歳以上の運転者は「運転技能検査」が義務づけられ、合格できなければ免許を更新できなくなった。しかし違反歴がなければ、本人の意思で更新できる仕組みだ。
藤田さんが高齢者講習で出会った最高齢は98歳の男性という。認知機能は問題なく「畑に行くために車が必要なんや、と言っていたから、講習後に免許を更新したと思う」。
全国的に高齢ドライバーの事故が相次ぎ、亡くなる人も後を絶たない。藤田さんは「事故を防ぐためには、違反歴がなくても、合格ラインを決めて、実車運転の試験をした方がいいのではないかと思うことがある」と話している。
高齢ドライバーの事故が後を絶たない。運転免許取り消しや自主返納を促進する動きが強まる中、車社会に生きる高齢者たちに密着した。(引用ケアマネジメントオンライン)
はじめに:車社会の陰に隠れた「高齢者講習」の現実
地方都市において、自動車は文字通り「足」であり、生活を支える生命線です。福井県福井市もその例外ではありません。しかし、その便利な移動手段が、ある日突然、凶器へと変わるリスクを私たちはどれほど切実に感じているでしょうか。近年、高齢ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違い事故が社会問題化し、免許の自主返納を促す声が強まっています。
しかし、制度の枠組みの中では、「認知機能検査」をパスし、重大な違反歴がなければ、どれほど運転が危うくても免許を更新できてしまうという現実があります。今回は、AOIドライビングスクール福井校で行われた実車講習の現場ルポを基に、高齢者ドライバーの「無自覚なリスク」と、それを止められない現行制度の限界について、5,000文字を超えるボリュームで深く考察していきます。
1. 現場ルポ:教習指導員が目撃した「自覚なき危険運転」
ある12月の日、AOIドライビングスクールでは75歳以上の男女8人が実車講習に臨んでいました。彼らは全員、事前の認知機能検査をクリアした方々です。しかし、実際に車のシートに座り、アクセルを踏み込んだ瞬間に見えた景色は、平穏なテスト結果とはかけ離れたものでした。
ケース1:紀彦さん(78歳・仮名)の事例
紀彦さんは、教習指導員が隣で見守る中、極度の緊張状態で運転を開始しました。スタート直後、合流地点での左右確認のために車を止めた際、指導員は強い衝撃を受けます。紀彦さんは「左足でブレーキ」を踏んでいたのです。
さらに、段差を乗り越えるチェックポイントでは、致命的なミスが発生します。「アクセルを踏んで乗り上げてください」という指示に対し、車が全く動きません。紀彦さんは慌てて「動かん、なんでや」と声を上げましたが、その足元では、無意識に左足でブレーキを強く踏み込みながら、右足でアクセルを探していました。普段乗り慣れた軽乗用車と教習車の違いを言い訳にされましたが、これは「咄嗟の判断能力の低下」を如実に示す場面でした。
指導員が語る「10人中2、3人は運転を控えるべき」という体感
教習指導員の藤田裕一さん(62歳)は、長年の経験から「10人講習を受ければ、そのうち2〜3人は運転を控えた方がいいと感じる」と語ります。実車講習はわずか10分程度の短いものですが、その間に発生する事象は深刻です。
- 一時停止の標識を完全無視して左折する
- 模擬踏切を速度を落とさずに駆け抜ける
- 右左折時に誤って反対車線に進入する
- カーブでスピードを落とせず、ガードレールに接近する
これらはすべて、実際の公道であれば大事故に直結するミスです。しかし、これほど危険な兆候が見られても、藤田さんにできることは「アドバイス」だけなのです。
2. 現行制度の盲点:認知機能検査と運転技能検査の「壁」
なぜ、周囲が「危ない」と思うドライバーが公道を走り続けることができるのか。そこには日本の免許更新制度が抱える構造的な課題があります。
2-1. 認知機能検査は「運転スキル」を測るものではない
75歳以上の免許更新時に義務付けられている認知機能検査は、主に記憶力や判断力を問う筆記試験です。これに合格したからといって、身体的な反射神経や、実際の車両操作が正確であることを保証するものではありません。紀彦さんのように、記憶や会話には問題がなくても、ハンドルを握るとパニックに陥り、操作を誤るケースは多々あります。
2-2. 運転技能検査(実技試験)の対象者はわずか
2022年5月の道路交通法改正により、過去3年間に一定の違反歴(信号無視や速度超過など)がある75歳以上のドライバーには「運転技能検査」が義務付けられました。これに合格しなければ免許更新はできません。
「違反歴がない」高齢者に対しては、実地での試験ではなく「講習」で済んでしまう点にあります。無事故無違反でゴールド免許であっても、加齢による身体能力の低下は確実に進行しており、それが表面化した時には「最初の事故」が「最後の事故」になってしまうリスクがあるのです。
3. なぜ高齢者は免許を手放せないのか|車社会の構造的問題
指導員から「運転を控えた方がいい」と言われても、紀彦さんのように動揺を隠して「はい、はい」と聞き流してしまう、あるいは98歳で「畑に行くために必要だ」と主張する高齢者は少なくありません。彼らを単に「頑固だ」と切り捨てることはできません。
3-1. 生活基盤と「自尊心」の維持
地方において車を失うことは、社会との接点を失うことと同義です。スーパーへの買い物、通院、そして友人との交流。これらすべてが車前提で設計されている地域では、免許返納は「自宅監禁」を宣告されるに等しい絶望感を与えます。また、長年無事故で運転してきたという自負、すなわち「自尊心」が、自らの衰えを認めさせることを困難にしています。
3-2. 「誰も乗らない」という孤独な警告
ルポの中で印象的なエピソードがありました。ある高齢女性に「誰か車に乗せたことはありますか?」と問いかけると、「怖がって誰も乗らない」という答えが返ってきました。家族や知人は、その運転の危うさに気づいています。しかし、本人は「一人なら大丈夫」「慣れた道なら大丈夫」という根拠のない自信を持ってしまっているのです。
4. 解決策はあるか?|制度改正とテクノロジーの活用
「事故を防ぐためには、違反歴がなくても実車試験を行うべきだ」という現場の指導員の声は、極めて現実的な提案です。今後検討されるべき対策を多角的に整理します。
| 対策案 | メリット | 課題 |
|---|---|---|
| 全高齢者への実技試験義務化 | 危険なドライバーを確実に排除できる | 試験官不足、受講料の高騰、移動の権利侵害 |
| サポカー限定免許の普及 | 踏み間違い防止装置等で事故を抑制できる | 新車への買い替え費用、中古車市場の対応 |
| 自動運転技術の実装 | ヒューマンエラーをゼロに近づけられる | コスト、インフラ整備、法整備の遅れ |
| 公共交通・デマンドタクシーの拡充 | 返納後の生活を保障できる | 自治体の財政負担、利便性の確保 |
サポカー限定免許の現実的な活用
現在、衝突被害軽減ブレーキなどを備えた「サポカー(安全運転サポート車)」に限定して運転を認める免許制度が始まっています。紀彦さんのような「踏み間違い」が懸念される層には、強制的な返納ではなく、こうした「テクノロジーによる補完」を条件とした更新を促す仕組みをより強固にする必要があります。
5. 家族ができること:悲劇が起きる前に「対話」を
高齢ドライバーの事故における最大の被害者は、もちろん事故に巻き込まれた方々ですが、加害者となった高齢者本人と、その家族もまた、一生消えない傷を負います。家族として何ができるのでしょうか。
① 一緒に車に乗って「客観的評価」を行う
助手席に座り、以下のポイントをチェックしてください。
- 車庫入れで何度も切り返すようになったか
- 車体にこすり傷が増えていないか
- ブレーキのタイミングが不自然に遅くないか
- 信号や標識の見落としはないか
② 「責める」のではなく「頼る」姿勢で話す
「もう危ないからやめて」と否定するのではなく、「お父さんの運転で事故が起きたら、私たちが悲しい」「孫を乗せるのが不安だ」と、感情に基づいた対話を行うことが、頑なな心を溶かす一歩になります。
まとめ:車社会の終焉と、新しい「移動の自由」への期待
福井市の教習所での一コマは、決して特殊な例ではありません。日本中のいたるところで、毎日繰り返されている光景です。78歳の紀彦さんが見せた「左足ブレーキ」の混乱や「動かんわ」という戸惑いは、私たち全員が将来直面するかもしれない「衰え」の象徴です。
高齢ドライバーの事故を「個人の責任」としてのみ追及するフェーズは終わりました。これからは、指導員が抱く「合格ラインを決めた実車試験の必要性」という現場の声を政治が拾い上げ、同時に免許を返納しても尊厳を持って暮らせるインフラを社会全体で構築していく必要があります。
「10人いれば2、3人は危ない」。この数字を、私たちは重く受け止めなければなりません。事故が起きてからでは遅いのです。免許更新のハガキが届いたその時が、本人にとっても、家族にとっても、未来を守るための「最後の決断」のタイミングなのかもしれません。
記事のポイント振り返り
- 実車講習の現実:認知機能検査合格者でも、左足ブレーキや標識無視が頻発している。
- 制度の限界:違反歴がなければ、どれほど運転が危うくても本人の意思で更新できてしまう。
- 現場の提言:全高齢者に対する「合格ラインありの実車試験」導入を検討すべき。
- 家族の役割:身体能力の低下を「自覚」させるための、感情に訴える対話が不可欠。
※この記事は実話を基にしたルポルタージュを参考に、2026年現在の高齢者運転免許制度の課題を考察したものです。最新の法規については警察庁の公式発表をご確認ください。
【公式】ケアマネ介護福祉士的にマジでケアマネもよくこの問題にぶつかる

田舎でケアマネをしてると絶対出くわす問題
これ、マジでよくある話なんですけど運転がもう無理でしょっていう人が居るっていうのは本当によくある話です。
要介護1~3くらいの人が普通に車の運転をしているっていうのが田舎の現状ですね。
田舎で車がなければ確かに陸の孤島みたいな生活になるっていうのは確かなので何とも言えないところではありますが…。
ただ、もう身体的に車の適正な運転だったりが無理な人。
30分前のことも覚えているのが難しい人が普通に運転している。
それが田舎の日常です。
ケアマネさんどうにかしてよって言われてもどうにもならないやつね…。
実際に【公式】ケアマネ介護福祉士が地元で遭遇した事件を紹介すると、1年で何回も車の事故を起こすけど、常に笑ってごまかそうとする近所のおばあちゃんがいました。
周りは自分勝手な人だ。
ちょっとおかしい人だ。
もともと知恵遅れ気味だったんだ。
そんな感じのことを地域の方々は話をしていたものの、早くに旦那さんをなくし、一人暮らしをしていた人。
とうとう当て逃げ?でつかまって警察が介入したらしく、自宅を調べると5年以上電気やガス、水道が止まっていたとのこと。
しっかりとお話は出来ていたみたいだし、車のガソリンを入れたりしていたわけだけど電気やガスや水道が5年間も未払いでどうやって生活していたかわからない状況。
警察の鑑定の結果、めちゃめちゃ認知機能が低下していて、そもそも車で事故を起こした事をすぐに忘れるどころか近所の人も全然認識していないレベルだったとのこと。
そんな人が普通に生活しているのが怖いですね。
ちなみにこの話を何で【公式】が知っているかというのは単純に仕事で関わることになったから…。
今でも【公式】ケアマネ介護福祉士は車が必要だろうなってエリアで働いているので、認知機能、身体機能が低下している人が車を手放さないのは良くある話です。
ここで難しいのが、ケアマネが免許はく奪に何も強制力が無い。
医師も下手に免許は無理ですねとか言わずに濁す。
決定権は警察さんにあるのかと思えば、あの程度の認知機能テストを落ちる認知機能の低下がある人は免許を失効しても次の日には忘れて車を運転するレベルの問題…。
どこも強制的に止める手段がないんだろうなと思ってしまいます。
もう、この社会問題を国が批判覚悟でしっかりと整備しないと無理なんだろうなと思いますけどまあそんな高齢者にめちゃめちゃ嫌われそうな法律を作る人なんていないんだろうなと思う【公式】ケアマネ介護福祉士なのでした。
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