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銀行が終活を応援。後見人制度要らずのアプリとは?

三井住友銀行に続いて地銀もスマホアプリで終活を応援?

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常陽銀行(水戸市、笹島律夫頭取)は人生の終わりに備える「終活」を支援する新たなウェブサービスを始めた。
スマートフォンで預金口座などの資産情報を手軽に整理でき、指定した家族と共有できる。共有する時期を死亡時に設定することもできる。
同様のサービスの取り扱いは、地域金融機関として全国初という。
 始めたのは情報承継サービス「あんしんノート」。
地元のIT企業に開発を委託した。
同行に普通預金口座を持つ個人客が対象で、閲覧できる家族は原則3親等以内で最大3人となる。
 登録する情報は、取引がある金融機関の支店名や口座番号のほか、不動産や保険、認知症に備えた介護や医療の意向などで、項目ごとに家族と共有する時期を設定できる。
登録時か死亡時を選び、その後に時期を変更することも可能だ。
登録情報は、利用者本人と指定された家族以外は閲覧できない。 
画面構成はシンプルで、白地の背景に見やすい大きさの文字を採用するなど「シニアに配慮したデザイン」(同行営業企画部)とした。
営業店の行員らが利用者をサポートし、円滑な登録の支援に加え、終活に関する悩み相談にも対応する。 
利用手数料は年間6600円。
申込手数料は3300円だが、9月末まで無料。

 

 


利用者特典として、インターネットサイトを通じて終活を支援する鎌倉新書(東京)への相談や、SOMPOホールディングスグループのプライムアシスタンス(同)が提供する認知症支援ウェブサービスが無料で利用できる。
 終活では家族などに対して希望やメッセージを記すエンディングノートや、公証人が作成する公正証書遺言といった手段もある。
 同行によると、エンディングノートは安価で手軽だが、サポートを受けられずに行き詰まったり、保管場所に困ったりするケースがある。
また公正証書遺言は法的に有効な一方、生前は共有できない上、費用が20万~40万円ほどかかることもあるという。
 同行担当者は新サービスについて「銀行が提供することによる安心感や、行員のサポートは大きい」と説明。
「(サービスを通じて)出てきた悩み事に寄り添える。それがわれわれの役割だ」と述べた
(引用ヤフーニュース)

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三井住友銀行に続いて常陽銀行も終活アプリをリリース

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遺言対策に公正証書も作れる?

つい最近、大手銀行さんである三井住友銀行が、金銭や健康を守るって言う目的で高齢者向けにアプリを作りますって言う事で発表したんですよね。
(詳しくはコチラ↓↓)

 

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ただ、新しいそのアプリを作る専用の子会社を設立しましたーって言うだけで、全然その全貌が見えなくて、なんだかんだで的外れチックなのができたら嫌だなあと思っていたんですけど、まさかの地方銀行が先手を打ってお金に関して特化したサービスを展開したんですね。
しかもこっちはもうリリース…。

位置情報を使っての見守りサービスとか、健康面には直接アプローチせず、外部の相談窓口で認知症症状とか、公正証書の作成とかを依頼。
自分達の専門分野であるお金の管理を血族と共有できるようになるって言う新たな取り組みみたいです。

これの魅力はいわゆる遺言をサラっと作れる上に閲覧タイミングも任意って言う所ですね。

いざ自分が何かあった時には公正証書で作られた遺言書によって財産相続や老後の資金に関してのやりくりができる。

ケアマネやご家族が大喜びしますよね。

 

富裕層向けサービス?

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年間6000円越えをどう判断するか?

月6000円とかならどうなの?
って思いますけど、月600円行かないって考えるとヘタなサブスクリプションサービスより割安なんじゃないですかね?
ネット保険とか入っていても、入っている事自体を知らなくて保険請求が無い。
保険請求の件数が少ないから人がそんなに要らないので人件費が安い。
だから保険料が安いみたいな部分にもつながる感じなんですけど、結局使わない(使えない)保険だったりとか、何のために入っているかもわからないサブスクリプションサービスと噛み直せばすぐですよね。
なんなれば電気やガスの業者さん変えただけで捻出できる金額です。
それで老後と言うか、自分で意思決定できなくなってからの事を伝える手段としてこの金額なら安いんじゃないかなって思ってしまいますね。

いざって言う時もこのサービス使っている家族さんなら病院代とか葬儀代くらいは引き出すのを許します。
みたいな措置が銀行側でやってくれるのであれば全然安いんじゃないのかなって思ってしまいます。

仲の悪い兄弟とかにはピッタリ?

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お互いの監視が出来る…

【公式】ケアマネ介護福祉士的にちょっとくらい使い方ではあるんですけど、仲の悪い兄弟とかを持った親は是非使った方がいいなって思っちゃいました。

認知症を患った後のお金の動きが不透明で、財産分与の時に兄弟げんかで裁判沙汰…。
残念ながら【公式】ケアマネ介護福祉士も施設職員時代にはそんなこんながあって、施設の利用明細をもう一度出して欲しいとか、ざっくりでいいから面会頻度だったり差し入れの状況を教えてくれないかと突っ込んでこられたことがあります。

ちなみに突っ込んでくるご家族さんはまだマシな方で、二件だけでしたが弁護士さんから金銭に関わる開示請求が来たことがあります。
ちなみに5~8年間分で、病院に連れていくため仕事を休んだであろう回数とか、衣類等お金がかかるものを頼んだ頻度や物品がわかれば…。
ってことでしたが、そんなものわかるわけありませんよ…。
服だって家から使ってないのを持ってきたときや買ってきたかもわかりませんし…。
(お金持ちの家は家の使い古したのは持ってこないからまだ救われているけど…)
あの時ほど日々の記録における家族とのやり取りを記載する必要性と、一年間の記録量の膨大さに圧倒されましたね。

これが施設に入ったり、認知症を患っているかもとなった時に口座の動きを兄弟で把握していればそれほど大きなトラブルに発展はしないでしょう。

少なくとも弁護士さん同士の殴り合いみたいな喧嘩にはね…。

 

遺言付きのエンディングノートアプリと考えれば全然安い…

もう【公式】ケアマネ介護福祉士的には安い感じしかしないので、常陽銀行さんに金融資産の大半を預けているのであれば是非使いたいくらいですね。

ところで常陽銀行さんてどこの銀行さんなんだろうと思ったら北関東なのね…。

都心じゃないんだ…。

こんな地方都市の銀行さんが頑張っているのにもうちょっと大手さんが頑張ってくれればいいのになあって思います。

【公式】ケアマネ介護福祉士御用達のSBI銀行さんとか、家族様に作った楽天銀行さんとかが作ってくれたら即利用するのになあと思ってしまいますが…。

 

【公式】ケアマネ介護福祉士的にはこれからの銀行はお金を預けるだけじゃ生き残れない…。

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銀行が考えた付加価値はマッチするのか?

需要としてはマッチすると思うんですよね…。

成年後見システムを不要とする銀行の仕組みだったり、資産を一元管理してくれる銀行さん…。

生き残りの一手としては悪くないよなあと思います。

需要がある分野に上手い事食い込んでいけそうなところだし、家族や本人にとってもこのサービスはありがたい。

ただ、需要があってもマッチするかどうかが問題ですね。

 

問題は契約までの道のり…

エンディングノートしかり、遺言しかりですが、自分の意志が確認できなくなった時の話なんですよね…。

コレばっかりは何とも言えない感じで、家族がやれっていうと

『早く死ねって事かー!!』

とか

『まだこっちはピンピンしとるわー!』

みたいな反感を買いかねないんですよね。

この辺を銀行員さんがセールストークで上手い事契約を取れるかどうかってところですよね。

ガチで頑張ってほしい。

コレが広く普及したら残された家族やケアマネが狂喜乱舞するくらい喜ぶでしょう。

ホントコレががん保険並みにポピュラーになる世の中にしてほしいもんです。

 

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