人員配置基準を3対1から0.9へソンポケア

健康で文化的な最低限度の生活SOMPOケアは7月31日、昨年度の介護報酬改定で導入された国の新たな制度に基づき、介護付きホーム5ヵ所で介護職員の人員配置基準を「3対1」から「3対0.9」へ変更したと発表した。【Joint編集部】
対象は神奈川県川崎市、東京都八王子市、愛知県名古屋市、大阪府大阪市、大阪府寝屋川市の「そんぽの家」。いずれも厚生労働省の定める要件を満たしたうえで、7月から緩和した基準の運用を開始した。
この新たな制度は、介護現場の生産性向上を推進すること、限られた人員体制でも質の高いサービスを提供できるようにすることが目的。テクノロジーの有効活用や業務の合理化・効率化を前提として、介護付きホームに人員配置基準の弾力的な運用を認めるものだ。
厚生労働省はその要件として、(1)委員会で利用者の安全やサービスの質、職員の負担軽減に向けた方策を検討していること
(2)見守り機器など複数のテクノロジーを導入・活用していること
(3)職員間の適切な役割分担に取り組んでいること
(4)これらの取り組みがサービスの質の確保、職員の負担軽減につながっていることがデータで確認できることなどを定めている。SOMPOケアは今回、緊急時の体制の構築、テクノロジーの定期点検、職員への研修、超過勤務の抑制にも取り組み、基準緩和の要件をクリアした。
今後については、「そんぽの家」ブランドを中心として、今年度内に計166ホームでの制度申請の完了を目指すと説明。「介護業界の最大の課題である圧倒的な人材不足に対し、データ・テクノロジーの活用による品質を伴う生産性向上を通じて、持続可能な介護の実現を目指す」としている。
(引用介護joint)
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施設系の原則は人員配置基準3対1って何のこと?

そもそも人員配置基準とは?
そもそも人員配置基準というのは国が決めた介護職員を魂ぐらい配置してくださいねっていう法律的な話ですね。
今回話題になっている3対1っていうのは夜間の9時間以外の日中と施設が定義した時間は職員が常勤換算3人は居てねって話です。
具体的に言えば、
早番一人
日勤一人
遅番一人
みたいな感じです。
もちろん日勤がパートさん二人とかでもいい。
取りあえず、合計3×8時間(月換算)誰かが働いていてね?
みたいな感じです。
めちゃめちゃざっくりでいうとそんな感じでいろいろ制約はあるんですけど…。
人員配置基準の緩和は昔から謳われていた
法令上、ICT化が上手くいってるところは人員配置基準を緩和しますよっていうのが出てきたんですけど、ぶっちゃけた話現実的じゃないよねっていうのが今までの話でした。
理由としては人員配置基準以上に職員を配置している所がほとんどだったんですよね。
理由として、24時間のうち日中と定義されている16時間で3人の職員が必要ってことだったんですけど、それを二人にすると遅番と早番で常に二人…。
こうなると、早番は遅番が来るまでホール大気。
トイレ誘導ですらビクビク…。
トイレ誘導している間にホールで誰か転んでたらどうしよう。
そんな感じで働くことになるので、基本的に何にもできません。
基本的に早番は夜勤者とバトンタッチっていう感じで出勤しますので、遅番が来る午後までは何にもできません。
だって、何かしようにもできる状態じゃないから…。
夜勤と違って、日中のワンオペ介護は基本的にみんなが活動していますので、どんなトラブルがあるかわかりません。
利用者さんの状態によっては離設、異食、転倒等々いろいろなリスクがあっておちおちトイレ誘導にも行けない状態です。
そんな時間を夜勤が帰ってからの朝ごはん、昼ご飯まで乗り切る…。
午後に遅番が来たとしても、早番か遅番が入浴介助を行うので、しんどいしんどい入浴介助か、不安がびっしりのホール待機が続くのか…。
いずれにしろ負荷が酷い…。
正直なところ、利用者さんのレベルによってはそんなワンオペ介護をしていれば転倒や異食により2~3回に一回は事故報告書を書くようでしょう。
そうなれば職員の離脱は本当にすぐでしょう。
ICT導入が行われている事業所は緩和していいよって話だったけど…
そんなこんなで、ICTを導入している場合は人員配置を緩和してもいいよっていう話ではありましたが、現実問題、3対1未満にするってことは日勤が常勤で常にいない状態を作ることになる。
そうなれば職員の負荷があまりにも大きいので職員が次々辞めてっちゃう。
まあそれがなくても職員は次々辞めてっちゃったりする施設も多いっちゃあ多いんだけど…。
あるいは利用者さんの安全を確保できない。
まあこれも、絶対の安全なんてものは存在しないんだけど…。
話はそれましたけど、実際問題で行けば、ICT利用の体制を引けているかどうかじゃなくて、職員がいるかいないかっていう話で日勤がいたりいなかったりするのが正直なところの現状ですね。
ソンポケアは満を持して禁断の3対1未満を目指す
という所で、通常の施設ではとても不可能と思われていた禁断の3対1未満を解禁していこうという話みたいですね。
実際にICT化が進んでいる所は、オムツ交換をしながらハンズフリーで記録を打ったりバイタル入力したりという記録面での業務簡略化。
1~2時間毎の巡視もすべてモニターや心拍測定マット等で簡素化。
これは導入するのかわかりませんが、今は入浴支援を半自動化できる特浴も出てきているのでこういった所を導入しまくりながら人員配置を減らしていくのでしょう。
【公式】ケアマネ介護福祉士的に見せ方次第ではこれで職員も収支も一気に独り勝ちできる可能性がある

テクノロジー満載で身体介護業務が少なく、楽そうに見える
今、介護業界って働く人が少なすぎて黒字なのに潰れていく企業や大手社会福祉法人等が運営する複合型施設が訪問介護やショートステイを閉鎖するっていうのはあるあるの状況。
人材確保をする上で、上手く見せればテクノロジー満載で、身体介護業務が少ないから楽に働けそうっていう印象を与えられそう。
そうなれば、介護業界内だけの話で言えば職員が集まってきそうですね。
あくまでも業界内での職員獲得競争に勝つっていう話であって、介護業界に多くの人が入ってくる的な意味合いではありませんが…。
特に若いスタッフを獲得しやすそう…
特にICT化が進んでいるという印象があれば基本的には若いスタッフの獲得に有利になるでしょう。
機械やテクノロジー、システムを上手く利用すれば楽に仕事が進むという中で、若いスタッフは効率を求め、集まる可能性が高いと思われます。
変わりに年配のスタッフにはちょっと敬遠したい施設になりそうな気もしますが…。
実情は違うにしても…
【公式】ケアマネ介護福祉士的に、機械化を進めても結局人員が減る。
つまり人手が減っているわけですから働くのはしんどいハズなんですが…。
むしろ、人出が減ってる分作業効率が確立できていない間は普通以上にしんどいハズです。
【公式】ケアマネ介護福祉士もシステムの入れ替えやインカム、離床バイタルセンサーの導入等の時期に関わっていましたが、ついていけないスタッフが多く、離職率が一時的に大きく上がった印象です。
ただ、ソンポケアのようにキレイな見せ方をできれば職員の確保は普通の企業よりも絡に行くんでしょうね。
見せ方で大きな違いが出るのはどこも一緒
見せ方って本当に大事だなって思うのは、関係ない実体験からも…。
【公式】ケアマネ介護福祉士は地域のお祭りの実行委員を行っていました。
今回のお祭りで、数多くのキッチンカーやテントでの出店がありました。
その中で、普段オープンから2時間待ちのクッソ人気店に出店していただきました。
YouTube、テレビ、snsでも話題になっているお店。
その出店だけでお祭り自体の集客が上がりそうなくらいの知名度…。
でも、ふたを開けてみたらその店舗さんは閑古鳥…。
理由は簡単。
テント出店だったけど、小さなメニュー以外のポップなし。
お店の名前も出してないし、のぼりや看板もない…。
5万人ほどの来場数で飲食の出店は30店舗ほど…。
イベントごとで出店のアルバイトを定期的にやっている【公式】ケアマネ介護福祉士は知ってますが、基本的に出店って見た目勝負。
どれだけ目立つか?
っていうのがすごく重要。
今回の人気店は、snsで出店する旨も発信していたのでそれ目当てで来た人もそれなりに居たのかなと思いますが、結局他の店に客を取られた形になったのでしょう。
話しはそれましたが、介護業界も出店と一緒で見せ方が重要っていう話。
まずは入り口で興味を持ってもらうっていうことがしこたま重要。
まずはそこからっていう話。
だから、介護職員の魅力を感じさせるようにイメージアップキャンペーンを国は行っていますが、それはそれで間違っていないと個人的には思います。
まあ、そのイメージアップキャンペーンのやり方自体が間違っていないのかっていう部分については微妙な話ではありますが…。
出店同様に、入り口で興味を引いてから。
周りに負けるような見た目ではすでに勝負は始まる前に負けているっていう所…。
最近話題の作業療法士によるネイルも同様
作業療法士のリハビリテーションによるネイルっていうのが批判されまくっていますが、それも同様。
キラキラした部分を見せようとした結果、大失敗したってところですね。
【公式】ケアマネ介護福祉士は医療畑に長らくいたので、作業療法士のネイルがリハビリテーションとして多額の報酬をもらっているみたいな世論とは別で、基本的にはネイルをするために自分でマニキュアの色を選ぶだったり、自分で塗るんだったら巧緻機能動作以外の何物でもないし、自分でぬれないにしても指を広げ続けたり、指先を静止するっていう動作訓練だろうなって想像がつきます。
ただ辛いだけのリハビリテーションをワンランク上げて楽しいリハビリテーションにしたわけですけど、それは作業療法士の中、広く見てもセラピスト界隈でだけ。
一般の人達はマニキュア塗ってリハビリ代取るってえぐいっていう認識。
どういったことを普段作業療法士がやっているかっていうのがそもそも世間に魅せられていないから、こういったことになるんでしょう。
社会保障費がガンガン高くなっている中で、この発信が見事に世の中の反感を買ったっていう話ですね。
世間が作業療法士によるリハビリテーションを理解していなくて、マニキュア塗ってリハビリ代を税金からせしめる悪徳ビジネスっていう見方をされた。
まず最初に作業療法士ってこんなことをリハビリとしてやっているっていう所を認知させるのが先だったという事でしょう。
特に理学療法士は歩行訓練、言語聴覚士は言葉の訓練みたいな感じで、代名詞がある中、作業療法士の専門性っていうのは介護業界でもちゃんと理解している人って少ないのかなって思います。
ちなみにこれだけえらそうにしている【公式】ケアマネ介護福祉士も、リハビリの必要性を感じた時に理学療法士の領域なのか作業療法士の領域なのかわからなくて、どっちの領域なの?
って聞くことは結構あります。
関係者ですらあやふやなんだから、まずはそこから発信するべきだったのかもしれませんでしたね。
まあそれだけ作業療法士がどんなことをやっているのかわからないから世間からは税金泥棒だと思われているかもしれないというのが分かっただけでも良かったのかもしれませんね。
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