大阪府特別支援学校教諭が生徒に反省文を背中に貼って校内を歩かせる

大阪府特別支援学校教諭が生徒に反省文を背中に貼って校内を歩かせる

大阪府の支援学校の女性教諭が、自分の給食を勝手に食べた児童の背中に反省文を貼って校内を連れ歩いたとして、処分を受けていたことがわかりました。
府の教育委員会によりますと、2020年10月、大阪府立特別支援学校に勤務していた20代の女性教諭は、当時小学1年の男子児童の背中に「ぼくは先生の給食を勝手に取って食べました。反省しています」と書いた紙を貼りつけ、約20分間、2人で校内を歩きました。
給食の時間、教諭が席を外している間に自分の分を児童に食べられたということです。
教育委員会の聞き取りに対し、教諭は「子どもへの理解が欠如していた」などと話し、今年9月、訓戒処分を受けました。
教諭はすでに依願退職しています。

(引用ヤフーニュース)

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理由は先生の給食を食べちゃったから

普通の学校でも許されない

最初にニュースを見た時、小学一年生が先生の離席中に給食を食べちゃったって事で、教員が書いた反省文を背中に貼り、校内を練り歩かせるというひどい話だなあ…。
先生として失格だなあ…。
くらいに見ていました。
小学一年生が悪ふざけでやったのかもしれないし、子供を持つ家庭の７人に１人が貧困の時代で、もしかしたら本当にお腹を空かせていたのかもしれない。
そんな時代で給食食べられたからってひどすぎない？
しつけとか教育とかそういう次元の話から逸脱した行為であり、教員が最低だなあくらいに思っていて、スルーしていたんですけどＴｗｉｔｔｅｒのフォロワーさんからメッセージがありちゃんと読み返すと特別支援学校の教員…。
翌日には全国メディアにも取り上げられまくっていますね。

特別支援学校の教諭がこれ？

正直なところ、普通の小学一年生でもこれだけ列挙したくらい明確な理由があるかもしれない。

教員として許されない行為だし、教員として配慮するべきところが目茶目茶あります。
クラスの７人に１人が貧困。
ふざけたふりして給食をもっと食べたかったのかもしれない…。
生徒と個別的に話す機会を持って単なる悪ふざけなのか、貧困なのか。
もしかしたらけしかけている生徒が他に居て、イジメの前駆症状なのか…。
考えればいろんな可能性があるのに…。
でも、これが特別支援学校となれば話はさらに別です。
よくこれで特別支援学校の教員が成立しているなと…。

発覚のきっかけは保護者からの通報

ココも大きな問題ですね。
他の教諭は何しているんだって話です。
正直な所、特別支援学校のお子さんが正確にその日あった事を伝えられるかって言われれば千差万別。
身体に障害を持つ子も通っている養護学校であればまだしも、最近はハッキリと身体と知的を分けて受け入れする自治体も多く、通常で考えれば被害に遭われた生徒さんはほぼ知的障害の子なのかなと…。
背中に給食を勝手に食べて反省していますって貼った状態で２０分も歩かされる。
小学校一年生で知的のレベルにも寄りますが、何が悪いのかを理解できる子がどれほどいると思っているんだろう…。
正直普通の小学一年生でも、それで反省するかどうかギリギリじゃないかな…。
怖いとか、辛いって思いが先行してやらなくなるだけで、決して悪い事をしてしまったという罪悪感から反省をするって感じにはならない様な気がします。
今回のケースでいえば、なんで２０分も歩かされているかもわからないだろうし、２０分歩く間に癇癪症状が出たり、不穏症状が出たりする。
悪循環以外の何物でもないでしょう。
そもそも２０分歩かせる間にも相当な虐待行為が無いと２０分もおとなしく歩かない可能性の方が高い気がする…。
そんな先生としてあまりに知識や経験が足りなすぎる先生を担任にしたんだろう…。
給食の件だって、そんなのある程度の経験がある職員さんだったら
充分に予見できるんじゃないですか？
介護業界においても、お弁当広げたまま対応に行って、食べられていたら職員のミス以外何もないですけどね…。
学校の体制にも問題があるようにおもえます。

２０２４年から更に事件が多くなる事が決まっている

腰かけ特別支援学校教員が増える

【公式】ケアマネ介護福祉士も全然知らなかったんですけど、２０２４年からは文部科学省の通達により、新人教員のうちに特別支援学校での勤務を数年しましょうって言う通達みたいですね。
(詳しくはコチラ⇩⇩)

新任教員、10年以内に特別支援学校で複数年経験を文科省が通知：朝日新聞デジタル

　文部科学省は31日、新任教員が、採用後10年目までに特別支援学校や小中学校の特別支援学級で複数年教える経験を積むよう求める通知を、各都道府県の教育委員会に出した。特別支援学校・学級に通う子どもは増えているが、専門の免許を持たずに教えている教員が多く、管理職の勤務経験者も少ない。経験者を増やし円滑な授業や学校運営につなげる狙いで、2024年度からの実施を促す。
(引用朝日デジタル)

という事は腰かけの数年丁稚奉公気分で来ちゃう職員さんに子供たちを見て貰うって事になります。
正直な所、介護業界ですらこう言った事が問題になった時、原因として挙げられるのが、病気への理解度…。

高齢者が抱える病気なんて、特別支援学校、支援級に通う子供たちと比べれば少ないもんですし、学校と違って何かを求められている部分や期待されている部分というのは圧倒的に少ない。
教員と介護職員を比べるなって言う話になるかもしれませんが共通する部分があるにもかかわらず、期待されている部分が大きく違う。
介護職員も腰かけ気分の人は居ますが、教員にとって特別支援学校や支援級がただの通過点で本当に腰かけとなってしまっています。
もちろん腰かけ状態でも、全力を注ぐ教員さんが大多数だと信じたいところはありますが、新任のうちに経験しておけって事なので、今回のような間違った方向で力がそそがれたり、教員自体に大きな負荷がかかってメンタル病んだりしないかなと不安な部分も多いですね。

【公式】ケアマネ介護福祉士的に難しい問題…

学校に求められる事、支援学校に求められる事が多いのは確か…

教員に求められる事が多いわりに激務って言う事で、メチャメチャ話題になっていますよね。
ブラックすぎる教員って感じで…。
今は見直しされ始め、部活は外注したほうがいいよね？
じゃないと教員のプライベートないもんね？
世の中的にも金八先生や鬼塚先生みたいになんかあったら急に家へ飛んでくる先生が居るとすれば結構スレスレな気がします。
そんな中で、虐待だったり性的な被害とかもあったりで教員の質を問う声も上がっていますよね。
まあその通りだとは思います。
人生の一端を担う教師。
しかも、こっちから塾のようには先生を選べない…。
命を預かるって意味では医療、福祉分野も変わりはないんですけど、まだそんな風潮にはなってないですよね。
両方とも、そんなに嫌なら私立のしっかりしたところに行けとか、病院がくっついているようなお金持ち専門の所に行けばいいでしょ論争になってくるんでしょうけど…。
最低限の教育を受けさせてもらえるだけ有り難いと思え、発展途上国なんか全然だぞ！
みたいな話も出てきたりするでしょう。
今は日本の話を考えているのに…。

話が大きくそれましたが、特別支援学校の教員を早い段階で経験することによって、そういった子供達の対応やグレーな子の早期支援につながる可能性があったりと確かにメリットっぽい事は多いなっていう印象はあるものの、その新任教員さんを人員１人とカウントすることがもう決まっている。

ちょっとそれが怖い所で、通常の子供よりも配慮が必要なケア児を新任教師さんに丸投げする世の中…。

そういったどちらにもプラスに働かない事は勘弁してほしいなと思う【公式】ケアマネ介護福祉士なのでした。

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