一人っ子政策で高齢者だらけ中国は高齢者自宅に月一訪問介護義務付け
【CNS】中国政府は2023年末までに、障害のある高齢者向け訪問介護サービスのシステムを確立することを決めた。
2024年末までには、訪問介護サービスを普及させ、続いて2025年末までに、障害のある高齢者に対して最低月1回の訪問を100%実施し、効果的な支援を受けられるようにするとしている。
民政部、共産党中央政法委員会など10部門が合同で発表した「高齢者向け訪問介護サービスの実施に関する指導意見」(以下、「意見」)に盛り込まれた。
「意見」は、訪問介護サービスは政府が主導し、社会各層が参加することを明確した。
定期的な戸別訪問、ビデオ通話、遠隔モニタリングなどを通じて、困難を抱える高齢者の生活実態を把握し、介護をサポートし、高齢者のニーズに応じて必要なサービスを紹介し、提供することとしている。
困難を抱えた高齢者のための訪問介護サービスをどのように実施するかについて、「意見」は5つのタスク(任務)を示している。
1つ目は、訪問介護サービスの仕組みの確立。
全地域で、困難を抱える高齢者の徹底的な調査を実施し、高齢者の生活実態や、高齢者とその家族の要望、在宅介護の困難や安全リスクについて聞き取った上で、訪問介護サービスを提供する。
2つ目は、訪問介護サービスの内容の充実。全地域で、地域の実情に即して、個人の自発的性を前提とし、現場のニーズを満たすことを大切にし、在宅介護における高齢者の困難を解決し、安全リスクを解決するために努力していく。
3つ目は、訪問介護サービスの力の充実。全地域、全当事者の力を合わせて、高齢者介護サービス機関の専門性を発揮し、地域のデイケアセンターなどのサービス施設ネットワークを通じて訪問介護サービスを実施する。
4つ目は、訪問介護サービスの質と効率の向上。訪問介護サービスの基準と仕様を策定し、サービスの頻度を合理的に決め、障害のある高齢者のためのデータベースを作り上げ、高齢者のさまざまな生活スタイルに応じた技術的アプリケーションの開発を奨励する。
5つ目は、訪問介護サービスへの緊急対応。訪問介護サービス担当者は、訪問中に差し迫った問題を発見した場合、できるだけ早く緊急連絡先にダイヤルすることを手伝い、その後の処置状況を記録する。
サービス対象に感染症などが疑われる症状を発見した場合、感染予防のために緊急対応する。
(引用ヤフーニュース)
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日本よりも高齢化スピードと介護者不足で深刻な中国
両親を一人っ子が支える中国
日本も状況に関してはそんなに変わらないんですけど、中国は一人っ子政策という、子供二人目から割増増税しますよ?
的な政策を長年行っていました。
とっくの昔に一人っ子政策は終わったのですが、一人っ子で育った子供たちが結婚自体を望まなかったり、一人で老親の面倒を見るのが精いっぱいで結婚相手を探せないとか、相手の親まで面倒を見なくちゃいけないからとかいろんな理由があるのかもしれませんけど、2021年度の中国における出生率は1.16…。
ちなみに日本は1.3
韓国に関しては0.88という異次元の数値をたたき出しています。
ざっくり計算すると、女性一人につき中国は1.16人しか子供を産まないので、年々人口が減っていきますよね。
日本も同様なんですけど…。
で、中国が一人っ子政策を始めたのは1979年から。
現在43歳。
ちょうど、中国の平均寿命が78歳なので、親御さんが60歳代…。
介護状態になるかならないかのボーダーラインですね。
あと10年もすればもう日本以上の介護地獄が待っているのは明白な状態ですね。
日本が介護問題でどうしようと悩んでいるのを知っている中国はさっそく日本の二の舞にならないように施策を作ったという所でしょう。
中国は一人で二人の親をみるのが当たり前…。
2人で両親4人見なきゃいけないのとどっちがいいかはさておき…。
独身が多いのも日本もほとんど変わらない状況ではありますけどね…。
アジアはどこも高齢化が待っている
どこも人口減少が著しい
韓国の出生率0.88はまさに異次元ではありますけど、出生率が2を超えている地域ってアジアでほとんどないんですよね…。という事は大概の地域が人口減少…。
介護問題がアジアでは共通の問題となっています。
そんな状態だからこそ、日本が介護を輸出しようといろいろ動いているんですけどね。
日本式介護は次々撤退したけど賞賛の嵐
中国が急激な高齢社会になるって事で10年ほど前から中国の介護業界へ日本の大手が参入したんですよね。
でも、最近次々撤退していく企業さんが増えています。
もちろん中国の文化や考え方にコミットして残った企業もそれなりに居る。
中国では残っている会社さんが酷評され、撤退した事業所さんが英雄扱いされているというネット情報を目にしました。
ちなみになんでかなって思ったんですけど、調べたらちょっと面白かったんですけど、撤退した日本企業は日本式の介護を貫いて、必死に伝えようとしたみたいですけど、どうしても中国に受け入れられなくて撤退したみたいですね。
でも、それがなんでかっていう話になった時、教えられた中国の方々がこんな介護を中国に広めたい。
これこそが介護だと感銘を受けたらしいです。
その日本式介護を貫いたがために全然上手く行かなくて撤退したけど、それでも日本式介護をやめなかったっていう事でめちゃめちゃ賞賛されている。
代わりに残った事業所に関しては介護とは呼べないような悪徳ビジネスに成り下がっているってことで中国から嫌われちゃってるっていう話みたいですね。
中国文化にコミットした所はとても介護とは呼べる場所ではないと酷評されているのにもかかわらずビジネス的には成立しているっていうのがめちゃめちゃ不思議な所です。
ホント謎なんですけど、それが日中で介護に対する考え方が大きく違うって事みたいですね。
自宅につき一訪問を義務付けるくらいの財政と人件費が払える中国はまだ余裕なのか…
国が決めたって事なんで、国費で賄うのかなっては思うんですけど、全額公費なのかな?
もし全額公費だったら日本は出来ないのかな?
まあ財政状況も違うしその辺は違うのかなと思ってしまいます。
この辺に関しては全然【公式】ケアマネ介護福祉士ではなく別の人の方が詳しいんでしょうからあまり言及しませんが…。
ただ、介護状態が進まないように国が考え始めているという所に関しては日本の自立支援介護に沿っているのは日本の介護にとっても認められているっていう所でしょうね。
【公式】ケアマネ介護福祉士的にアジアはどこも人材不足なのに…
アジアは大概状況が似たり寄ったり…
なんか日本だけが突出して高齢化が進んでいる。
中国は一人っ子政策で今後ヤバいくらいは知ってましたけど、一人っ子政策の煽りはとっくに終わってて、むしろ状況が深刻って話みたいなのは知りませんでしたし、他のアジア各国は全然平気なもんだと思ってました。
むしろ人材余ってるのに仕事がないみたいな…。
めっちゃ勘違いだった…。
どこも介護の手が不足している。
という事は、こんな人海戦術的な介護じゃなくてもっと機械に頼ったり、効率化を求める介護、そもそも介護状態にならないような施策っていうのが更に発展しなくちゃいけないって事ですよね。
本当に考えさせられるニュースだなと思った【公式】ケアマネ介護福祉士なのでした。
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