主任ケアマネが減少でケアマネ協会が献金できずに処遇悪化確定
2022年10月1日時点の居宅介護支援事業所の主任ケアマネジャーの数は前年より976人少ない4万8147人で、現在の調査方法になった2018年以降初めて減少に転じたことが、厚生労働省が公表した最新の「介護サービス施設・事業所調査」で分かった。
2018年の居宅介護支援事業所のケアマネジャーの数は12万2人で、このうち主任ケアマネジャーは3万5765人。その後、ケアマネジャー全体では減少の一途をたどる中、主任ケアマネジャーの数は増え続け、2021年には4万9123人と、5万人に迫っていた。
同調査のケアマネジャーの数は2018年から推計値となっているため、この点を留意して考える必要はあるものの、政府統計のホームページで公表されている2010年までさかのぼってみても、主任ケアマネジャーの数が減ったのは今回が初めてだ。
2022年の居宅介護支援事業所の数は、前年から495事業所減の3万8461事業所で、減少傾向に歯止めがかからない状況となっており、主任ケアマネジャーが減少局面に差し掛かっているとの見方もできる。
(引用ケアマネジメントオンライン)
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主任ケアマネの人数が減った
主任ケアマネへの高い壁
主任ケアマネの人数が初めて減ったってことですけど、そもそも主任ケアマネを取得するにあたる大きな壁をまず説明していきましょう。
【公式】ケアマネ介護福祉士もそうだったんですけど、めちゃめちゃ高い壁があるんですよね。
本当に主任ケアマネを今年獲得したんですけど信じられないくらいしんどいんですよね…。
まずはそのフローから確認していきましょう。
①ケアマネになるまでのフローが遠い
もちろん主任ケアマネになるまでの前提で、ケアマネになるまでがめちゃめちゃかかるんですよね。
今の法律だと、最短で専門学校とかを出て20歳で介護福祉士を取得。
そのあと5年間勤めて、ケアマネを現役合格。
25歳でケアマネが最短ルートですが、実際は30歳前後が普通の最短って感覚ですかね?
②主任ケアマネとしての条件がさらに厳しい
更に厳しいのが、主任ケアマネになるための条件ですね。
条件として専任で5年間ケアマネをやらないといけない…。
ぶっちゃけた話、今のご時世ではほとんどこの経験を積めないでしょう。
それはなぜか?
専任で5年間…。
つまり、介護職員等の他の業務につけないってことになります。
【公式】ケアマネ介護福祉士もそうでしたが最初は主任ケアマネを取得するために専任のケアマネとして働いていましたが、介護職員不足や介護職員に分配される処遇改善交付金により兼務することになりました。
介護職員を兼務すると年収が処遇改善交付金により【公式】ケアマネ介護福祉士の場合ですが年収100万円+夜勤もやったのでその手当まではいるようになりました。
専任で5年間絶対にケアマネとしてやり遂げるんだという固い意志と経済力がない限り、簡単に兼務してしまうでしょう。
身体が言うことを聞かなくなり【公式】ケアマネ介護福祉士は仕方ないので居宅ケアマネに移り、専任期間を積むことができましたが、施設で働いている施設ケアマネはほとんど不可能っていうのが実情にはなりますね。
実際、【公式】ケアマネ介護福祉士もケアマネジャー歴自体は10年ほどですが、主任ケアマネを取得したのは今年…。
介護業界20年になるのにも関わらず…。
しかもケアマネを最初から目指していたのに最短からは程遠いです。
②研修まみれ…
主任ケアマネになるためには
①ケアマネになるための研修2個
②ケアマネの資格を更新するための研修1個
③主任ケアマネになるための研修1個
これをクリアする必要があります。
どの研修も2週間ほど必要になるのでホントにきつい…。
しかも一般のケアマネとして仕事をこなしながら…。
かなりしんどいんですよね…。
③維持するのも大変
せっかく苦労して取った主任ケアマネではありますけど、これを維持するのも大変。
5年間の猶予があるとはいえ、5年間の間にひよこケアマネ未満の研修に付き合ったり、各種研修を受けたりする必要があります。
条件を満たさないと、主任ケアマネを継続できません。
しかも、主任ケアマネの更新に必要な研修はもちろんあります。
最早一般業務をしながら超絶苦行しかないって話になりますね。
そもそも主任ケアマネが減ると困ることがあるの?
これが主任ケアマネが減った理由の一つかもしれませんね。
主任ケアマネがないと困る理由がボヤっとしているからでしょう。
主任ケアマネにしかできないとこと言うと、居宅介護支援事務所の管理者要件が満たせないだけです。
分かりやすく言えば居宅ケアマネの管理者が居ないとケアマネの事務所が開けないっていう話です。
つまり居宅ケアマネの管理者をやっている人、管理者になる予定の人以外は特に必要としない資格になります。
しかも、ずいぶん前から管理者は主任ケアマネしかできませんよっていう話になっているんですけど、これを本気でやると廃業、停止するケアマネ事務所があんまりにも多く、介護業界が崩壊するよっていう話になります。
そのため経過措置的に昔からある居宅は主任ケアマネじゃなくてもいいよ?
ただ、なるべく早めに主任ケアマネとってね?
新しく立ち上げるところは主任ケアマネ持ってないと立ち上げさせないからね?
みたいな期間がずっとずっとずっと続いています。
何とも言えない感じですね…。
じゃあ別に主任ケアマネが減っても問題ないよね?
ぶっちゃけた話、全然問題ないかもしれません。
主任ケアマネが減ることによって大きな介護保険への影響はないかもしれませんね。
ケアマネの事務所が減ってしまっているので、本当に必要な人っていう母数自体が減ってきている印象があります。
ケアマネ自体の待遇が悪くなる可能性がある…
ただ、大きく懸念する部分はあります。
それはケアマネ協会にお金が入らないこと。
ケアマネの研修が減るってことはケアマネ協会に入るお金が減るってことです。
医師会は医者がガンガン大金を払うので問題ないですし、看護協会は人数の暴力で一等地に事務所を構えられるくらいの金額が集まっている。
今問題にはなってますが、その集まったお金を政治家さんに寄付することによって、自分たちに有利な政策を作ってもらっているから医療業界は安泰っていう部分も大きいんですよね。
ケアマネ協会の収入が減るってことは献金が減るってこと。
それでなくとも人数も資金も集められないので立場的に弱く、おかげで処遇の改善が遅れている現状…。
それがさらに加速するかもしれないっていう懸念があります。
【公式】ケアマネ介護福祉士的に看護師協会は半強制みたいな感じでお金集めているけどね…。
いいのか悪いのか…
いいのか悪いのかですけど、看護師協会なんかは半ば強制的に集めていて、看護協会へ払うお金は会社持ちなんて言うところもよく聞きます。
その辺を考えると、ケアマネ協会も強制的に集めるシステムを最初に作っておけばよかったんでしょうけど、まあそれは今更の話ですね。
ケアマネという仕事は母数もそんなに多くなくていい仕事だし、機械化されそうな仕事ではある…。
絶対に人間がやる方がいいってことを証明していかなくちゃいけない。
その中でも、政治家にそう思わせるために話をするのにお金が必要。
良くない構図ですが、今の日本はこのシステムで長らく作り上げてきた体制…。
これを変えるのは相当大変。
裏金問題で、多少ざわついてはいますけどそんな簡単には変わらない…。
主任ケアマネの研修費用で儲からなかった分…。
献金できなくなった分…。
待遇が悪くなる可能性があるのは頭に入れておかなくちゃいけませんね…。
処遇改善交付金がもらえないのもロビー活動が足りないのも理由の一つかもしれませんしね…。
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