59歳利用者へ熱湯をかけ逮捕の群馬県桐生市元介護職員と施設の闇
群馬県桐生市の特別養護老人ホームで入所者の女性に高温のシャワーを浴びせ、けがをさせたとして、元職員の女が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、桐生市の特別養護老人ホーム元職員・青木優香容疑者(21)で、去年9月、当時入所していた女性(59)に入浴介助の際、高温のシャワーを浴びせ、頭や胸などに重いやけどを負わせた疑いが持たれています。
警察によりますと、女性(59)は自ら被害を訴えることができる状態ではなく、事件の7日後に職員がやけどに気づき、警察に通報しました。
その後、施設関係者への聴取などから青木容疑者の関与が浮上したということです。
青木容疑者は取り調べに対し容疑を認めているということで、事件の経緯を調べています。
(引用ヤフーニュース)
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59歳の利用者さんに熱湯をかけた容疑で21歳青木優香容疑者が逮捕
自供した犯人
今回の事件は入浴中に59歳の利用者さんに対し熱湯をかけて頭から胸などに大やけどを負わせたという事件ですね。
事故だったのか事件だったのかは自供がなければわからないところで、よくある事故として片付けられてもおかしくはないところでしょう。
利用者さんがしっかりとしゃべれる人だったのか?
認知機能低下はあったのかによって状況は大きく変わったでしょうが、事件があったのが去年の九月。
半年近くが経過してから犯人逮捕ってことなので、利用者さんが自ら被害を訴えたり、犯人を伝えられるような状況ではなかったということですね。
まあ特別養護老人ホームの介護比率が3.95ということでほぼ要介護4…。
犯人が事故だ、気づかなかった、故意ではなかった等の発言をすればそうそう逮捕できない案件だったでしょう。
それを執念の捜査があったのか、科警研的なところが頑張ったのかはわかりませんし、もしかしたら犯人が自責の念に駆られて自ら自供したのかもしれないし、あんまり今の時代は考えられないけど、鬼のようにまぶしい裸電球の光浴びせられながら怒号飛び交う警察官の尋問に心折れたのかもしれません。
この事件にも介護の闇が潜んでいる
事件発覚が7日後…
ここで大きな問題となるのは事件発覚が7日後ってことですね。
虐待事件よりも正直なところ闇が深いと思ってしまいました。
頭や胸が大やけど…。
浸出液とかも出ていたでしょうから基本的にパジャマ⇔私服への交換があれば14回は衣類の脱着があったでしょうから気づくような気がする。
更に、昨年九月なら絶賛コロナ蔓延中…。
それだけやけどを負っていたら熱も上がるだろうしバイタル測定も全員定期的にやってるところだってある。
何より熱が上がってる利用者さんを7日間も見過ごしている…。
職員の質として一人二人の問題じゃないぞって話です。
ユニット型の入浴は日中でも密室
人員配置緩和が目前の介護業界。
今でさえ、ユニット型特別養護老人ホームだと遅番と早番と夜勤がいれば成立してしまう最低人員配置基準…。
本当に人員配置基準通りに人を配置している施設であれば、2人いる時間帯なんて日中は2~3時間程度…。
その中で入浴をこなすとなれば、ホールを空っぽにしてのワンオペ…。
その中でこういった虐待が起きても誰一人気づきません。
今回は犯人の自供で発覚しましたがそれでも逮捕に至るまでは半年ほどかかっている。
しかも犯人は退職済みの人間。
施設としてもかばう必要もないためガンガンに事情聴取できたはず…。
それでも半年…。
もう浴室にすらカメラつけた方がいいんじゃないかと思ってしまいますが、それをやると今度は違う虐待で問題になってしまいますね。
施設側は訓戒処分を下しただけ…
今回この施設は事件発覚後の九月に犯人に対し訓戒処分を下し、犯人自ら10月末で退職したとのこと。
訓戒処分とは、経済的な処罰(減給やボーナスカット)をせず、職務にも(異動や降格)影響のない分のことで、いわゆる厳重注意した的な感じです。
施設側としては事故って感じで処理。
今後気を付けるようにって話にしてたけど、警察がガンガン事情聴取に来たし本人が退職っていうならって感じですね。
これもかなり介護業界の闇です。
虐待の疑いをかけられた職員やほぼ黒だと施設側が判断すると、施設の名前が公表されたりするのを嫌がって大体は半ば強制的にやめさせたりするところもあるくらい。
そのくらい重い罪なんですけど人がいない施設はそれでも働かせるしかない…。
一日でも長くそんな危険な職員さんでも働いてほしい…。
こんな状況なのが今の悲しい介護業界の実情なのでしょうかね…。
【公式】ケアマネ介護福祉士的にそのうち施設の名前とか出ちゃうし、SNSとかもバレちゃうんだろうなあ…
21歳のSNSは割と簡単に判明しそうな気がする…
【公式】ケアマネ介護福祉士のように地域をいくつか渡り歩いているとSNSでリアルとリンクしている人も少ない…。
なんか事件を起こしてもそうそう見つからないような気はするんですけど、21歳のSNSとなれば高校の同級生とかからすぐにわかっちゃって、施設名とかも時間の問題で判明しちゃうんだろうなって思います。
このブログが上がるころにはすでにまとめサイト的なところとかがどこの特別養護老人ホームでの事件だったかとか、SNSはすべて発見済みだけど逮捕されているから更新はないにしても削除とかはされていないだろうから誹謗中傷(誹謗中傷といっていいのかは定かじゃないけど)の嵐になっているんだろうなと思ってしまいます。
名前も顔も出ているし、もう近所では自宅までバレているかもしれませんね。
一家離散の可能性も十分にありますね。
【公式】ケアマネ介護福祉士が家族の立場なら絶対地元から離れますね。
日本は犯罪者に厳しい世の中のはずなのに…
割と日本は犯罪に厳しく、刑期を終えても再就職が難しくてまた犯罪に手を染めたりする人が多い印象です。
それでも、介護施設で虐待や窃盗をした疑惑でほぼ解雇されたような状況の人が即日違う施設で働くとかは結構あるあるですよね。
なんか不思議な感じ。
はっきりと立証されたかされないかは大きいんでしょうけど、ほぼクロみたいな扱いの人は普通に違う施設で働き始める…。
刑期を全うしている人たちより怪しげな気がしてなりませんけどね…。
それでも働いてほしいといわなくちゃいけない人手不足の介護業界…。
大やけどを負っていることにも気づけないこの体制自体や教育体制をどうにかしないといけないんだろうなあと思ってしまいます。
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