難病あってもロボット操作のリモートワークで接客就労のオリヒメ
「人生変わった」分身ロボットで接客 難病女性が見つけた生きがい
「お客様が手を振ってくださって、OriHime(オリヒメ)で手を振り返す時、生身の自分の手も振っていることがよくある。
オリヒメと自分が一体化している気分になる」。仕事中の様子をSNSでそうつぶやいたのは松江市の三好史子さん(26)。
分身ロボットのオリヒメを遠隔操作する「パイロット」の一人だ。
松江にいながらにして東京・日本橋の「分身ロボットカフェ」でオリヒメを通じて接客する。カフェ以外にも働く場を広げつつある。
難病のため車椅子で生活する三好さんが求めていた「生きがい」がここにある。
◇動きで感情、会話も可能
オリヒメは高さ23センチ、重さ660グラム。
寝たきりなどの人の社会参加を助けようと2010年、当時早稲田大の学生だった吉藤健太朗さん(33)が最初のモデルを生み出した。
現在は吉藤さんらが創設したオリィ研究所(東京都中央区)が企業や個人へのレンタルを手がける。通学が難しい子に代わって教育機関に「登校」した事例もある。
能面を参考にした、喜怒哀楽いずれにも見える顔が特徴だ。
人の上半身を模した白色のボディーには小さな手があり、拍手をしたり頭を抱えたりといった動作でパイロットの感情を表現できる。マイクを搭載し、会話も可能。目の部分にはカメラを内蔵している。
三好さんは生まれつき、脊髄(せきずい)内の神経細胞の異常により全身の筋力がゆっくり落ちていく難病、脊髄性筋萎縮症だ。
パソコン操作はできるがトイレや入浴には支援が必要。
ヘルパーの派遣を受けながら、5年ほど一人暮らしを続けている。
6歳で親元を離れ、障害者施設で暮らした。起床時間が定められ、学校が休みでもゆっくり寝ていられない。
入浴は週3回。
職員は少ない人数で大勢を介助しており、トイレに行きたくても気軽に声を掛けられなかった。少しでも自由を手にしようと、やっとの思いで車椅子で生活できる部屋を借りられた。
次に探したのは仕事。
だが介助を受けられる態勢がなかったり、シール貼りなど単純作業だけだったりと、三好さんが求める「人と関わって工夫を重ねる仕事」はなかなか見つからなかった。
◇松江で操作、東京の店にいるかのよう
悩んでいた18年7月、シンポジウムのため島根を訪れた吉藤さんに相談した。
すると吉藤さんから、就労の場としてオリヒメを活用するカフェの構想を打ち明けられた。オリヒメの具体的なイメージはなかったが、同年11月にスタートしたカフェの実験店舗でパイロット1期生になった。
カフェのテーブルに置かれたオリヒメに、自宅のスマートフォンなどからログイン。マウスや画面上のボタンを操作する。
店にはパイロットの写真と自己紹介が表示されたタブレット端末もある。オリヒメで客とおしゃべりしたり、子どもの背丈ほどの自走式「OriHime―D」で飲み物を運んだり。
客は「(パイロットが)ここにいるみたい」と驚く。
三好さんも自分が店にいるような「没入感」を抱いたという。
分身ロボットカフェは常設店舗として今年6月に本格オープン。
三好さんは新人パイロットの接遇指導も任された。
「始めはしゃべるのが楽しくてオリヒメの手などを動かすのを忘れてしまうが、その動きにお客さんから『かわいい』『すごい』と反応をもらえてアイスブレーク(緊張をほぐす手段)になる」などと助言を送った。
また、これまでは準備に頭を悩ませていた旅行も、知人にオリヒメを連れて行ってもらうことで、高知でのハイキングや京都の二条城見物を自宅で気軽に楽しむこともできた。
ただ分身ロボットの認知度はまだ低く、AI(人工知能)を搭載していると誤解される場面も。
三好さんが神奈川県庁内の案内役のパイロットを務めた際、迷っているように見えた人に「何かお困りですか」と声を掛けると、怖がって近づいてくれなかったことがある。「島根県からお話ししています」と伝えると、きょとんとする人もいた。
◇就労機会拡大、障害ない人にも光
オリヒメを介して働ける場はファストフード店や企業のオフィスなど徐々に増えており、オリィ研究所には仕事の依頼がコンスタントに入ってくる。
障害を持つ人だけでなく、海外在住者あるいは育児や介護のすき間の時間を生かしたい人も働きやすい。
オリヒメにログインしていれば、例えば休憩室で仲間と雑談したり相手の声色で体調の変化に気づいたりもできる。
オリヒメのパイロットになって3年近く。
接する人がヘルパーや看護師に偏りがちだった三好さんの人脈はぐっと広がった。
「人生が変わった。体が動かなければ何もできないと思われることが多い。(幅広い就労の)可能性を感じて、凝り固まった考えが社会からなくなっていけば」と話している。
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障がい者の就労を救うオリヒメ
AIじゃないよ?人がリモートワークで働くロボット
つまりカメラとマイクが付いたロボットを操作する仕事があるって事ですね?
これって、障害者や、引きこもり、場合によって高齢者も雇用出来るって事ですもんね…。
公式ケアマネ介護福祉士もバイトしたいくらいですね…。
体が動かなくても、働くことができる。
すき間時間でも働ける…。
こんないい事ないんじゃないですかね?
家族介護で一般就労が難しい人…。
精神的にリハビリが必要な人…。
人との距離感がわからなくなってしまった人…。
容姿に自信がない人…。
色んな働きたい人に需要があるんじゃないですかね?
問題は供給先…。
問題は供給先かあ…。
なんて思いながら記事を読んでいたら既にカフェや県庁で働いている…。
凄くないです?
県外の人がリモートで県庁で働いている…。
こんな素晴らしい世の中になったんですよ?
需要と供給もマッチングさせてくれているオリィ研究所ってどんな秀才の集まりよと思ってしまいますね。
オリヒメの政策からマーケティングまで…。
この人達本当に何のプロ集団なんだろうと思うくらい凄い人達だなって思います。
大きさも見た目も洗練されているオリヒメ
(画像引用公式ホームページより)
なんかかわいいデザインだけど近未来的
【公式】ケアマネ介護福祉士的には近未来的で洗練されたスタイル。
20センチちょっとのかわいらしい大きさで、手や顔で表情を作れる。
ちょっと不気味に見える表情は喜怒哀楽が全て入っているとの事で、確かに喜んでいるポーズは喜んでいるように見えるし、困っているポーズは困っているように見える…。
表情まで動かすとなれば細かいパーツも稼働させなくちゃいけなくなるから本体は大型化するしパイロットも操縦の動作が増える…。
充電も短くなる…。
極限までそぎ落としたボディと性能だけど、コミニケーションに必要なものは全てそろっている。
そんな印象ですね…。
公式ケアマネ介護福祉士的にAIよりもあったかい
古臭い考え方かもしれないけど
古臭い考え方かもしれないけれど、AIで全てを賄うよりは人との触れ合いがあるこのオリヒメの方がいいですね。
これがもっと早くできていれば公式ケアマネ介護福祉士もパイロットになっていたもしれないなあと思ってしまいます。
障がい者の方を雇用するためという役割も大きいですが、社会からドロップアウトしかかっている人や、社会に上手く適応できなかった人達のリハビリ雇用として運用されるようになればもっともっと生きがいを持って生活できる人が増えるんじゃないかなって思ってしまいます。
介護のために離職した人、就職をあきらめたケアラー…。
定年して一線を退いた人…。
こんな人たちにも広く活用できる世の中になってほしいですね。
スマホ一つで自宅から働ける…。
学校へ行けない子供たちの社会復帰や雇用にも…。
県庁での雇用という実績もあり、大企業を中心に導入が進んでほしいと思う素晴らしいアイデアとツールがより多くの人に伝わってほしいものです。
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