貧困割合が一番高いのは６０代一人暮らしの女性という日本の闇
全世代で最も貧困率が高いのは65歳以上の高齢単身女性だ。
女性活躍や少子化対策の陰に埋もれ、貧困にあえぐ中高年単身女性は存在しないかのごとく扱われている。
一人暮らし世帯が4割に迫ろうとする今、頼れる人はいない孤立状態に誰もが陥りうる。「店も厳しいから、少し休んでもらえないか？」
2020年3月、Aさん(69歳)が7年近く勤めてきたレストランはコロナ禍にあえいでいた。勤務日数は3分の1に減らされ、月13万円ほどあった収入は3万円に。
休業補償は受けられなかった。
Aさんは現在賃貸住宅に一人暮らし。
介護保険料などを引かれた後の年金5万円はほぼ家賃に消える。
就労収入がなかったらたちまち生活が立ち行かなくなってしまう。
勤務日数を増やせないか職場と交渉しながら新たに就職活動を始めざるをえなかった。
Aさんは10代の頃から現在まで1人で生計を立ててきた。
会社事務員、ピアノ講師、レストランの調理場など、非正規雇用や個人事業主の期間も長かったが、仕事をしていない時期はなかったという。
(引用ヤフーニュース)
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一人暮らし60代女性の貧困確率が一番高いって？
なぜ60歳で貧困？
確かにこれは間違いないんでしょうね。
今現在60歳代になっている人は、現代社会みたいに女性がバリバリ働く時代じゃなかった。
今現在でも、男女雇用機会均等法とかができたにしても、出産や育児で休みを取ることが多く、仕事をする時間が減ってしまったり、大事なプレゼンやプロジェクトに参加させにくい。
ゆえに昇給や昇進もさせづらい。
まあわからなくもないシステム作りになっています。
今の６０代は不要が当たり前で、子育てがひと段落したからスーパーにアルバイトでも行こうかな？
パートでちょっと働く。
そんな感じの方が多かったです。
そうなると年金はそれほど期待できない金額…。
ずっと一人暮らししていた女性の方でも、昇給とか昇進が難しかった時代なので、やっぱり年金は男性に比べてもらえる額が低い…。
６０歳から年金をもらって何とか…。
そう考えていたバリバリ働く女性の方でも、年金の受給が65歳に引き上げられ、ぎりぎりの人生プランがさらに狂ってしまった年代が多い印象です。
コロナも直撃
そんな人生プランが狂った中で、どうにか年金の足りない分や年金支給までどうにか働こうと思っていたのに、この新型コロナウイルス感染症で話は大きく変わりましたね。
とてもじゃないけど企業側が雇い続けられない…。
真っ先に首を飛ばすのはパートやアルバイト…。
６０歳を超えていて、時給職員という一番の候補でしょうね…。
仕事を失ったけど、年金まではまだ遠い、もしくは年金だけでは全然生活が成り立たないから仕事しているんですけど…。
貧困に陥るリスクが高いっていうのは経済面から一番弱い立場で働き続けてきた今の高齢女性を考えれば当然といえば当然の成り行きでしょう。
生活保護も受けにくい
これは自治体によって大きく左右されるし、そういった人たちを助けるちゃんとしたNPOさんとかに助けてもらえるかとかもめちゃめちゃ絡んでくるので何とも言えませんが最近言われていることですね。
大学生とか、若い人たち生活保護の申請に行っても働けるでしょ？家の援助を受けられるでしょ？
けんもほろろに返されるなんて言うのはよく聞いた話でしたが、そこは若い人。
ネットでちょっと調べれば市役所が断っちゃいけないことを並べ立てて申請にこぎつけます。
必要な審査を通ったわけですから生活保護を受ける資格がある。
そこに大きな問題はありません。
ただ、代わりにそういったことができない高齢者さんへの締め付けが厳しくなってきているのかもしれません。
財政的に厳しい市町村がそういった取り組みを内部で行うことも十分に考えられますね。
特に生活保護については、住所地関係なしに受け入れなければいけないことになっているのでただただマイナス事業…。
生活保護の人が集まっても財政が豊かになるわけではありませんしね…。
景気も悪いまま？
一時的だったと思われていた新型コロナウイルス感染症もめちゃめちゃ長引いていて、この調子だと今まで受け入れられていた保護が必要な方々も難癖付けられての打ち切りや新規保護申請を窓口で追い返そうとする運動も激化するかもしれません。
新型コロナウイルス感染症での経済活動復帰も世界的に見て日本は大きく後れを取っており、円安が進めば進むほど、輸出産業や加工製造をする産業は衰退していきます。
かといって、オール日本の産業ってほとんどない。
オール日本の産業が伸びるような国内の購買意欲もどんどん落ちて行っている。
結構ジリ貧な気がしますが、この辺はもっと専門的なアナリスト的な人たちが議論や評論するでしょうし、そういう人たちが意見を出して日本をどうにか持ち上げようとするでしょうからその辺は【公式】ケアマネ介護福祉士が考えることではないでしょう。
もっとヤバいのは４０代女性？
これは【公式】ケアマネ介護福祉士の独断と偏見ですけど、もっとヤバめなのは40歳代後半くらいがもっとヤバさげに見えますね。
就職氷河期と呼ばれた世代で多くが非正規雇用…。
その中でずっと一人暮らし。
今の日本だと、シングルマザーにはある程度支援が用意されています。
足りるか足りないか、多すぎるのか？は別として、子供がいて働けないよね？
子育てするのにお金が必要だからね？
そんな感じですけど、独り身の40歳代にはそんな支援がない。
働けない年じゃないし、プライド的にも生活保護を申請する人が割と少ない…。
かといって、働き口はほとんど見つからない…。
ついこの間も、40代の女性ホームレスが亡くなっていた事件がニュースで取り上げられました。
それだけで、40歳一人暮らしはヤバいと決めつけるのは早計ですが、４０歳代がホームレスになるっていう状況がヤバいですよね…。
ちょっとでも支援を受ければ再起を図れたかもしれないのに…。
【公式】ケアマネ介護福祉士的にいつからこんなつらい状況になったのだろう…
新型コロナウイルス感染症が悪いのか？少子化が悪いのか？
これって結構難しい問題で、新型コロナウイルス感染症が問題なのか、少子化が問題なのか【公式】ケアマネ介護福祉士にはわかりません。
もちろんほかにもいっぱい問題があるだろうし、いつから間違ったのか全然わかりませんけど、日本の現状はまあまあ先進国とは思えない状況…。
日本の企業がお金ない。
そうなれば国がお金ない。
介護業界にもお金が回らない…。
それなのにガンガン自己負担が増えて介護保険ていう感じから介護割引って感じに制度が移り変わりそう…。
割引制度程度になったらお金持ちしか介護を受けられなくなって、余計に働く人が減りそう…。
その分介護業界に従事する人も減るから変わらないのかな？
でも、ヤングケラーも増えるよね？
そっちのほうが問題になりそう…。
そんな怖い未来を考えると今後のためにやっぱりなんか動かなくちゃなと思う【公式】ケアマネ介護福祉士なのでした。
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