介護職員が東日本大震災時に本当に欲しかった高齢者に役立つ防災グッズ
阪神大震災が起きた1月17日を過ぎ、東日本大震災のあった3月11日が近づいてきました。
災害への備えについて考えることも多い時期です。
低栄養を防ぐには
非常食といえば、乾パン。保存や携帯に便利なように硬く焼いたビスケット状の菓子で、現在でも自衛隊の携行食として採用されています。
ところが、先日、ケアマネジャーさんから「利用者さんのおうちに賞味期限間近の乾パンがあるけれど、硬くて利用者さんは食べられないので、どうしたらいいか」と相談を受けました。
お年寄りの場合、硬い乾パンが食べにくいということがあります。普段の生活で食べられないものは、非常時といっても食べることはできません。
このため、災害時には、高齢者は低栄養になりやすくなります。
そのことを意識して、食べられるものを準備することが大切です。
2000年代中ごろから「災害食」という新しい概念も登場しています。常温で半年程度、保存可能な食品や常温保管できる野菜など、普段食べているものを備蓄するという考え方です。
最近では、この「災害食」を含んで「非常食」と呼ばれていることが多いようです。
乾パンの代わりに、私が「災害食」としておすすめしているのは、「チョコパイ」「キャラメルコーン」などのお菓子、保存のきくLL牛乳(常温保存牛乳)やジュース、「明治メイバランスMiniカップ」、ゼリータイプの「カロリーメイト」などの栄養食品です。
(引用ヤフーニュース)
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未曾有の災害で本当に気付いた防災グッズとは…
被災した時の【公式】が思ったこと…
世の中が便利だったんだなあと常々思ってしまいましたね。
あの東日本大震災でかなりの広範囲と場所によってはかなりの長期間インフラがストップしました。
今でも人が住めない地域もあるのが現状で、過去の片付いた話のようにするはちょっと違和感がありますが、日本全体でみればもう十分復興したような雰囲気になっているのが複雑な心境ではあります。
震災でいろいろ思ったことはありますが、そちらはこの辺でもちらっと触れています。
赤い羽根を募金しない理由をケアマネ介護福祉士が語る|【公式】ケアマネ介護福祉士|note
今回は防災グッズという観点からのお話なのでちょっと私情はあまり挟まないようにしつつも、独断と偏見で本当に助かったものやあって便利だったものを紹介していきましょう。
ちなみに基本的な防災グッズを持っていない人はとりあえずこれをポチっておきましょう⇩⇩
①防災グッズには現金を入れておけ
地震があって、ある程度落ち着くとコンビニに走ったりします。
理由は食料の心配で…。
今は電子マネーが主流になっていますが、インフラが止まると店員さんの手計算になりますので現金が必要になりますし、地方のガソリンスタンド等もしばらくの間は電子マネーが使えなくなります。
何をするのにも現金が必要になりますし、隣近所と必要物品の融通をするときに使ったりもできます。
現金は本当に最強です。
震災時から【公式】ケアマネ介護福祉士は電子マネーを主要としていたのでガソリンを入れるお金がなくてちょっと困ったときがありました。
本当に現金は不動の通貨なんだな…。
そう感じたものです。
②発電機があるのかないのかは雲泥の差
震災時に生活を雲泥の差にするのが発電機です。
インフラを封じられたときに自分で発電できる家かそうでないかは天地の差がありました。
テレビが見られない、暖房器具が使えない、ラジオが聞けない。
ちなみに携帯はしばらく使えなかったですが、ラジオはずっと聞けましたし、テレビも場所によっては見れてましたね。
最初の頃はラジオも乾電池とかで動かせたりしましたが、あっという間に使えなくなって情報が全くない中の生活は不安をさらにあおる結果となります。
発電機も大小それぞれありますが、【公式】ケアマネ介護福祉士的には蓄電タイプのほかにしっかりガソリンで動くやつがあれば大家族だったり長期間のインフラ遮断にも耐えられるんだろうなと思います。
逆にこれはダメだったなっていうのが粗悪な太陽光発電システム…。
おもちゃみたいな値段の奴や、携帯を充電する程度のアウトドアグッズではどうにもならないっていうのを身をもって知ることができました。
とはいっても、めちゃめちゃ高くて各家庭が買えるようなものではない金額でしたからあれば天国なのはやっぱり勝ち組だけなのかもしれません。
半日しのぐ程度ならこの辺でも全然オッケーなんですけどね…。
アウトドアを本格的にやっている人ならちょっと防災もかねていいやつを買ったら安心かなと思います。
③ガソリンは神
田舎だと交通手段にガソリンが必須。
さらにガソリンで動くタイプの発電機は太陽光や蓄電池と違ってなんだかんだで動かすためのガソリンが手に入りやすく最後まで活躍していました。
太陽光だとやっぱり一日分を賄うっていうのは難しかったし、蓄電池はもちろん使ったら終わり…。
しかも大体の家が充電していなかったというあるあるなパターン…。
自分が使わなかったとしても、ガソリンを欲しがる人はいくらでもいて、冗談抜きに被災すると金銀プラチナ的ポジションにガソリンが食い込んできます。
不動の価値…。
確かに戦争がはじまると原油が上がるしなあ…。
意味合いは全く別かもだけど…。
そんなガソリンて、免許がないとロクに持ってはいけない…。
田舎だとホームタンクがある家もあるかもしれませんが場合によっては消防法や危険物の免許が必要になったりですし、都心では使えないので携行缶が必要になったりはします。
ちなみにある程度の施設さんは必須だと思っています。
エアマットも昔よりは性能が良くなったとはいえ、5日くらいすれば間違いなくぺしゃんこだし、【公式】ケアマネ介護福祉士が仕事をしていたころはそんないいエアマットを施設が導入で来ていると子は少なく、1時間もすればペシャンコになるやつを使っていました。
結果、余震にビビりながら状況を確認してひと段落すると軽く2~4時間くらいは経っていて褥瘡形成していました。
むしろペシャンコになったエアマットは即座に外して普通のマットだけにしないと簡単に褥瘡発生します…。
発電機があればエアマットを維持できますからね…。
④お湯が沸かせるかは死活問題
田舎暮らしは庭で焚火をすれば問題ありません。
実際、【公式】ケアマネ介護福祉士が被災したときは1か月間、施設や家で焚火をしてお湯を沸かしていました。
ただ、都会で公園も近くにない。
そもそも余震がある中で、家に荷物を置いたまま公園で長時間焚火はちょっと心配ってなるのかもしれません。
でも、お湯を沸かせるかどうかは生活の質に大きくかかわってきます。
田舎はプロパンガスなので、自力で復旧も可能な場合が多い。
ただ、一人暮らしや都心で都市ガスの人たちはもう終了のお知らせですね。
そんな時、これがあれば便利っていうものが最近出てきています。
ホッカイロみたいなものにお湯をかけるだけでお湯が沸かせる的なアイテム。
(それを使ってお湯を沸かすのであって、ホッカイロみたいなものにかけた水は飲んじゃだめだからね?)
本当に神グッズ。
これがあるだけで温かい食事が食べられる。
これは大きな違いです。
配給や支援物資が届くにしてもしばらくは冷たいものしか届きません。
自衛隊の配給本部みたいなところが行う炊き出し以外で温かいものは食べられないと思った方がいいです。
家の備蓄に水とインスタント食品をため込んでいてもお湯がなければかなりメンタルがやられます。
実際、【公式】ケアマネ介護福祉士もアルファ米を二か月近く食べましたが、最初の数日は余震の影響もあり焚火が怖くてできませんでした。
その気持ちの余裕がなかったというのも大きかったでしょう。
水で作るアルファ米と、お湯で作るアルファ米は雲泥の差です。
カップラーメンとかインスタントレトルト食品も湯煎できないとかなり心にダメージを負いながら食べる感じになります。
(水で作っても何とかおいしく食べられるアルファ米シリーズはコチラ⇩⇩)
【公式】ケアマネ介護福祉士的にはカップラーメンやインスタントラーメンなんかをお湯が用意できないならそのまま食べる方が精神衛生上はマシな気がします。
もちろんおススメはチキンラーメン…。
(だってどっちでもおいしいんだもん…)
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間違っても味付きじゃないアルファ米を水で作るのはお勧めしません。
しかも、水で作ると1時間以上かかるから…。
⑤エアベッドはマジで世界を救う
ちなみに【公式】ケアマネ介護福祉士も家が倒壊しそうな都合上、しばらく避難所生活になりましたが、正直なところ寝れません。
人が多くて精神的に寝れないのもありますけど、大体が体育館や公民館のようなところに雑魚寝…。
最低限の死なないために必要な布団や毛布はあるものの、ただの廊下みたいな場所に布団はマジで体がしんどいです。
被災4か月目くらいに避難物資できたエアベッドを使ってから生活ががらりと変わりました。
これがあるとホントに違います。
絶対に避難グッズに入れるべきだし、避難所に行くときは絶対に持っていくべきものだと思いました。
介護職員も仕事場に泊まることが出てきます。
長期間の被災により、ガソリン不足やインフラの崩壊で通勤回数を減らす必要が出てきます。
1週間泊まり込んで働いて5日休むとかが発生してきます。
職場にエアベッドを持って行っただけでヒーロー確定です。
ちなみに人が多すぎてドキドキして寝れない方には耳栓やアイマスクをお勧めします。
気休め程度でしょうけど、無いよりはマシかなと思います。
ただ、避難所は被災という特別な状況下になっており自制心が吹っ飛ぶ人間も出てきますので、自衛手段とワンセットにする必要があります。
マジで避難所に入るなら防犯ブザーは必須です。
それも見せびらかすように付けて歩きましょう。
あそこは安全地帯じゃありません。
防犯ブザーを鳴らしたところで周りの人が助けてくれるとは限りませんので、電池が入ってなくてもいいからこれ見よがしに首から下げて防犯意識を周りに植え付けましょう。
⑥そもそも地震後は水が濁る
これは水道管に付いている錆が流出するのか、浄水システムが死んじゃうからかは全く分かりませんが、とりあえず飲めない色した水が出ます。
飲まないとこっちも死んじゃうので恐る恐る飲んでましたが…。
ちなみに場所によっては上水が完全に停止するところもやっぱりあって、その時は井戸水を抱えているご家庭の一人勝ちかと思われましたが、その井戸水すらもなんか知らないけど地震の影響で泥水みたいなのしか出なくなります。
本当にこのアイテムは必須だと思います。
泥水みたいな水を飲む恐怖と、メンタルは耐え切れません。
ちなみに自衛隊さんが運んでくれる水も、決して水道水のようにきれいな無色透明ではないことをお伝えします。
気にする人は本当に一口も飲めませんからね…。
【公式】ケアマネ介護福祉士的に備えあれば患いなし
被災した人間しかわからないことが多い
ホント申し訳ないんですけど、全国の社会福祉法人だけでなくすべての福祉施設がBCP(災害対策)的なものを作成することになっていましたけど、机上の空論が多い…。
ただ単に作ればいいだけって感じで、上役が作ることが多い。
もちろんどんな転載、人災での被災をするかにもよるし、マニュアル通りにできないことばっかりだから作成自体が概形化してしまうのも仕方ないんですけど、せめて施設に被災経験者がいるのであれば交えて作るのが必要なんじゃないのかなって思ってしまいます。
せっかく作るなら経験者を交えた実用的なものを作ってほしいなと思った【公式】ケアマネ介護福祉士なのでした。
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