ハラスメント経験済みが5割。在宅サービスに2億円補助金
埼玉県内で訪問ケアに携わる看護師や介護職の5割が患者やその家族から、暴力やハラスメントを受けた経験があることが、県のアンケートで判明した。
ふじみ野市で今年1月、医師が訪問診療先の患者の家族に射殺された事件を受けて実施し、15日、結果を公表した。
県は、在宅医療、介護関係者の安全確保の費用として1億9616万円を9月定例会に提案する補正予算案に盛り込んだ。
県は3~7月、県内で在宅医療などに従事する医療、介護関係者に暴力などの実態を尋ねる匿名のアンケートを実施。
医師や看護師、ケアマネジャーら計665人が回答した。
その結果、半数が暴力やハラスメントを受けた経験があると答えた。
場所は患者宅が69%、患者本人からが63%を占めた。精神的暴力が52%、セクシャルハラスメントが28%、身体的暴力が20%で、命の危険を感じたという回答も11%あった。
暴力の具体的な内容を自由記述で聞いたところ、「物でたたかれた」
「胸ぐらをつかまれた」
「包丁をもって威圧された」
「利用料をめぐり恫喝(どうかつ)された」との回答が寄せられた。
対策に関する提案を求めたところ、暴力やハラスメントの被害を避けるため、複数人で訪問する体制▽相談窓口--などの整備を求める声があった。
県によると、看護師や介護士は通常1人で訪問しており、危険回避のための増員は、患者の同意が得られず、診療報酬に加算できない例があるという。
県はアンケートのほか、地元医師会や市町村などにも意見を聞いて対策を検討。
補正予算案に、診療報酬の対象にならない複数人での訪問経費を9割補助する費用を計上した。
通話録音装置や警備会社の導入費の3分の2を上限4万円まで補助▽暴力やハラスメント専用の電話相談窓口の設置--などの費用も盛り込んだ。
大野元裕知事は「痛ましい事件で、対策を講じなければならないと痛感した。命が奪われるようなことは繰り返してはならない」と話した。
(引用ヤフーニュース)
どうもケアマネ介護福祉士です。
毎日更新継続中で、介護に関するニュースを発信していきます。 毎日アナタのためになる知識を一日ひとつプレゼント!! Twitter始めました。 こちらも最新の記事と私の呟きが見れますので登録お願いいたします。
【公式 】ケアマネ介護福祉士 (@BWm7LDaUhfW1TPC) / Twittertwitter.com
記憶に新しい訪問診療の医師が猟銃で…
元々他人ごとではなかったが…
元々他人ごとではないと思っていた事件。
訪問介護、訪問リハビリ、ケアマネジャー…。
福祉用具貸与業者、デイサービス…。
危険や不安を感じたり、あまりに理不尽なクレームを言われ深く傷つくことってある程度働いていればあったりしますよね?
【公式】ケアマネ介護福祉士は結構あります。
恫喝されたことは数知れず…。
施設系であれば上司が庇いにきたり、ダメだったら社長が出て来たり…。
会社側も守る事が比較的容易です。
それに比べ、訪問系は相手のご自宅へ行くので助けはそうそう呼べない…。
恫喝されて酷く心を傷つけられるのはもはや年間通してそれなりの数…。
身の危険を感じる事は年一回くらいあります。
通常の仕事をしていて、高所作業や危険作業でもしていない限り自分の命が危険かもしれないって思うことない筈ですよね…。
でも、訪問系で玄関先でもなく家の中に入ってサービスを提供する…。
そういう事ってまあまあの頻度で起きるんですよね…。
もちろん危ない場面ではそれなりの対策をしていく…
埼玉県の猟銃事件に関しても、捜査が進むにつれて、出入りしていたホームヘルパー(訪問介護事業所)も呼ばれていた…。
ただ、危険を感じていかなかった。
訪問診療していた医師も、通常ではありえないセラピスト、事務職の三人で訪問している…。
通常であれば事務職なんかまったく関係ないし、どう考えても何かあった時のために事務所に居る全員で呼び出しに対応した。
何があっても良いように…。
そんな感じでしょう…。
日本があまりにも平和で、まさか猟銃で打つなんてのは想像していなかったから悲劇になったわけでしょうけど…。
これが猟銃じゃなく刃物とかは想定していて、もしもの時は3人でどうにかしようって感じだったんでしょうね。
これについては危険予測が足りなかったとか、逆に被害者を増やしただけとか言ってる人が一定数居てびっくりしましたけど、どこの一般家庭に猟銃が置いてあるんだって話ですよ…。
相手は高齢者だし、刃物取り出されても三人がかかりなら…。
そう思うのが当たり前ですよ…。
流石に結果論過ぎて突っ込む気にもなりませんが猟銃を使用したことによって事件が大きくなっただけで、多かれ少なかれ医療福祉という命の現場において、相手の家に行くって言うのはコチラも命がけな時があるって事です…。
そんなハラスメント対策にふじみ野市は2億円の予算を計上
二億円も必要?
結構大きな金額ですね…。
それだけ今回の事件は大きな衝撃だったのでしょう…。
第二の悲劇を生まないよう、さらに言えば在宅介護、医療に従事する職員がやっぱり他人事じゃない、こんな事があるかもしれない程度の気持ちが現実味を帯びて働けなくなる…。
怖くなって辞めてしまう。
それを防止する手段ですね。
二人体制の訪問に補助金
これは大きいですね。
介護保険上、医療保険上、2人で行くと二人分の保険請求が発生する。
そうなればもちろん家族や本人が払う負担額が増える…。
それを考えるとメチャメチャ画期的…。
料金がかからず、危ない家に関しては二人介助にて対応ができる。
何もない事がもちろんなんですけど、何かが起きない抑止効果としては目茶目茶大きいんじゃないかと思います。
働く方としても何かあったら…。
そんな思いも二人いればとりあえず気持違うかも…。
ってなりますよね??
ただ、この二人体制に補助金てどんな仕組みで申請するんだろう…。
カスハラ対策的な補助金だから本当に必要な人には使えないだろうし…。
録音電話等の機材を4万円補助
これを見た時にまだまだお役所のデジタル化は進まないなあって思いました。
今時の携帯は普通にアプリで録音出来たりしますし、固定電話を撤廃している事業所も正直なところ多い…。
その辺を考えるとなんかなあ…。
それ必要なのかなって思ってしまいます。
むしろそんなの不必要で所これからの時代!
時代に逆行するようなことしたら恥ずかしいよ!
って言う声が行政からも事業所からもないって言うのが本当に悲しいですね…。
【公式】ケアマネ介護福祉士的に不正が横行しなければとんでもない素晴らしい補助金
線引きがかなり難しい…
ココが大きな問題ですよね…。
線引きが難しい…。
本当に二人介助が必要である人がこのルールを使っても駄目だろうし、まさか家族や本人にカスハラが酷いモンペなんでご勘弁して二人対応させてくださいと直接伝えるわけにもいかない…。
何とも難しい判断です…。
行政側も何を持ってその判断を下すのか?
イチイチ事前申請して許可を貰わなくちゃいけないとかであればクッソめんどくさい手続きに阻まれて制度を使わない事業者が増えるかもしれない。
制度がくそ緩ければ二人で行く必要のない所に行って報酬をだまし取る所が出てくる…。
この辺の下限はかなり難しい所ではありますね…。
それにしても、明日は我が身だなと思いながら働いている【公式】ケアマネ介護福祉的にはこの制度に関して、単年で終わるのはちょっときついけど、ある程度この制度を運用してストレス地の減少等を科学的な見地でほかの自治体にもこんな効果が出るよって言うのを是非伝ていってもらいたいものですね…。
9割助成…。残りの1割は?
9割市町村が出してくれたにしても残りは事業所負担ですよね…。
うーん…。
結局事業所が持ち出しかあ…。
そうなるとこの制度を使ってくれる事業所がどのくらいあるかですね?
きっと事務手続きもめんどくさいんだろうし…。
ハラスメント対策加算みたいなのをつけてほしい感じですね…。
利用者さんにバレない形でどうにか算定できる方法が欲しいもんです…。
【公式】ケアマネ介護福祉士に メッセージ付きで応援するボタン
この記事を気に入ってくださった方は青いBマークのはてなブックマークを登録していただけるとより多くの人の目に止まってケアマネ介護福祉士は飛び跳ねて喜びます。
また、このブログ介護、医療、障害分野に大きな影響を与えるニュースを毎日更新しております。 このブログを気にってくださったり、また見てもいいかなと思うって頂ける方は読者ボタン、はてなブックマーク、スターを頂ければ幸いです。
ココからはブログのお知らせ⇓⇓
私と直接お話したい、介護の相談、悩みを解決して欲しい。暇だから相手をして欲しいと言う変人さんはhttps://profile.coconala.com/users/1525418
にて【公式】ケアマネ介護福祉士が受け付けていますので宜しければ覗いて見て下さい。
宜しければこちらもポチッとお願いします。
ちなみに私はここで転職したら120万年収アップしました。転職したくない職場にまだ巡り会っていない方、本気で転職考えている人は今すぐクリック ⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
介護にも、育児にも、一人暮らしにも、ダブルケアにも最強の私が名前を付けてこよなく愛用するナンバーワン家電はコチラ
⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
coconala.com長年使い続ける愛用機種がパワーアップした私も持っていない超絶豪華版はこちらをクリック
⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
年末大掃除だけでなく、週一回は出番が来ます⇓⇓