ケアマネの年収500万円に引き上げ要請。今の平均年収は?
日本介護支援専門員協会の柴口里則会長は12日、今後に向けてケアマネジャーの更なる処遇改善を目指していく意向を改めて表明した。【青木太志】
オンラインで開催した会見で、「将来的にはやはり(年収)500万円。そこに届くような仕組みを作らなければならない」と述べた。
ケアマネの処遇改善は今年度の介護報酬改定をめぐる議論でも焦点となり、基本報酬の引き上げや逓減制の緩和、各種加算の新設・拡充などの措置がとられた経緯がある。
ただ、これで目下の担い手不足が十分に解消するかどうかは不透明。求められる役割や課される研修が多いことなどを踏まえ、追加的な施策の必要性を指摘する声もあがっている。
柴口会長は会見で、「ケアマネの年収が全産業の平均(*)に届いているのかどうか。まずはそこから」と説明。継続的に引き上げていくことが望ましいとし、「将来的にはやはり500万円」と言明した。
* いくつかの調査があるが、厚生労働省の賃金構造基本統計調査では2019年の全産業の平均年収は463万4900円。
■ ケアプラン有料化への反対を強調
日本介護支援専門員協会はこの日の会見で、「居宅介護支援のケアマネジメントにも利用者負担を導入すべき」との財務省の提言に反対すると改めて強調した。
柴口会長は利用者負担をケアマネの処遇改善の財源とすることについて、「相談支援でお金を徴収するのはどうか。日本にはそうした文化もない。国民の理解を得られるかしっかり考えないといけない」などと語り、慎重な姿勢を崩さなかった。
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ちなみにケアマネージャーの平均給与は?
皆さん知っていますか?
ケアマネージャーや相談員の皆さんは介護職員処遇改善もらえないので、今やフルローテーションを行っている介護職員さんより給料安いのは間違いないですよ?
一応2019年時点でケアマネージャーの平均年収が350万円ほど…。
ケアマネージャーの平均年齢が45歳を軽く超えている事を考えると一概にケアマネージャーという職種が高いのではなく平均年齢が高いから給料が高いだけの可能性すらあります。
平均年齢45歳オーバーの人達や体にガタが来た元介護職員がフルローテーション出来ない分ケアマネージャーという資格を取って、給料を保っているだけの現状。
ただ、仕事内容としては精神的負担がひどく、ソーシャルワーク的な資質も必要…。
資格を取ったからといって長らくできる仕事でもないです…。
合格率が15%から20%という結構な難関受験に打ち勝った人間だが、辞める人も多いらしい。
私の周りにはいらっしゃらないのですが、資格を取ったから華麗にケアマネージャーへ転身。
でも、全然思っていたのと違う…。
体を動かしている方がいい…。
給料下がって心労三倍…。
様々な理由で介護現場へ戻ったり、介護業界自体から離れてしまう人が多いみたいですね…。
まあ確かに15%くらいの合格率で、せっかく受かったらケアマネージャーの仕事をやってみたいと思うのはわかります…。
体は楽になっても、心の負担が大きくて給料も下がったらやってられないのはわかります。
ただ、担当する利用者さんが増えてくると辞めにくくはなりますし、辞めるのが先か、ケアマネージャー自身の心が壊れるのが先か?
そんな風になってしまいますね…。
そうなってまでケアマネージャーをやるのもどうかと思うので、自分に適性があるかどうかが初めからわかればいいんですけどね…。
初めからケアマネにならない人も多い
ケアマネとったけどケアマネの仕事には着きません。
そんな人は結構見聞きしますね…。
合格しただけで研修を受けずにケアマネにならない人や、ケアマネの講習は受けるけどかたくなに実務には着かない人。
そんな人たちは大きく2つのパターンに分かれます。
『夜勤もなくなって、給料ガクッと減るからやりたくない。』
『体動かしている方がいい。デスクワークは割に合わない。』
もし年収が500万円になったらどうなるでしょう?
年収500万円になったらケアマネは増える?
間違いなくケアマネは増えるけど…
ケアマネが仮に年収500万円になったとしたら、潜在ケアマネが増えるのは間違いないと思いますが玉石混交です。
下手なケアマネが担当について地獄を見るっていう可能性もあるのでメリットばかりではないと思います。
ケアプランの自己負担で言いなりプランが横行する
ケアプランの自己負担が成立すれば、ケアマネージャーはよくケアマネ研修とかでやってはいけないケアプランの事例としてよく耳にする利用者さんや家族さんの言いなりに作るケアプラン。
通称御用聞きプランが確実に増えますね。
そうすれば不必要な介護給付が増え、ケアマネージャーも特別なスキルとかは要らず、ただ要望を聞いて介護給付を管理するだけの存在になります。
御用聞きプランならケアマネの給料を上げる必要はなくなる
要望を聞いて調整するだけであれば、ほけんの窓口さんと特に変わりありません。
ケアマネ介護福祉士的にはむしろ、御用聞きプランなのであれば介護保険関係までほけんの窓口さんでシステム構築して、介護保険の基礎を学んだファイナンシャルプランナーを持っている人の方がむしろ適切なアドバイスをくれるかもしれません…。
そうなればもうケアマネージャーなんかいらなくなりますので年収500万円は超絶夢みたいな話になります。
ケアマネ介護福祉士が考えるケアマネ介護協会が考えている理想像
ケアマネ協会はある程度長期的にケアマネージャーの処遇や待遇の改善を考えているのでしょう。
ケアプランの自己負担は間違いなく避けられないとケアマネ介護福祉士は思っています。
ケアプランの自己負担が出てきても、まず御用聞きプランを作らないようにケアマネージャーの専門性をケアマネージャー個人に訴えていく。
ケアマネージャーの専門性を維持、向上しつつ国にそれを認めさせ、年収500万円になるよう介護保険報酬を勝ち取る…。
おそらくですがそんな構想なのでしょう…。
ケアマネの御用聞きプランは間違いなく増加する
ケアプランの自己負担が出れば、利用者さんの権利意識は一気に強まり明らかに不必要なサービスを望んだ場合に説明しても納得されずに『じゃあケアマネ交代する』となるでしょう…。
どれだけ強い信念を持っていてもケアマネ自身だって立て続けにケアマネ交代となれば会社から『ケアマネ交代を言われやすい問題のあるケアマネ』と認識されるでしょう。
自身で立ち上げている居宅支援事業所であれば収入が直結して減少します…。
ケアマネ介護福祉士あたりはメンタルがお豆腐と同程度の強度しかないので面と向かってはっきりと
『ケアマネ交代』を言い渡されたらおそらくショックで御用聞き気味になるのは間違いないでしょう。
そうなればケアマネージャーは専門性などいらないものになるでしょう…。
ケアマネ介護福祉士的に年収500万円は夢の話
ケアマネ協会が目論んでいる状態になるころにはケアマネ介護福祉士がケアマネージャーを引退している頃でしょう…。
それよりもケアマネージャーが専門性を失ったり、AIに取って食われる方が早いかもしれないですね。
残酷な話ですがケアマネージャーの役割として不必要な介護費の抑制を行う嫌われ者ポジションとしての役割以外AIやほけんの窓口さん的な場所で賄えますので…。
不必要なサービスを許可しない悪者役こそAIにやってほしいものですが、それすら取られればケアマネージャーの仕事そのものがすっかりなくなってしまうかもしれませんからね…。
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