認知症状は「環境」で出なくなる!世界が驚いた介護術
- 認知症状は「環境」で出なくなる!世界が驚いた介護術
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「認知症になったら何もできなくなる」「食事もトイレもお世話が必要」などと思っていませんか?
そのイメージを覆す認知症ケアを行っているのが、神奈川県藤沢市にある介護事業所「あおいけあ」です。お年寄りが生き生きと動き、楽しげに暮らすのを可能にする……そんなケアが高い評価を受け、いま国内外から注目を集めています。
どうすればお年寄りの自立を助けることができるのか?
代表・加藤忠相さんが、家庭で介護に取り組んでいる人にも役立ちそうな発想を教えてくれました。1月に出たばかりの新刊『世界が注目する日本の介護 「あおいけあ」で見つけた じいちゃん・ばあちゃんとの向き合い方』から紹介します。
引用ヤフーニュース
世界が驚いた介護術とは?
いつも通りヤフーニュースを眺めていたら見出しにつられてしまった記事で、今回は世界が驚いたという介護技術を現場目線でケアマネ介護福祉士的に解説していきましょう。
今回は何度かヤフーニュースに取り上げられている施設。
あおいけあさんの提唱する介護技術みたいですね…。
ケアマネ介護福祉士的にはTwitterとかsnsとか、こういうネット記事になる施設さんはマーケティングがなんだかんだ言ってうまいんだなあっていう印象です。
良い施設かどうかは別ですが、話題になって知名度が上がる…。
知名度が上がればある程度職員の募集も有利になる。
悪い事は一つもないんですが、『売名行為』とか『口だけ』とか言われるところも多いのは事実…。
言ってる方々はじゃあ口だけじゃあないのか?
なあんてケアマネ介護福祉士的には思うのですが、そんなケアマネ介護福祉士も口だけタイプに入るのかもしれませんのでこの辺で…。
認知症の人をとりまく「環境」と「心理状態」に目を向けよう
認知症とは何だったか、ちょっと振り返ってみましょう。「原因病(原因疾患)」によって脳が変質し、記憶障害などの「症状」が起こります。そこに本人の性格、環境や心理状態が影響して、徘徊や暴力などの「行動」が起こる……これが認知症だと考えられています。
難しく感じるかもしれませんが、これはどの病気でも起こることです。
誰でも腹痛を経験したことがあるでしょう。原因病がハッキリしないことも多いはずです。でも私たちは、痛みという「症状」で困る。だから顔をしかめる、お腹をおさえてかがみこむ……といった「行動」をします。
認知症も同じです。たとえば記憶障害(もの忘れ)という「症状」でトイレの場所を忘れてしまうと、お年寄りは不安になり、困って、トイレを探してあちこち歩き回るという「行動」に出るわけです。その行動を、周囲が勝手に徘徊と呼んでいるんです。でもこのとき、「症状」がなくなれば、困らなくて済みますよね。困らなくなれば「行動」も起きないはずです。
認知症の「原因病」のほとんどは、医師でも治せません。一方、「行動」に目を向けると「家にカギをかけて出られなくする」「薬でおとなしくしてもらう」といった、よくない発想に陥ってしまいます。だから、「症状」に目を向ける必要があります。
認知症は脳の変質なので、病気ではなく症状に目を向ける
間違いなく脳の変質ですね。
現代医療では治療方法がないのにもかかわらず、結構な人数がかかってしまう病気です。
病院はもとより介護職員は認知症という病気を治すことはできませんよね。
だからこそ、病気によって引き起こされる『行動』という目に見えて現れてしまう『症状』に目を向けていく必要があると…。
確かに確かに…( ..)φメモメモ
当たり前だけど、なかなか出来ない事ですよね…。
日々の業務で忘れがちになっているこの当たり前な事すらできなくなってしまうのは介護職員あるあるでしょうけれども…。
環境、心理状態にアクティブアプローチケアをしていく
より具体的には、症状に影響して行動を引き起こす「環境」「心理状態」にアプローチします。つまり、
・症状で困らない「環境」を、先手を打って整えておく
・困っていても、コミュニケーションをとって「心理状態」を安定させるこうした配慮で、症状が出ない(もしくは、出ても目立たない)ようにすれば、困らないので行動も起こらなくなるはずです。
たとえば、床のラインは、トイレに行きたいお年寄りが困らない「環境づくり」の一例でした。こんなふうに、困らないように先回りして行うケアを、私は「プロアクティブ・アプローチケア」と呼んでいます。
アクティブアプローチケアとは?
紹介されている技術としては床に白テープを張って、トイレまでの銅線をわかりやすく視認しやすいようにする。
これでトイレの場所がわからなくなる利用者さんも自然と自分でいけるようになる…。
というテクニックみたいですね…。
事前に環境を整えておくことにより不安な気持ちにさせず精神状態を安定させる…。
確かに原理的には間違いないですし、他の施設さんでもやれている所は多いてく技術の一つですね。
この事例自体は部屋がわからなくなる利用者さんの部屋に本人が認識しやすい目印をつけるとか、トイレの入り口を目立ちやすいように装飾をするなんていうのもアクティブアプローチケアと呼べるところでしょう。
つまり大概の職場では既に多くのアクティブアプローチケアを行えているという事です。
「できるまで付き合う」「自分で選んでもらう」で、ケアはうまくいく
困らない環境は、どうしたらできる?
たとえば、認知症の記憶障害で、お茶をうまく淹れられなくなった女性がいるとしましょう。
そういう方に電気ポットを渡して、「お茶を淹れてください」と頼んでも、たいていできません。
ここで、介護する側が諦めてお茶を淹れてしまったら、ただの「お世話」になってしまいますが、私たちなら、こうすると思います。
まず、ばあちゃんを誘って、一緒にホームセンターへ買い物に出かけます。そして、本人にポットを選んでもらうのです。
ばあちゃんは、きっとヘッドをシュコシュコと押して使う、古いタイプのポットを選ぶでしょうが、それでいいんです。
その古い型のポットを買って、また一緒に帰ります。
そしてその後、「ごめんなさい……、僕、ホントに疲れちゃったんで、お茶を淹れていただけませんか?」と、いかにも申し訳ないといった感じで頼めば、ばあちゃんがお茶を淹れてくれるかもしれません。
ポットは本人が「自分に合っている」と感じたものを選んでいるはずですから、きっと問題なく使えるでしょう。
一方的に「してあげる」のではなく、お年寄りと関わり、できるまで付き合います。
すると使える道具がそろい、同時に人間関係ができてきて、「環境」が整います。
となれば、じいちゃん・ばあちゃんも大人ですから、自ら動くのは「あたりまえ」なんです。
自分で選んでもらうが最大のポイント
言われれば、『そりゃあそうでしょう』となるんですよね。
多分ある程度働いている職員であれば、電気ポットだから使えないんだろうな。
ここまでは単純に推測できます。
在宅で生活している利用者さんとそこに介入するホームヘルパーさんであれば、家族に頼んで『古いポットを買ってきてほしい』とか、『一緒にポットを選んできてほしい。』と簡単に伝えることができるでしょう。
ではなぜ施設の介護職員が出来なくなってしまうのか?
それは簡単…。
『自分でやった方が早いから』
『一緒に買いに行くというとんでもない手間』
『一人のために大きく動けない環境』
この3つです。
自分でやった方が早い
自分でやった方が早いは言わずもがなですが、コレは記事にもある通りですし、介護の大原則『自立支援』に反した動きであるのは間違いありませんが、施設介護をしているとそんなことも忘れてしまう怖い場所なんですよね…。
一緒に買いに行くというとんでもない手間
利用者さんとの買い物は施設の許可、家族の許可が必要です。
更に今回例題に上がっている買ってくるものは『ポット』
これは施設の備品扱いでしょうから、大きな会社なら稟議を通して…。
とかの怠い作業が入るかもしれません。
ユニットリーダークラスが独断で決められる程度の払い出しだとしても次の項目が問題になります。
一人のために大きく動けない環境
利用者さん一人のために備品を買いなおす…。
この行為が許される場合と許されない場合がありますね。
命の危険を伴う場合とかは判定が緩くなりがちですが、今回の場合は
『お茶を入れられなくて、暴れる。』『熱傷の危険がある。』等ではなく、単純に『自分でお茶を入れられない』というだけ…。
他の利用者さんを置いて、その利用者さんのためだけに費用と時間をかける行為が集団という生活の中で許されない雰囲気です…。
コレを簡単にやってのけられる環境がおそらく『あおいけあ』さんとほかの施設さんが決定的に違う所なのかもしれません。
小さいようで大きな壁なんですよねコレ…。
「自分だったらどうか」という一人称の視点で考える
お茶を淹れたくなる環境、茶碗を洗いたくなる台所、針仕事をしたくなる環境……そうした環境があるからこそ、意欲が出るわけです。
あなたは、高級ホテルのだだっ広い厨房に一人だけ放り込まれ、見慣れない道具に囲まれて、快く料理ができるでしょうか。
勝手知ったる台所で、使い慣れた道具があってこそ「できる・やろう」と思えるのではありませんか?
もしかしたらお年寄りは「やらない」のではなく、「ここではできない」と困っているのかもしれません。
私たちにお年寄りの気持ちはわかりません。
推測するのがやっとです。推測しても、的外れなら、怒られてしまうでしょう。
でも、自分の気持ちなら間違いなくわかります。
だから私は、「自分だったらどうか」という「一人称」の視点で考えることが大事だと思っています。
「お年寄りはどう思うか」みたいな、他人事のような「三人称」の視点より、より確実だと思います。
『利用者さんがどう考えるかより、自分だったらどう思うか?』
ここが大きく違う所ですね…。
一般的な介護支援としては利用者さんの気持ちを考え、推測して介護にあたるみたいな風潮です。
コレをバッサリ…。
『人の気持ち考えるより、自分だったらどうか?』を考える方がよほど合理的。
という考えですね…。
その考えも全然ありなんだと思いますが、なぜか介護業界では長らく不正解扱いされていた雰囲気の考え方ですね…。
ケアマネ介護福祉士的には介護に正解は無い?
ケアマネ介護福祉士的に行ってしまえば、介護に正解は無いと思っていますからね。
だって、人の気持ちなんかわからないんですから…。
わからないんですけどその人だったらと思って一生懸命考える。
わからないんですけど自分だったらどうするか考える。
どちらも正解だとか不正解だとかはわからないからこそ魅力的な仕事なのかもしれません。
介護支援において正解が用意されていないからこそ、トータルケアでどの方法が一番いいのか?
そんな風に考えるのが楽しい仕事なんではないですかね?
ちなみにみんなで考えられないような職場環境であればこの仕事はつらくて苦痛なだけなので、さっさと転職しましょうね?
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