訪問介護事業所役員が窃盗。監視カメラで判明
介護サービスを利用していた女性の家から現金9万円を盗んだとして、訪問介護を運営する会社の64歳の役員の女が逮捕されました。
警察によりますと役員は容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、神戸市須磨区で訪問介護を行う会社「ぱれっと」の役員、吉藤かおる容疑者(64)です。
去年9月、会社の介護サービスを利用していた神戸市内の70代の女性の家を訪問し、女性が目を離した隙に、財布から現金9万円を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、以前から女性が財産を管理する成年後見人に「お金がなくなっている」という相談をしていたため、部屋に防犯カメラを設置したところ、吉藤容疑者が女性の財布を上着に入れる様子が写っていたということです。
財布は部屋に残されていたものの、中に入っていた現金9万円がなくなっていたということです。
調べに対し、「お金を盗んではいない。勘違いだと思う」と容疑を否認しているということです。
女性は、平成28年からおととしまで、吉藤容疑者が役員を務める会社のサービスを使っていたということです。
その後も、「近くに来たので立ち寄った」とか、「お土産を持ってきた」などと複数回、訪問を受けていたということで、警察は余罪について調べています。
どうもはてなブログ無料版初心者ケアマネ介護福祉士です。
毎日更新継続中で、介護に関するニュースを発信していきます。 毎日アナタのためになる知識を一日ひとつプレゼント!! Twitter始めました。 こちらも最新の記事と私の呟きが見れますので登録お願いいたします。
【公式 】ケアマネ介護福祉士 (@BWm7LDaUhfW1TPC) | Twitter
私の過去記事はコチラ
事件の概要をわかりやすく説明して?
①64歳のヘルパー事業所役員が自社のサービスを使っている利用者宅へ訪問し、財布から9万円を窃盗した疑い。
②以前からお金が無くなっていると成年後見人が警察へ相談しており、監視カメラを設置。容疑者が財布を持ち出している所を発見。
③平成28年から同社サービスを利用しており、たびたび理由をつけては容疑者が訪問していたことを確認している。
④警察は余罪があるとみて捜査。
⑤本人は否認をしているとの事。
今時監視カメラは当たり前の時代に窃盗を繰り返すのはもはや病気…ケアマネ介護福祉士が実際にあった事例
①ケアプラン説明、入居契約をボイスレコーダーで記録する人がいる
ケアマネ介護福祉士はケアマネージャー兼相談員を入居施設で行っていた経験があります。
そんな中でも年に数回あったのはコレ( ..)φメモメモ
ケアプランの説明や入居の契約をボイスレコーダーで録音している人…。
事前に
『録音してもいいですか?』
と聞いてくる人が体感的には八割。
不自然な位置にスマホを置いてこれ見よがしに録音してくる人が1割。
もしかしたら勘違いかも知れないけど、録音しているな…。
そうケアマネ介護福祉士が感じたケースが一割。
こんなのが置いてあるとちょっとドキドキしますよね⇓⇓
rakuten:qztelectronics-direct:10000004:detail
基本的に録音されようがされまいが伝える事は一緒なのでケアマネ介護福祉士は慣れっこです。
ただ、
『私の声にもプライバシーや個人情報は守られるべきものなので、ネットに出すときには声を変えて、実名が入るところは修正して下さい。万が一利用者さんや他の職員の声が入った所も同様です。肉声のまま公表したい場合には事前に許可を取ってくださいね』
とだけ伝えます。
コチラは淡々と説明しますし、質問にも答えます。
今まで公表されたり、音声を元に脅迫めいたことやトラブルになったことはありませんでしたねε-(´∀`*)ホッ
②利用者さんの部屋に監視カメラをつけられた
これも①番同様、施設で働いていたころの話ですが、
『監視カメラつけていいですか?』
と聞かれたので素直に
『居室であればスタッフ全員の同意があれば構いません。ドア付近が移ると他のご利用者様の姿が映るのでフロア利用者全員の同意が必要。また、音声もとるなら不特定多数の声が入る可能性があるのでやはりフロア利用者全員の同意が必要になるかもしれない。』とお伝えしました。
残念な話ですが、50歳くらいの独身息子さんから申し出だったのでですが、若い職員全員が不同意で設置はかなわなかったのです…。
まあ…理由は言わずもがなという気はしなくもないのですが…。
監視カメラについては長年この仕事をしていて、事前了承をうかがってきたのはこの方だけ…。
ケアマネ介護福祉士の介護人生の中で監視カメラを無断設置されていた事は4件ほどあります。
虐待を疑ってなのか、全員ベッド下についていました。
実際にはこんな感じのものが⇓⇓
なぜ気付かれた?
みたいな顔で家族さんは驚いていましたが…。
監視カメラは電源を必要とするので、設置場所はベッド下が都合良いのでしょう…。
ただ、ベッドの多くはアース線が一緒にくっついている豚鼻みたいな三個穴に刺すコードなので、普通のタコ足は使えません…。
ベッドのコードを抜けばベッドがリモコン操作できなくなるのですぐにわかります。
普通のコンセントから取るにしても、介護職員はシーツ交換をしたりするのに定期的なベッド移動の機会があるので結構すぐ気づきます…。
それが元で、揉めに揉めて退去された方もいましたね…。
ただ、施設介護ですらそんな状況ですので、在宅での監視カメラはもう当たり前だと思ってもおかしくはないと思っていいでしょう。
そんな中で、ヘルパー事業所役員が窃盗って…。
家ならいくらでも監視カメラ仕込めるだろうに…。
成年後見人が入っていたら余計バレるでしょう…?
成年後見人とは?
成年後見人とは、ざっくりと説明すると、身寄りのない人や親族に判断能力がなかったり、勝手に本人の財産を搾取しまくっている。またはそういう恐れのある人しかいない。
そして本人も認知症等により正常な判断が出来ない場合に家庭裁判所に申し立てることにより、お金の管理をする事を任された人の事を言います。
社会福祉士さんや血族の親族等が任命されますが、使ったお金をしっかりと裁判所に提出して、お菓子な使い方をしていないか?
成年後見人自体も判断をされる立場です。
そんな成年後見人がついていたらお金が無くなれば気付く?
ばっちり気づきますね…。
普通のどんぶり勘定な高齢者の財布ではなく、成年後見人が付いているのであれば、明らかな使途不明金は何としても説明をしなければなりませんもの…。
窃盗を働くにしても相手が悪すぎるので、今回の容疑者さんは訪問介護事業所役員という事でしたが、介護の制度を理解していないのかな?
と思ってしまいます。
一番お金の流れがしっかりしている成年後見人制度を利用している方からお金を取るなんてバレるに決まっていますもの…。
ケアマネ介護福祉士的今回のニュース
今時監視カメラや盗聴器が当たり前の時代に、役員さんがわざわざ出向いている時点でおかしいと疑われますよね…。
元ヘルパーとかなのかもしれませんが…。
スグに疑われることを認識していない、バレることを微塵も思っていない。
そんなスタンスが今の時代にかみ合っていないんだろうな…。
と思ってしまいます…。
虐待発覚の理由でもよく監視カメラや盗聴器の存在が出てくるのですから介護関連のニュースにある程度敏感なら絶対わかるはずなのに…。
介護役員なのに介護の実情を分かっていない容疑者さんが残念すぎる事件となってしまいました。
この記事を気に入ってくださった方は青いBマークのはてなブックマークを登録していただけるとより多くの人の目に止まってケアマネ介護福祉士は飛び跳ねて喜びます。
また、このブログ介護、医療、障害分野に大きな影響を与えるニュースを毎日更新しております。 このブログを気にってくださったり、また見てもいいかなと思うって頂ける方は読者ボタン、はてなブックマーク、スターを頂ければ幸いです。
ココからはブログのお知らせ⇓⇓
私と直接お話したい、介護の相談、悩みを解決して欲しい。暇だから相手をして欲しいと言う変人さんはhttps://profile.coconala.com/users/1525418 【公式】ケアマネ介護福祉士さん(ケアマネ ソーシャルワーカー 介護福祉士)のプロフィール | ココナラにて三本木として受け付けていますので宜しければ覗いて見て下さい。
宜しければこちらもポチッとお願いします。
ちなみに私はここで転職したら120万年収アップしました。転職したくない職場にまだ巡り会っていない方、本気で転職考えている人は今すぐクリック ⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
介護にも、育児にも、一人暮らしにも、ダブルケアにも最強の私が名前を付けてこよなく愛用するナンバーワン家電はコチラ
⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
長年使い続ける愛用機種がパワーアップした私も持っていない超絶豪華版はこちらをクリック
⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇⬇
年末大掃除だけでなく、週一回は出番が来ます⇓⇓