2021年からアマネの通院同行に新加算も子供のお使いですか?
来年度の介護報酬改定に向けた協議を進めてきた審議会の18日の会合 − 。
厚生労働省は4月から適用する報酬・加算の新たな単位数を公表した。
居宅介護支援に新設する利用者の通院に同行するケアマネジャーへの評価は、「通院時情報連携加算」と名付けた。
50単位/月。利用者1人あたり月1回の算定を限度とした。診察の場に同席し、利用者の心身の状況や生活環境など必要な情報を医師へ伝えること、医師から受けた情報をケアプランに記録することなどを算定要件としている。
厚労省はこの新たなインセンティブを、医療と介護の連携の強化、ケアマネジメントの質の向上につなげたい考え。
居宅介護支援事業所の経営の安定化に役立ててもらう、という狙いもある。算定要件の詳細や留意点などは年度末に示す。
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ケアマネの通院同行介助にインセンティブ発生!これで通院はケアマネの仕事になる?
通院自体に同行する必要がない
2021年4月から適応される介護報酬改定により、ケアマネージャーが利用者さんの通院時に同席して情報を共有することにより介護報酬がケアマネ事務所へ入るようにする。
コレが新しくできる介護報酬になります。
つまり、診察の時に同席することが目的であり通院に同行することに対しての算定ではない形ですね…。
オンラインや文章でいいんじゃない?
確かに医療との連携は非常に大事で、そこに介護報酬を出すからしっかり連携して、いい介護に繋げてくださいね?
という事なので根本は間違いないとは思います。
ただ、新型コロナウイルスやその他感染症リスクを負い、わざわざ病院に行く必要って、情報提供を目的とした場合に必要があるのか?
という所が問題になりますよね?
これだけソーシャルディスタンスやリモートワークと世の中が過敏になっている中でわざわざ情報提供、共有のために病院へ行く必要が疑問視される中で、
『情報提供加算』や『医療連携加算』等の名称ではなく
『通院時情報連携加算』なのでしょう…?
勘のいい皆さんならお気づきのハズ…。
これで大手を振ってケアマネに通院を介助させられるという目論見丸見え?
そもそも通院同行は誰の仕事?
仮に完全寝たきりで電動車いす等の自分で移動する手段が使えない人の一人暮らしが病院に行くモデルケースの場合どんな手順になるでしょう?
①病院に行く準備や家から車までの移動は?
ここまではヘルパーさんの仕事ですね。
病院に行くためのお着替えや病院に行くために必要な財布、診察券だったりはヘルパーさんがバック等に詰めて準備します。
車への乗りこみに必要な身体援助や車いすへの移乗等ももちろん訪問介護のヘルパーさんとして介護保険内です。
②病院までの移動は?
ここは介護タクシーさんの出番ですね。介護タクシー兼ヘルパーさんを兼務して、①の病院へ行く準備までやってくれるところも結構増えてきた印象です。
③病院についたら?
院内は病院さんの介助になります。
介護保険制度では病院内においては医療保険領域だからなのか、病院なんだから病院の看護助手や職員がいるから介護保険を使う必要がないとみなされているのか…。
ハッキリとはケアマネ介護福祉士もわかりませんがヘルパーさんは介護保険で対応が出来ません。
誰かはっきりとした理由がわかる方は青いBマークのはてなブックマークを登録がてらコメントを頂ければ幸いです。
病院内で支援が必要なときは病院職員に支援してもらえという事になっています。
今時の総合病院だと、
受付➡数か所の検査室で数種類の検査➡診察室前で待機➡診察室➡会計窓口➡院外薬局
こんな流れが一般的ですよね…。
④薬局の対応は?
会計窓口までは病院側の領域だとしても院外薬局までは誰がどうしてくれるのかかなりあいまい…。
おそらくですが本気出して法制度に則るのであれば、訪問介護のホームヘルパーが自宅に戻った利用者さんから処方箋を貰って薬局に行ってもらってどこにも寄らずに利用者さん宅へとんぼ返り…。
スグに飲む必要のある薬なら訪問看護師さんとバトンタッチかな?
しかも昨今は医療体制のひっ迫と言われている中で病院側に頼るのは大変です。
⑤帰りは?
帰りも介護タクシーと、家に帰ってから訪問介護のホームヘルパーさんが家の中からは支援します。
行きは時間が決まっているので対応しやすいですが、帰りの時間は読めないことが多いので、ヘルパーさんと介護タクシーが一緒になっている所を頼まないとしんどいですね…。
通院介助の問題点
複数の業種が予定時間が曖昧なまま動かなければならない
総合病院だと院内介助や移動支援専門の職員さんがいたりするところもおおいですが、個人病院だったり、中小規模の病院ではそもそも廊下を職員が通らないし、玄関までしかタクシーでは対応できないのに、玄関に人がいないし、受付に声をかけても
『は?何言ってんの?』
みたいな顔されることも多いです…。
挙句、帰りに利用者さんが介護タクシーへの電話をお願いすると凄く嫌な顔されて、挙句介護タクシーさんがめちゃめちゃ文句言われてケアマネに苦言の電話を入れてくることもあります…。
どうしろっていうんだい?
ってなりますよね?
そこでケアマネは禁断の魔術を使う人が出てきます。
じゃあ通院はケアマネが全部やったらいい?絶対ダメ!
実際に通院に付き添ってしまうケアマネさんは少なくないでしょう…。
でも、ケアマネが通院に付き合うと、訪問介護のヘルパーさんとケアマネの境界線があいまいになります。
結果的にどんどんケアマネがヘルパー化してしまいます。
アナタがケアマネのうちはそれでアナタが頑張れば終わりです。
でも、他のケアマネが担当している利用者さんに
『ウチのケアマネは病院に連れて行ってくれる。』
なんてなったら、わざわざ仕事を休んでまで病院に連れて行っている家族や、病院のスタッフにすっごく嫌な思いしながら院内介助を頼んでいる利用者さんはどう思うでしょう?
ケアマネ同士でも、仕方ない部分はあるにしてもなるべく避けていこうという流れの病院同行…。
自分のケアマネに強要してきますよね?
私は病院受診支援なんか絶対願い下げですわ…。
そんな状況が今年まで…。
来年からは『通院時情報連携加算』という大義名分が出来たので、今まで良しとされていなかった通院の支援をしていたケアマネージャーは堂々と行えるようになりましたね…。
通院同行介助は子供のお使い並みの500円ポッキリ!本心は絶対やりたくないです。
皆さんも病院に行くと半日…。
ひどいときには朝から夕方までマルっと病院に居た経験は少なくないでしょう?
ケアマネージャーがそれをやるとなれば、他30人以上の利用者さんに何かトラブルがあっても動けないです…。
ケアマネ介護福祉士個人的には自分の家族に何かあってもすぐには飛んでいけない状況ですよね…。
仕事ならば仕方ないといえば仕方ありませんが、診察時等に医療との連携をするから加算が入るのであって、通院の介助や同行自体に加算が入っているわけではないので、ケアマネとしての仕事かどうかもあやしいです。
何よりの問題は、
『通院時情報連携加算は月一回50単位』
という加算額…。
ケアマネが半日から一日を費やして500円…。
しかも月一回のみの算定…。
サブスクリプション使い放題サービスじゃない…。
アナタ500円でやりますか?
500円払って家族の事を良く知ってる人に通院介助をお願いできるなら喜んで頼む破格の金額ですよね?
しかもこの500円ケアマネの場合は全額給付で国が払います…。
こんなんだったら作らないでほしいくらいの加算です…。
時給換算してもはるかに高校生のバイトの方が高いですからね?
こんな通院をケアマネにタダ働きをやらせようとする加算ではなく、
『医療連携加算』作るか、もっと高単価の加算を出してくださいって話です…。
ケアマネージャーをなんだと思わせるような加算で、多くのケアマネは怒り心頭ではないのでしょうか…。
ちなみにケアマネ介護福祉士はまだ算定したことがないです。
算定して挙句監査でつつかれても嫌なのでボランティアのまま対応する事業所さんも多いのではないでしょうか…。
皆さんは算定しますか?
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