ヘルパーの有効求人倍率、15倍超に 厚労省 処遇改善を検討
2020年8月19日に厚労省から発表されたとんでもない有効求人倍率。さらにそれだけではない問題が多発している訪問介護事業について言及します。
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今回の記事要約
①厚労省から来年の介護報酬改定へ向けた審議会の中で発表される。
②働く環境や給与がネックになってほかの職場を選ぶ人が多いと予測。
③初任者研修の修了が必要なのもネックになっているのではないか?
④介護職全体でも求人倍率は4倍 ヘルパーに限れば15倍越え
とんでもない求人倍率ですね…。
誰がそんな不人気業種をやるのでしょうか…。
介護業界全体の求人倍率4倍から考えても圧倒的に悪い数字ですね。
ではその辺を紐解いていきましょう
なぜそんなに人気がないの?
ここからは長年の経験や、ヘルパーさんから聞いた話であり私の実体験ではございませんのでそこだけよろしくお願いいたします。
①初任者研修の修了が必要
私の記憶する限り以前は無資格でもできた気がしましたが(間違っていたらすいません)
今は生活介護(これも間違っていたらすいません)ですらも一定の研修を受ける必要がありますよね。
身体介護を行うためには初任者研修(以前はヘルパー2級)
を取得しなければなりません。
私が受けたころですら半年くらい週一で研修を受けに行った思い出があります。
あと4日間くらいの実習。
今は130時間+実際形だけの試験が義務化されているようです。
何の補助も受けなければ8万から15万くらいかかるみたいですね。
私もそれくらい払った記憶があります。
正直そこまでお金かけてもらう給料はコンビニ並なのでわざわざ誰が好き好んでやるのだろう?
こんなハードルあるから人が集まらないのは当たり前。
独居のお家や日中家族が働きに出ているお家に支援へ行きますので、介護の資格でハードルを上げるのではなく、窃盗や詐欺を行った人間は一人でのサービス介入禁止とかのほうがよほど現実的に必要なハードルです。
しかもヘルパーではなく施設での就労であれば資格いりませんから…。
就労の入り口で厳選するのであれば給与水準を高くしないと人は集まりませんよね…。
昔は自宅介護の延長みたいな感じで、ちょっと高齢の職員さんがやっていたイメージですが、それから月日はかなり過ぎ去りましたからね…。
一人ですべてを判断、行う危険な業務形態。
利用者さんの自宅で、たった一人業務をするのがヘルパーさんです。
事故があればヘルパーさんの責任。
ありがとうと感謝の言葉よりも
『お金盗んだだろう』
等クレームのほうが多い時期があります。
さらに利用者さんからのセクハラやモラハラは日常茶飯事…。
利用者さんからのセクハラやモラハラもたまにあります。
施設なら助けに来てくれる職員がいるかもしれませんがヘルパーは一人で罵倒や不快な行為と戦います…。
人生経験豊かな職員がヘルパーをやる所以ですかね。
②移動が大変
都心は自分の着替えやエプロンをもって自転車です。
そう…。
雨の日も…。
真夏も…。
もう訪問宅について頃にはびっしょびしょです。
体力的に支援時間以外の移動も大変です。
一軒一軒離れている田舎はどうなの?
そうしたら車です…。
事業所によっては自分の車を使う所もありますし、会社の車を使う所もあります。
自分の車だと、事故の時は自分の保険を使わされるのが多いらしいですね。
もうヘルパーも立派な個人事業主扱いなのでしょうか…。
会社の車を使う所は訪問中事故を起こせばとんでもない始末書もんです。
どちらがいいのかわかりませんね…。
豪雪地帯はホントに移動が命がけ…。
でも遅れればクレーム…。
でも余裕を持ったシフトを作ってくれるとは限らない…。
一軒当たりいくらという出来高制の会社であれば件数詰め込んでタイトなスケジュールは望む所なハズ…。
支援中以外のストレスが大きいのはヘルパーさんならではなのかもしれませんね…。
③休憩にお金がかかる
ヘルパーさんの多くは広範囲の件数を回るので休憩時間にイチイチ事務所に戻る体力や時間はないことがほとんどです。
都心で働く方は自転車移動でしょうからお弁当を持って行っても食べる場所がありません。
夏場は傷んでしまう可能性もあります。
何より荷物を増やして自転車にまたがるのは大変…。少しでも荷物を減らしたいですよね?
更に言えば微妙な訪問宅→訪問宅の際に起きる時間の余裕。
どこかで時間を潰さなければなりません。
都合よく図書館等の公共施設があればいいですがそんなに都合よくも行かず、トイレ目的でカフェに入らざる負えないときもあります。
入浴介助で疲れた体を癒すために稼いだお金を散財する…。
本末転倒になることもしばしばですね…。
公用車を使う農村地域でも、トイレのためにお店へ入ったり、公用車が臭くならなないように車内では食事をとらない様にするマニュアルなんかがあると、都心同様食事代がかさみます…。
安月給なのに毎食外食を強いられる…。
お金を稼ぐという意味ではプラス要素が見つからない状況です。
訪問介護の現状
介護業界の倒産件数としても訪問介護事業所は多く、経営が成り立ちにくい業種です。
そのうえヘルパー不足…。
このままいくと訪問介護消滅の危機的状況です。
国はどんな政策に打って出るのでしょう…。
次の介護報酬改定が最後の改革チャンスかもしれません。
ケアマネ介護福祉士が考える打開策
私が考える打開策はズバリ!!
食事手当と移動手当!!
ケアマネにも欲しいのですが、支援宅➡支援宅の間、時間つぶしにコンビニ寄ったりすることが多い…。
微々たるものでもいいからそんな手当があればちょっと楽しく移動できるし、食事も食べれる気がします。
処遇改善は当然ながら、それ以外の付加価値を主婦目線でちょっとしたお小遣いがもらえると思えば楽しく仕事ができるかもしれません。
この案を採用するかしないかは厚労省のお偉いさん達次第。
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