社会福祉協議会の訪問介護は消滅する。すでに220が閉鎖へ
社会福祉法に基づき全市区町村にある社会福祉協議会(社協)で、運営する訪問介護事業所が過去5年間に少なくとも約220カ所、廃止や休止されたことが2日、共同通信の全国調査で分かった。5年間で約13%減り、現在は約1300カ所。都市部で一般の民間事業者との競合を理由に撤退するケースもあるが、多くはヘルパーの高齢化や人手不足、事業の収支悪化などが響いている。
公的な性格を持つ社協が事業をやめると、採算面などで民間が受けたがらない利用者にサービスが行き届かなくなる恐れがある。政府は「住み慣れた地域で最期まで暮らせるように」という理念を掲げるが、厳しい現実が浮き彫りとなった。
調査は、都道府県が所有する介護保険の事業所データから社協の訪問介護を抽出。2018年と23年(一部は期間が異なる)を比較し、23年データに載っていない事業所について各社協に廃止や休止かどうか尋ねた。
社協の訪問介護は23年現在、全国に1302カ所(休止中は除く)。5年間に44都道府県で218カ所が廃止(統廃合を含む)や休止となっていた。
(引用ヤフーニュース)
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社会福祉協議会とは?
一応社会福祉協議会っていうのは
「社協」の略称でも知られている社会福祉協議会。皆様のまちでも福祉の向上に向けてさまざまな活動を行っています。
社会福祉協議会のあらまし
社会福祉協議会は、民間の社会福祉活動を推進することを目的とした営利を目的としない民間組織です。昭和26年(1951年)に制定された社会福祉事業法(現在の「社会福祉法」)に基づき、設置されています。社会福祉協議会は、それぞれの都道府県、市区町村で、地域に暮らす皆様のほか、民生委員・児童委員、社会福祉施設・社会福祉法人等の社会福祉関係者、保健・医療・教育など関係機関の参加・協力のもと、地域の人びとが住み慣れたまちで安心して生活することのできる「福祉のまちづくり」の実現をめざしたさまざまな活動をおこなっています。
たとえば、各種の福祉サービスや相談活動、ボランティアや市民活動の支援、共同募金運動への協力など、全国的な取り組みから地域の特性に応じた活動まで、さまざまな場面で地域の福祉増進に取り組んでいます。
っていうのが一応ホームページに載っていました。
まあ難しく書いてあるので、【公式】ケアマネ介護福祉士的社会福祉協議会の良くお願いするお仕事シリーズをお伝えしていきます。
社会福祉協議会って、給料体系的に言えば公務員っぽい給料体系で、公務員ぽいようなお仕事なんだけど色々柔軟にやってくれる相談万屋的な場所っていうイメージです。
そんな中でもよくお願いしたり相談するケース…。
①お金の管理お手伝い
高齢者の支援で一番困るのはこれ…。
成年後見人制度はハードル高いし、場合によっては結構お金とられちゃう…。
しかもお手伝いって感じじゃなくホントに管理って感じ…。
気軽に頼めるのが社協の金銭管理サービス
②シルバー人材にお願い
いわゆる現役をリタイアした人がスポットで働くシルバー人材っていうアルバイトみたいなのを管理しています。
家の草刈りやゴミ屋敷の撤去等を依頼したりします。
③ボランティアのあっせん
ボランティアの登録を社会福祉協議会って斡旋しているので、こんなボランティアがあるよ?
みたいなのを紹介してくれます。
お金があんまりない利用者さんとかの支援でどこか手伝ってくれそうなボランティアさんがないかなって声をかける感じです。
おなじみの食事配達サービスとか、ヤクルト配達兼見守りサービスとかは多くの自治体で社会福祉協議会さんがやってるんじゃないですかね?
最後の頼みの綱って感じですね。
そんな社会福祉協議会の訪問介護って…
そんな多岐にわたる問題を解決してくれる社会福祉協議会さんのケアマネさんやヘルパーさんは多岐にわたる支援が必要な人たちが多くお願いされちゃいます。
なので、基本的に金銭面でトラブルになったり、介護保険に適応しないサービスになって結局お金がもらえなかったり…。
運営的に言えば完全に赤字って感じです。
社会福祉協議会さんて、補助金と寄付金で成立している感じですがあまりにも赤字がひどいと一部の事業を中止したりすることがあります。
その中でも訪問介護事業はもともと福祉事業の中でも赤字になりやすいのに人材不足がひどくて運営するだけでも一苦労…。
そんな赤字部門を吸収できなくなった社会福祉協議会が運営を休止、廃止するっていうのはあるあるです。
特に社会福祉協議会ってもともと非営利団体なので、お金儲けの仕組みがうまくできていないところが多い。
今までならどれだけ赤字でも補助金と寄付金でどうにでもなったんでしょうけど、昨今のご時世だとそんなわけにもいかなくなってきたっているのが影響しているんでしょうね。
かといって、今からコンサル的な人が入ったり、介護経営にたけている人をヘッドハンティングするとかも難しいから経営の立て直しっていうのはそもそも難しいんでしょうね…。
ただ、赤字でどうにも首が回らないなんて状態に社会福祉協議会が陥るのなんてごく一部だった話が、全国的に増えてきているという事でもうこの慈善事業的なシステム自体がもはや成立しなくなってきているんだろうなと思う【公式】ケアマネ介護福祉士なのでした。
そうはいっても社会福祉協議会に助けられている【公式】ケアマネ介護福祉士
社会福祉協議会が企画する集まりごとで名前を売っている【公式】ケアマネ介護福祉士
運営的に厳しくなってきている所が多くなっているんだろうなっていうのはわかりますけどそんな【公式】ケアマネ介護福祉士は社会福祉協議会さんに助けてもらっています。
フルリモート、フルフレックスで働き始め、地元でも頑張っていこうと思っていた中、地域のお祭りごと、イベントごとでは知り合いが増えて知名度もありましたが介護業界では超無名…。
そんな中、社会福祉協議会さんが主体となって動いているイベントごとに参加させていただいているおかげで、地域包括支援センターへ直接営業に行かなくてもお会いできるタイミングがいただけているし、区長さんや民生委員さんの前で講演会をやらせていただいたりっていうので地域の皆さんに顔を知ってもらう機会がいっぱいできています。
そんな社会福祉協議会さんが赤字で訪問介護を辞めちゃうのはすごく寂しいことではありますけど、他の活動ができなくなっても困るし…。
致し方ない部分はあるのかなあと思ってしまいますが、そんな薄利多売状態の介護でそもそも日本の介護業界はこの先大丈夫なのかなと不安にもなってしまいます。
そろそろ次回の介護報酬改定が目前に迫ってきていますが、空前の訪問介護、ケアマネ不足が足音を立てている…。
そんな中で、どこの業種が予算を削られるのか…。
デイサービスは訪問介護的な複合サービスを求められているので、できないところはきっと報酬減みたいな形にされるでしょう。
訪問介護自体は報酬を上げてもらわないと未来がくらい…。
小規模多機能は小規模看護多機能に変われなければジリ貧…。
定期巡回も人員確保ができるくらいの報酬は出ていないようで事業所自体が少ない…。
訪問入浴に至ってはどこも黒字なんてところを聞いたことがないくらい…。
介護タクシーはもうかってる話をチラッと聞いたりするけどあれは介護保険外で収益を上げているのかな?
グループホームはまだ絞られる余地がある?
施設はこれ以上絞ったら閉鎖が相次ぐ…。
サ高住は国土交通省の管理で厚生労働省が口出しするのは大変かもだけどそろそろ思いっきり絞られてもおかしくない…。
訪問リハビリは更に削られるのが見えている…。
訪問看護は現状維持なのかな?
ケアマネは平均年齢が訪問介護に次いで高いので、報酬増とかして若いケアマネを入れないと難しそうだし、報酬増になるにしてもLIFE加算は確定路線…。
今の高齢ケアマネがLIFE加算まで手を付けられるのかどうか…。
あれ?
上向きっぽいところってどっかあった?
ちょっと考えているだけで落ち込みそう…。
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