介護者の4人に1人がうつ病状態?つらい在宅介護を楽にするポイント
日本では、100人に約6人が生涯のうちにうつ病を経験しているという調査結果があり、在宅で介護を行っている方の4人に1人が軽いうつ状態にあるという結果も報告されています。
介護歴半年になる仁美さんは、同じく親の介護をしている友人から「実はうつだった」と告白され、ご自身の行く末が不安になってきたと言います。
話を聞いてみましょう。
1人で抱え込んで介護うつになってしまった友人
学生時代の友人・和歌子は、数年前から母親と同居し、在宅で介護を行っていました。
介護が始まった当初はストレス発散と称してよくランチにも行っていましたが、ここ数年はコロナのこともあって音沙汰がなくなっていたのです。
私も半年ほど前から父の介護が始まり、和歌子にいろいろと聞きたいことが出てきたので久しぶりに連絡してみたところ、なかなかLINEが既読になりません。
数週間してようやく連絡が取れたので会ってみると、「実は最初に連絡をもらった時、うつっぽくなっていたの」と言われました。
彼女には妹がいますが、海外暮らしのため頼れず、1人で抱え込んでしまったようです。
(引用ニュース)
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介護する人の4人に1人がうつ病傾向?
どのくらいをうつ病傾向と判断するかだけど…
率直な感想として【公式】ケアマネ介護福祉士的にはそんなに間違った数字じゃないなって思います。
まああながち間違ってはいないだろうなっていう数字。
介護をしているご家族はもうスタートから間違っている場合が多く、急に訪れる介護という波に飲まれて気分や家計がどんどん沈んで行ってしまう。
そうならないように日ごろから介護の事を情報収集していればそんなことにはならないんでしょうけど、介護って触れてはいけないタブーみたいな感じでいざ介護が始まらないと動き出せない風潮ですね。
社会と断絶する人が多い
このブログではさんざんお伝えしているのでざっくりとしかお伝えしませんが、大体の方は介護が始まると勢いよくパートだったり給料が低いお子さんとかが仕事を辞めて介護に飛び込みます。
新しくできた介護休業とかは全然適応しないで辞めるのはちょっと会社側にも問題あるかなって思ってしまいますけど…。
ここ最近多いのは、介護休暇、介護休業を目いっぱい使ったけど、どうにもならないので仕事辞めますパターン。
基本的に介護休暇や介護休業はその期間を利用して介護と仕事を両立する体制を作るのが目的なんですけど、一生懸命介護して、あと1週間くらいしか休めない…。
介護に終わりが見えないからこのまま辞めますっていうパターンですね。
これが介護生活において一番やってはいけないゴールデンパターンです。
介護するために仕事をやめたりすれば、ヘルパーさんやデイサービス等を心理的に使いづらくなってしまいますよね?
仕事辞めて介護に専念するのにお金かけて人に頼むの??
みたいな話になります。
でも、介護って一人で最初から最後までやるってなったら気が狂いますよ?
【公式】ケアマネ介護福祉士的はよく『元気な無職を3人用意できるんだったら介護サービス使わなくてもいいけど、そうじゃないなら使ったほうがいい。』と常に言います。
結果、こうやって4人に1人がうつ病傾向になってるというのはまさにって感じがします。
介護が終わった時は更に鬱が進む人も…
ここで大きな問題なのは介護が辛くてうつ傾向になっている人は介護サービスを使う事になったりして相談する相手が出来たり人との交流が出来たりして症状が多少改善する人っていうのは正直なところあります。
介護者のメンタルを保つためにも介護サービスっていうのはとても必要なんだろうなって思います。
ただ、介護サービスで助けられるのは介護される側が生きているだけ…。
介護に費やした年数が半年、一年なら修正は聞くかもしれませんが、10年…。
それ以上となれば社会から置いて行かれた感は否めません。
10年前と言えばTwitterとブログが主流…。
ユーチューバーなんて言葉が走り始めたころで、一般的なものではありませんでしたね。
もちろんインスタやティックトックのような気軽な動画配信できるものもなかったです。
介護という社会から断絶された状態で過ごした年数によっては社会復帰が出来ないし、お金が多少あって趣味や友達との余暇活動に使えたとしてもその交友関係がなくなっている。
新型コロナウイルス感染症もあり、オフ会やサークル活動なんて言うのは少なくて大体ネットでもほそぼそ身内だけでやる事が多くなっている。
もちろんお金があればの話で、多くの方は働く事も視野に入れなければならない。
働かないと自分がもらえる年金も減るのでそれはそれで自分の老後が成り行かなくなります。
じゃあ何の仕事にってなった時、とんでもない壁にぶち当たります。
このコロナ+人口不足によるICT化…。
社会とかけ離れていた人がこれに対応できる事は少なく、就職できたにしても挫折してしまう事も多いです。
社会に戻れず挫折してしまい、更なるうつ状態の進行へいざなわれてしまう事も多いですね。
出来るだけ介護離職してはいけないって言うのはそういった意味でも二度と社会復帰できなくなる危険があるので絶対にとっては行けない選択肢…。
パートだろうが何だろうがどうにか仕事を続けないと社会復帰は相当高い壁になります。
【公式】ケアマネ介護福祉士的にケアマネも介護の後を考えなければマネジメントできない
ヤングケアラーや引きこもりを増やす原因を作らない介護を考えていくべき。
ケアマネの更新研修においても、その辺をもっと盛り込んでいきますみたいな事が発表されましたがホントその通りだと思います。
旧石器時代のケアマネは「本人はデイサービスに行かなくても特段困っていないので立案しませんでした」みたいな人が居ました。
いやいや、家族困ってるじゃん…。
そのおかげで仕事行けなくなって辞めたじゃん…。
無職が家にいるから特別養護老人ホームも入りにくくなったじゃん…。
家で介護10年したけど、その後の事って知ってる??
もちろんケアマネはノータッチなんですけど、介護を10年も付きっきりでした中年の息子さんや、いろんなことをしたかっただろうお孫さんの10年が潰れてしまったのは本当に悲しい話ですよね…。
介護される方も、家族の人生を奪ってまで介護されたくないんじゃないかしら?
ケアマネが家族が引きこもりになってしまうリスクや、ヤングケアラーになってしまうリスクを考えたマネジメントをするべきで、自宅で誰かが介護をするべきという時代は終わったという事をまず考えるべきなんだろうなと思った【公式】ケアマネ介護福祉士なのでした。
半分以上チェックがついたら即病院よ?
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