介護職ワクチン優先接種も在宅サービス対象外。その理由は?
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介護職員はワクチン優先接種が決定。でも在宅サービスは除外。厚生労働省の言い分は?
入居施設に関しては特養はもちろん、サ高住も対象との事です。
サ高住職員はホームヘルパーさんがほとんどなので、その辺の線引きをどうするのかが全然わからないのですがどうするんでしょうね…。
まあサ高住は国交省管轄のしっかりとしたサ高住で、集中減算を取られているしっかりと併設を歌っている所じゃなきゃダメなんでしょうけれども…。
その一方で通常の自宅に派遣するホームヘルパーやデイサービス職員は対象外らしいですね…。
その理由を衆議院予算委員会で詰め寄られた厚労相がこんな風に答えております。
原文ママ⇓⇓
田村憲久厚生労働相は17日の衆院予算委員会で
「一方で在宅サービスの場合は、例えば事業者を変えるなど別の対応もとれる」との認識を示した。
質問した立憲民主党の尾辻かな子議員はこれに対し、「現実を見ていない。ホームヘルパーの有効求人倍率は15倍。
訪問介護は人が全然いない。代わりなどいない」と反論した。
ワクチン接種の優先順位はまず医療従事者、次に高齢者。介護職員はその次だが、原則として特養や老健、グループホーム、有料老人ホームなど施設・居住系に限られている。業界団体は在宅サービスも対象に加えるよう求めてきたが、政府は方針を改めていない。
施設サービスは本当にサービスを継続できなくなる?
本当にそうなのでしょうか?
最近は地域ごとで職員を法人関係なくやりくりしましょうという動きも始まっていますね⇓⇓
サ高住の場合も私の住んでいる地域ではサ高住専用訪問介護事業所のスタッフ不足により、外部の訪問介護事業所が介入して入浴介助をしたり、夜勤スタッフを削って支援に入っているものの算定を取らないとか臨時で夜間派遣社員を使って、同様に介護報酬を取らないで支援を行う等のやりくりをしている事業所も少なからずあります。
大手の事業所だからそれでも潰れずに経営をしているのでしょうけれども、きっと施設単独で考えると赤字でしょうが…。
つまり、決して唯一無二で替えが効かないスタッフだから優先的に守る必要があるとは言えないでしょう。
お金さえばら撒けば一時的に人を補充することは可能です。
実際にやっている事業所がありますからね…。
デイサービスやホームヘルパー同様他の所からスタッフを引っ張ってくることは可能です。
居宅サービスは替えが効く?とんだ誤解…。
ホントありえない…。
記事にもある通り、訪問介護の有効求人倍率は15倍を超えています。
在宅介護を担ってくれるホームヘルパーさんは万年人手不足…。
たとえ新型コロナウイルス患者が事業所に出ても、他の事業所を使えばいい…。
寝言は寝て言ってほしいものですね…。
ホームヘルパーの平均年齢は47歳…。
正直なところ基礎疾患がない人は少ないくらいの年齢が現役のヘルパーで、中核を担っている存在です。
とてもじゃあないですが他の事業所を簡単に介入してもらえるくらい余裕がある事業所なんてそうそう見つかりません…。
全国的にどこも同じ状況でしょう…。
コロナウイル患者を引き受けてくれるホームヘルパーがいるのか?
先ほども申しあげたとおり、ヘルパーさんの高齢化はすでに介護業界としても問題となっています。
基礎疾患を抱える人も多い中で、自分で感染リスクを抱えながら仕事を全うできるほどの天使が何人いるでしょうか…。
そんなにいないと思うのはケアマネ介護福祉士だけかもしれないです。
ケアマネ介護福祉士的にヘルパーこそ一刻も早い接種を…。
ケアマネ介護福祉士は施設職員として働いていた期間も長いです。
私が働いていた経験をもとにお話しさせていただきますので、コメントや異論は是非はてなブックマークがてら頂ければ幸いです。
施設で感染症は慣れっこ
新型コロナウイルスという未知の感染症という事を除くとインフルエンザのような空気感染。
ノロウイルス等の飛沫感染。
疥癬等の接触感染。
C型肝炎等の血液感染。
感染症への対策は施設としてある程度経験のあるスタッフは対応が出来るようになっています。
施設としてのマニュアルや、そのマニュアルをスムーズに順守できる実体験…。
実際ケアマネ介護福祉士が以前勤めていたときにはインフルエンザとノロウイルスが蔓延しましたが、やはりベテランの職員ほど、感染症対策の動き、いわゆるスタンダードプリコーションの徹底がなされており、罹患率が圧倒的に低かったです。(かからないとは言っていないし、あくまでケアマネ介護福祉士の体感です。)
職員が次々倒れていく中、ベテラン職員は罹患せず事態が終息すると安心するのか過労で倒れていきますが…。
ヘルパーは感染症対策に慣れていない
施設では、利用者さんがインフルエンザやノロウイルス、疥癬等にかかっていても介護をしなければなりません。
自分が罹患するリスクを抱えて働きますので、ある程度の対策ができます。
また、自分が媒介にして、他の利用者さんを罹患させる可能性に意識して働いたり、自分が家庭に病原体を持ち込まない様にという事を考えて働くこともそれなりに働いていれば身についています。
でもホームヘルパーさんは支援予定の利用者さん宅や、家族さんからインフルエンザ、ノロウイルスが出たと聞けば100%支援中止ですよね…。
疥癬でも中止の事業所はすごく多い気がします。
ホームヘルパーさんは自分を守る感染症対策をしたことがない人達が多く、自分が罹患したかもしれない…。
そんなリスクを考えて働くことも、家庭内に蔓延させないように…。
そんな風に働いてきた経験がないため、無症状という可能性もある新型コロナウイルスを社会全体に広めてしまう可能性、有効求人倍率15倍の不人気職で働いてくださっているヘルパーさんの健康を守る為にも絶対にヘルパーさんは介護業界において、優先度が高くなければいけないはずです。
ちなみにデイサービスやショートステイも居宅サービスではありますが、やや飽和気味なくらい施設が乱立している地域もあるので、そちらに関しては国の言う
『事業所を変えれば済む問題』
という発言にある程度仕方名の無い線引きかな?
と思ってしまいます。
ここまで熱弁しているケアマネ介護福祉士はワクチンを打ちたくないタイプの人間なので、かなり矛盾はしていますが…。
各協会も動き出すが…
在宅サービスの各協会が新型コロナウイルスワクチンの優先順位を上げてくれと厚労省に頼みに行ったというニュースが舞い込んできましたが、厚労省では門前払いだったみたいですね…。
暖簾に腕押し状態でどうしようもないみたいですが、オリンピックまでに終わらせるのが国の最大にして絶対の使命なので、順番ではなくスピードが重要でしょうからね…。
まあ言いたいことはわかるんですけれども…。
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