介護タクシーが災害時に在宅介護者を救助した地域包括ケアな話
土石流が発生した静岡県熱海市伊豆山地区は、市内でも特に高齢者が多く住む地域です。 土石流の発生直後高齢者の避難を手助けしたのは、地元をよく知る「介護タクシー」でした。 坂道が多い熱海市を走る1台のワンボックスカー。
高齢者などを対象にした介護タクシー「伊豆おはな」です。
事務所は土石流の被害があった岸谷地区にありますが、建物の大きな被害は免れました。 代表を務める河瀬豊さんと妻・愛美さんが発生直後の様子を話してくれました。
介護タクシー伊豆おはな・河瀬豊代表: 「高台の広い駐車場に消防団と民生委員と、あとは自力で避難できる方が集まっていたんです。その中に、一人では避難できない方の姿がみえなかったので、逃げ遅れてるなと思った」 土石流が発生してから約1時間後、2人は地元の人たちとともに岸谷地区の高齢者の家をまわり避難を呼びかけました。
介護タクシー伊豆おはな・河瀬豊代表: 「その時は無我夢中で、自然と体が動いていた感じだったですけど」 介護タクシーを通じて、2人は1人暮らしや足が不自由な高齢者がどこに住んでいるか把握していました。
介護タクシー伊豆おはな・河瀬豊代表: 「真っ先に、明らかに一人では避難できない高齢のご夫婦がいるのが頭に浮かんだ」 足元には泥水が流れていて、一刻も早い避難が求められていました。
突然のことにパニックになる人もいたといいます。
介護タクシー伊豆おはな・河瀬豊代表: 「最初に避難誘導して避難所にお連れした時は、何が起こったのかわからないという感じで、たぶん動転しているというかパニックになっているというか」 地元の人たちとともに約1時間で12人を連れ出し、介護タクシーなどの車に乗せて避難所へ連れて行きました。
介護タクシー伊豆おはな・河瀬豊代表: 「地域住民同士のちょっとしたつながりがあったからこそ、まだ見つかってない方もいるですが、救うことができたのかなと思います。一日でも1分でも早く、できれば全員の方が見つかってほしいなと思います」
無事避難できた高齢者から感謝の言葉をかけられる2人。 短時間での避難を可能にしたのは、顔の見える地域のつながりでした
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まず初めに災害に合われ、命の灯が途絶えた方へご冥福をお祈りいたします。
またそのご家族、知人関わった全ての方々に、大事な思い出ごと流されてしまった方もいらっしゃるでしょう。
それでも記憶はどこへも行かぬよう留めていくのが残された方々のお役目なのかもしれません。
いつまでも記憶を風化させぬよう私もこのネット社会において少し手もご協力できればと思います。
遠い昔になってしまったか、昨日のように思うかは自分次第
いつまでも忘れぬ、忘れられぬ記憶として残った方々はせめて少しでも辛い中に暖かい記憶が残ればと思います。
そんな被災経験があるケアマネ介護福祉士なのでした。
(詳しくはコチラ↓↓)
悲しい話も大事ですし忘れてはいけない事ですがちょっと明るい話もしていきましょう。
取り残された移動困難者を助けたのは介護タクシー
気づいて動き出せるのか?
土砂崩れがあった最中、避難している所にいつもサービスを使っている人たちが居ない…。
逃げ遅れているな…。
私が災害に巻き込まれた時も、今回の熱海のように二次災害、三次災害の危険性がある中で、近所の誰かが居ないなんてことはちょっとだけ落ち着きを取り戻すと気付きますよね…。
問題はその後…。
二次災害の危険がある中の救助は正しい?
これも千差万別で何が正しいとかは正直判りません。
東北の津波があった地域は消防団が最後の最後まで非難の注意を呼び掛けており飲み込まれる。
いわゆる二次災害で亡くなっています。
たまたま全員が無事避難活動を終えて帰って来たからいいようなものの、この判断が正しいものだったのかはケアマネ介護福祉士的にはわかりません。
まして土砂崩れがあり、どこが通れて何処が通れないか?
いつまた土砂が崩れるかわからない、流れ込んでくるのか分からない中の救助はちょっとどうなんだろうと思ってしまいます。
建前はここまでで、アナタなら行ける?
ケアマネ介護福祉士は無理じゃないかな?
正直いつ崩れるかわからないという状況で動き出せるのか?
ケアマネ介護福祉士的には正直なところそんなにいないと思ってしまいます。
実際に家族の安否確認ですら誰が行くかで不穏な空気が流れるくらいです。
実際避難所に逃げた家族が他の家族安否を誰が確かめに行くか小競り合いしている姿を見ていますので…。
まあそりゃあ目の前で次々家が流されたり、建物が倒壊していく姿を見たらそうなるのも判らなくは無いです。
ケアマネ介護福祉士個人的には分かりたくないんですがね…。
そんな中で介護タクシーを生業にしていた人が声をかけて15人体勢で迅速に救助へ向かう…。
何度も言いますね?
その判断が正しいかどうかは置いといて、出来る訳ないと思ってしまうくらい素晴らしい事です。
人間の形をした仏様なのかと思ってしまうくらいに凄い事ですよ…。
正直なところ、避難所に一人はそういう仏様みたいな人とか、口だけは仏様みたいな人はいるんですけど…。
15人もいるなんてどんな地域の結びつきだよ…。
もうどうなったらそうなるんだよ…。
そう思ってしまうケアマネ介護福祉士なのでした…。
ケアマネ介護福祉士的に地域包括ケアシステムに光が見えた?
何となくそんな気がしませんか?
災害時という未曽有の事態で介護、障害に関わる福祉タクシー業者が避難できない人たちを助ける…。
なんか素晴らしすぎないですか?
これが介護事業所じゃなくて地域住民からも出るようになってる地域はもう地域包括ケアシステムが出来上がってきているんじゃないですかね?
それが続くかどうかは別としてね…。
農村部とかはそんな結びつきが強い…。
代わりによそ者が来てもなかなか仲間だと認めてもらえなかったり、代替わりが上手くいかなくて仲間はずれにされたり…。
そんな田舎特有の閉鎖的な空間が無くなれば問題ないのになって思います…。
おそらくこの熱海地域ではそう言う事も殆どなくてみんなで協力しなくちゃっていう素晴らしい人との結びつきなんだろうなと思ってしまいます。
そうでもなければ15人の協力者なんか集まりませんからね…。
まあ話は大分それましたが、いくら介護タクシーを生業としていたとしてもこんな人はそうそう居ません。
是非市民栄誉賞的な称号をプレゼントするべきですが、お役所さんは結構お手続きとか大変でしょうから先にケアマネ介護福祉士的栄養賞を勝手にここで宣言しようと思います。
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