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看取りのつもりが不審死扱いで事情聴取で疑われ…

救急車呼べば望まぬ延命。不審死=検死。家族どうすれば?

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誰にもいつかは来る、自分の命が尽きる瞬間を想像したことがあるだろうか?

慣れ親しんだ自宅のベッドで在宅医療を受け、家族に囲まれ、最後のひと息まで安らかに……おそらく、こんなイメージが多くの人にとって在宅看取りの理想像。

しかし実際には、本人が望んでいなかった延命治療を施され、病院で苦悶の日々を送り、この世を去っていく人も多い。
 

そのきっかけが、誰もがいざというときに頼りにする〝救急車〟を家族や知人が呼んでしまったことだった……そんな衝撃的な事実を記した一冊の本が、昨年の出版以来、波紋を広げている。

『119番と平穏死』の著者は、兵庫県尼崎市で365日年中無休の外来診療と24時間体制の在宅医療を行う長尾クリニックの院長・長尾和宏氏。

終末期医療の最前線で多くの患者を看取り、家族を支える医師が、在宅患者さんの家族やケアマネージャーに、「119番する前にちょっと待って」と訴える理由とは?

 

◆静かに看取るはずが、大事件に

 

最初におことわりしておくと、「慌てて救急車を呼ばないで」は、あくまでも人生の終わりに近づいた患者のそばにいる人へのメッセージ(健康な若者や中年世代が急に強い胸痛や頭痛、腹痛などを発症したときには、迷わず119番!)。

そうでない人の急を要する怪我や病気には救急車を呼んだ方がいいのは言うまでもない。

老衰や末期がんなどで回復の見込みがない、いわゆる終末期にあって自宅や施設で在宅医療や介護を受けている人と、その家族向けである。

「地域によって差がありますが、終末期に在宅で療養されている方は2割くらい。

家で静かに看取ろうと決めていたのに、いざ容態が急変したときに家族や身近な人が慌てて救急車を呼び、病院に搬送された結果、蘇生が成功し、1ヵ月後には延命治療となり、何ヵ月も管をつけられ、そのまま亡くなる方がたくさんいるんです。

119番してしまったばかりに、望んでいた人生の終わりとまったく違う展開になるという事態が、毎日、全国津々浦々で起こっている」

そう話すのは、長尾和宏氏。〝町医者〟を自認し、兵庫県尼崎市で、在宅での終末期治療と看取りに向き合う。今年2月には著書を原作とした映画『痛くない死に方』(高橋伴明監督作品)と長尾氏の日々を追ったドキュメンタリー『けったいな町医者』が公開された。

長尾氏が長年、提唱しているのが、心身ともに不安や苦痛から解放され、リラックスした状態で静かに最期を迎える〝平穏死〟。

だが、多くの人の命を救う119番が、まさかその障壁になるとは。

「到着した救急隊は、もし心肺停止していたら心臓マッサージなどの蘇生措置を取らないと罰せられる。

家族がどんなに『延命治療はいりません』と訴えても、彼らには蘇生処置を施すかどうかを決める裁量権がないんです。

結果、患者さんは病院に運ばれて、そのまま長期間の延命治療へ……というケースが多い。

もっと大変なのが、救急隊が到着した際にすでに心臓が止まっていた場合です。

そうすると、不審死として自動的に警察が介入することになり、検死や現場検証、事情聴取が始まる。

家族に殺人の疑いがかけられてしまうんです。

静かに看取るはずが大事件に発展し、それがトラウマとなってしまうご家族も、けっこういらっしゃいます」(長尾クリニック院長・長尾和宏氏 以下同)

 

◆往診してくれる〝かかりつけ医〟を確保

 

家で看取ると決めたら、救急車は呼ばない……しかし実際、苦しむ家族の姿を目の当たりにしたら、気が動転して電話をかけてしまうのも人情だ。

そうしたとき、「電話するべきは、まずは〝かかりつけ医〟です」と長尾氏は言う。

「外来や訪問診療で、日頃から診てくれているお医者さん。できれば、往診もしてくれる町医者がいいですね。

理想的なのは、かかりつけ医とあらかじめ在宅医療の契約をしておくこと。

僕もそうですが、いざというときには電話で知らせてもらえば、往診して然るべき処置ができます。

また、たとえ亡くなっていた場合でも、自然死だと判定できれば死亡診断書を書くことができます。

それなら、警察が入るような事態には至りません」

 

かかりつけ医といっても、健康な人間にとっては、お世話になるのは風邪をひいたとき程度。自分や家族のいざという事態が起こったとき、頼れるものだろうか……と不安がこみ上げるが、「わざわざ在宅療養支援診療所という看板を掲げていなくても、往診をしてくれる医者はたくさんいる」と長尾氏。まずは尋ねてみることだと言う。

「家の近くのお医者さんに『往診、してもらえますか?』と。

とくに患者さんが高齢だったり病状が進んでいたりする場合は、介護認定も受けているでしょうから、主治医意見書を書いてくれる町医者を家の近くで見つけて、可能ならば24時間連絡のつく携帯電話番号を教えてもらっておけば安心です。

地域の在宅医の情報は訪問看護ステーションやケアマネージャーが持っていますので、その人たちに口コミを聞くのもいいでしょう」

思えば、かかりつけ医による往診は、かつてはごく普通の光景だった。

いつの頃からか外来診療しかしない診療所がメインになり、病気になれば大病院への入院が当たり前になった。

しかし、「往診こそが医療の原点ですよ」と長尾氏。穏やかに自宅で最期を迎えるために、古きよき時代のシステムを今こそ見直すときなのかもしれない。
 

「コロナの際にも、『まずはかかりつけ医に電話で相談を』が合言葉になりました。

災害時……コロナも一種の災害だと僕は思いますが、そうした非常時にこそ、かかりつけ医の存在は心強いはず。大きな病気を治療してくれる遠くの名医と、近くのかかりつけ医、両刀遣いがいい。それは浮気したことにはなりません(笑)」

 

◆逝き方を決める「人生会議」はいつでも、何度でも

 

そして、自分の逝き方を自分で決めるための最強の一手とも言えるのが、「リビング・ウイル」(終末期医療における事前指示書)。

長尾氏が副理事長を務める日本尊厳死協会が推進しているリビング・ウイルは、自分がどのような状態で最期を迎えたいか、そのために何をしてほしいか、してほしくないのかを自らが記した書面である。

しかし、これを準備している人は、まだまだごく少数派。同協会の調査では、人口のわずか0.1パーセントにとどまっているという。

「残念ながら、日本の終末期医療において決定権を持っているのは本人じゃない。3分の2のケースで家族が決め、残りの3分の1は医者が決めています。

アジア諸国では、台湾は2000年にリビング・ウイルを担保する法律ができ、韓国でも2017年に成立した。

でも、日本ではいまだ議論すらできていません。

日本は自分の最期を自分自身で決められない、世界でも珍しい国なんです」

しかし、リビング・ウイルやエンディングノートにしっかり希望を記しておけば、内容は本人の意思として尊重される。

そのことを印象づけるシーンが、公開中のドキュメンタリー映画『けったいな町医者』の中にあった。

外来で受け持っていた高齢の男性患者が息を引き取ったとの報せを受け、現場に駆けつけた長尾氏。

その男性が女性ものの下着をつけていたことなどから事件性を疑い、とっさに持っていた携帯電話のカメラで動画を撮り始めたが……。

「奥さんと話したら、はいていたのは奥さんのパンツだったんですね。

そして、本人が生前に書いていたリビング・ウイルが出てきて、そこには奥さんへの感謝の言葉も書かれていました。だったらこれは自然死だな、と。

録画を止めて、死亡診断書に『老衰』と書きました」

かかりつけ医同様、いざというときに役立つリビング・ウイル。そして、「書くだけでなく、それを挟んで家族や身近な人やかかりつけ医と何度も話し合っておくことが大事です」と長尾氏は言う。

「これはアドバンス・ケア・プランニング(ACP)といって、愛称は『人生会議』。厚生労働省が現在、推進している取り組みです。

人生最期の時をどう過ごすかを決める人生会議は、一回やったら終わり、ではなく、状況が変化するごとに何度でも行うもの。

必ず記録も残してください。

死をどう迎えるかという対話は、本人と家族だけではなかなか弾まないかもしれませんから、そこにケアマネージャーやかかりつけ医が入って、皆で対話を繰り返す。

そうやって本人の覚悟と、家族の覚悟、看取る医者の覚悟が揃えば、平穏死は決して難しいことじゃないんです」

 

長尾和宏 1958年香川県生まれ。’84年、東京医科大学卒業。大阪大学第二内科に入局し、勤務医を経て’95年、兵庫県尼崎市に長尾クリニックを開業。診療を行いながら一般財団法人日本尊厳死協会副理事長、日本慢性期医療協会理事、日本ホスピス・在宅ケア研究会理事などを務め、よりよい在宅医療と看取りの姿を模索する。『「平穏死」10の条件』『男の孤独死』『病気の9割は歩くだけで治る!』『コロナ禍の9割は情報災害~withコロナを生き抜く36の知恵~』『仏になったら仏を殴れ』など著書多数。ベストセラー『痛い在宅医』『痛くない死に方』を映画化した『痛くない死に方』、ドキュメンタリー『けったいな町医者』が2/20に公開され、全国でロングラン上演中。

引用ヤフーニュース

 

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私の過去記事はコチラ 

看取りと決めても病院で管だらけ?コレが日本の現実

ケアマネ介護福祉士もよく経験する事実ですね…。

『家で看取ります。病院で最期は本人も望んでいません。』

『もう寿命だから何があっても家で最期を迎えます。』

そんなことを言っていたのに、終末期に差し掛かり

『本人が苦しそうな呼吸をしていた。救急車を呼んだらそのまま入院になった。』

そりゃあそうですよ…。

救急車は具合の悪い人を適切な処置をして病院に連れていく車ですから…。

もちろん病院は治療をする所…。

悪いところがあるなら治療しますよね?

医療従事者から見れば当たり前の話なんですよね…。

死期の目途が見えたら訪問診療を必ず導入するべき

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救急隊は絶対救命措置をとる

救急車を呼ぶともれなく救急隊員が付いてきます。

救急隊員は医師ではありませんので、死亡診断を行えません。

 

息をしていない。心臓が動いていない。

もう死後硬直が始まっている。

どれも死んでいるわけではないんです。

医師が診断していないので…。

まあ医学上ですが…。

救急隊員が死亡を判断できない立場なので、病院に搬送して医師の診断を仰ぎます。

首と体が離れている等の明らかな状態を病院へ報告し、その場で死亡診断を頂くこともあるらしいですが、基本的には搬送しないとダメです。

医師の死亡診断があって初めて成り立つものなのです。

 

家で死亡すれば『不審死』

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『不審死=検死』

これ、皆さんあまり意識されない事なので、このブログを見た人はしっかりと覚えていってほしい所です。

家で死んだ場合は原則検死が入ります。

とんでもない高齢でも、最近は介護疲れで窒息死させたり、虐待で無くなってしまったのか?

そんなところを調査するために不審な点があれば解剖に回されます。

 

じゃあ自宅で死んだ人はみんな検死に回されるの?

天命でも?

老衰でも?

 

原則はそうなんです。

ちなみにいくつかの例外はあります。

代表的な例が

医師が自宅ではまだ死亡していなかったと推測する場合です。

この場合は搬送中、または病院内で亡くなったという事であれば不審死ではなく救急隊が見ているところ、医師の前で亡くなった場合は死因となったであろう病気や原因が見えていれば検死に回さない事もある程度の頻度であります。

 

訪問診療が入っていれば自宅で亡くなっても検死をせずに死亡診断書を書いていただけることが出来る。

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訪問診療を導入しているだけですべての人が検死を免れるわけではないんですが、医師法ではこのように記入されております。

 

死亡診断書と死体検案書の区別について,厚生労働省の「平成29年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル」は,医師が「自らの診療管理下にある患者が,生前に診療していた傷病に関連して死亡したと認める場合」には,「死亡診断書」を交付し,それ以外の場合には,「死体検案書」を交付するとしています。

診療中の患者が死亡した場合,これまで当該患者の診療を行ってきた医師は,死亡に立ち会っておらず,生前の診察後24時間を経過した場合であっても,死亡後に改めて診察を行い,「生前に診療していた傷病に関連する死亡である」と判定できる場合には,「死亡診断書」を交付することができます(医師法第20条本文,平成24年8月31日付け医政医発0831第1号通知)。

他方,診療中の患者が死亡した後,改めて診察し,生前に診療していた傷病に関連する死亡であると判定できない場合には,「死体検案書」を交付することになります。
交付すべき書類が「死亡診断書」であるか「死体検案書」であるかを問わず,死体に「異状」を認めた場合には,医師は,24時間以内に所轄警察署に届出をする義務があります(医師法第21条)。

つまり、もともとなくなる可能性がある病気やけがを持っていることを医師が診断しており、医師が前もって24時間以内に診察していれば原則よほど不審な点がなければ死亡診断書を出すことが出来ます。

また、24時間以上経過をしていても、亡くなった後に診察を行い不審な点がなければ

検死ではなく、死亡診断書を発行できるというルールです。

 

ちなみに病院に入院中の場合では必ず誰かしらの医師がいるので、よほどの不審点が無い限り死亡診断書の発行となります。

 

死期が近いご家族を無事に家で平穏に迎えたい方は訪問診療を導入しない限り、亡くなった後は大概検死が待っています。

もし、自宅での看取りを行う…。

死期が近づいている…。

そんな時には訪問診療を利用しましょう。

 

ケアマネ介護福祉士的に思う事…。この記事について不可解なことが多すぎる

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奥さんのパンツ?何の話ですか?

このヤフーニュースの記事に書いてある後半のエピソード…。

多分ヤフーニュースは割愛することが多いのでなんともいえないんですが…。

ホントに何とも言えないくらい何言ってるかわからないくらい簡素化してあるんでしょうけれど…。

とりあえずケアマネ介護福祉士的に訪問診療の事を伝えられる記事にできたのであればそれで良しとしてしまおうかなと思います。

特にこの冬から春にかけては利用者さんの急な体調悪化でこういったケースが多くなるのでこのブログを奇跡的にも見てくださっている皆さんにだけでも伝えられればケアマネ介護福祉士的にうれしい限りです。

 

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