障がいに合わせた仕事の仕方を作り上げるオムロンの新しい取り組み
オムロン太陽は1972年、当時の立石電機、現在のオムロンと社会福祉法人太陽の家の共同出資会社として設立された。
太陽の家は「日本のパラリンピックの父」と呼ばれ、1964年の東京パラリンピックの開催に尽力した1人である医師の中村裕氏が、「障害者に保護よりも働く機会を」と理念に掲げて創設した福祉施設だ。
東京パラリンピックが開催された当時、まだ日本の障害のある人が社会に出て活動することはほとんどなかった。
日本から出場した選手53人は療養所に入所しているか、病院に入院している人が中心で、スポーツによるリハビリを始めたばかりの人を、無理やり出場させたような状態だった。
ところが、大会が始まると、日本人の選手や関係者は、笑顔で颯爽と入場行進に臨む外国人選手の姿に大きな衝撃を受ける。
競技のレベルも高く、上半身に筋肉がついたたくましい体をしていた。
さらに、試合が終わると、背広に着替えて銀座や渋谷に遊びに出かける。
欧州や米国の選手たちは基本的に社会復帰をして、障害のない人と変わらない職種で働いていたのだ。
国立別府病院の医師であり、肢体が不自由な子どもが入所する別府整肢園の園長も兼務していた中村氏は、障害のある人が自立して、社会復帰ができるようにしようと、東京パラリンピック翌年の1965年に別府市に太陽の家を開設。
最初はなかなか十分な仕事を得ることができなかったが、障害のない人に匹敵する収入を得ることができるようにしようと、日本で初めての本格的な福祉工場の建設を構想した。
この中村氏の思いに共鳴したのが、オムロン創業者の立石一真氏だ。
「世に心身障がい者(児)はあっても仕事に障害はあり得ない。保護より機会も!」を信念に掲げて設立されたのがオムロン太陽だった。
(引用ビジネスプレイス)
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オムロンが障害に合わせた仕事を作る?
工場ラインが障害に合わせた設計
新しい取り組みですね。
太陽光関連の事業で障害に合わせたラインを作って工場を作るって事みたいですね。
この引用記事の続きで一部紹介しているラインは、全てを音声入力システムにしてライン稼働を行うっていうのが新たな取り組みみたいです。
今までも視覚障害がある人のために音声入力システムを導入したりっていうのは結構よくある話でしたが、それはその人が他の人と同じような仕事を行えるようにとか、その資格に障害がある人が働けるようにするいわば補う的なシステム…。
これをその製造ライン全てに適応し、それが当たり前の環境として市と誤をしてもらうっていう今までありそうでなかった取り組みですね。
コレが本当のノーマライゼーション?
本当に素晴らしいですよね。
全国の障害がある人にとって朗報でしょう。
視覚障害に限らず、その特性に合わせた製造ラインを作って作業マニュアルや工場のハード面を作る。
素晴らしい発想…。
オムロンだからこそできる技
大きな企業だからこそ出来る技ですよね。
障がいによっては大規模な投資がかかるハードの改修。
更に、売り上げが建つまでの企業的な体力。
やろうと思っても出来ない企業が多いですからね。
新しい工場を建てたり、ハードを作り直したりが気軽にできる世の中ではないですからね。
しかもオムロン
元々が医療畑っていうのは大きい印象。
会社としてもめちゃめちゃ病気や障害に対する意識が高い印象で、働く側もただの障害者枠とかで働くより安心かもしれませんね。
ライン全部が全て同じ障害を持っているっていうのは大きい。
同じ悩みや同じ辛さを感じるってこと。
辛さや働きづらさを共感しながら改善もしやすい。
ホントに大きいですね。
働く方にめちゃめちゃメリットありまくりですね。
【公式】ケアマネ介護福祉士的にそれでも大企業だからできる事…
ライン丸ごと障害を持っている人を雇用することはちょっとハードルが高い
ここで大きな違いになってくるのは障害者雇用促進法…。
大企業であれば43.5人に1人は障害を持っている方を雇わないとガッポリ税金を取られてしまうので、必ず雇わなければなりません。
オムロンの従業員数はほぼ40000人…。
四万人という事は920人くらいは障害を持った人を最低でも雇わなければならない…。
その辺を考えると工場一つ丸ごと障害のある人が働くという方法を今すぐにとりかかれる可能性がある。
ついでにすぐ収益化が出来そう…。
中小企業が障害者の雇用から取り組むことになるとそれはそれで給料の問題とか、違ったヤバそうな問題が出てきてしまいます。
それでもいわゆるSDGS
それでも社会が平等であるために必要な取り組みだし、働きやすさって考えると同じ障害を持った人たちが集まって働けるっていうのは凄い大きいですよね?
そこでコミニティが出来る。
めちゃめちゃいい事だと思うし、平等な世界を作るっていう意味も大きい。
中小企業さんはちょっときついかもしれませんけど、これからの世界には必要じゃないかなって思う取り組みなのでした。
【公式】ケアマネ介護福祉士も考える平等とは何か?
最近、【公式】ケアマネ介護福祉士がTwitterを眺めていると子連れが新幹線のグリーン車に乗っていて、『マジハズレだ!!』って言うのが話題になってましたが、ホント難しい問題だなって思いました。
わざわざグリーン車に乗って、移動中も仕事したいとかゆっくり寝たいって思っている人が高い金払っているのにもかかわらず、子供が大声上げていたり落ち着いていなかったりするっていうのは確かに迷惑なんだろうなと思います。
【公式】ケアマネ介護福祉士はグリーン車に乗るお金すらないけど、子供がうるさくする生き物だし、口を閉じらせることはなかなかできない。
高いお金払ってグリーン車取って、休んだり仕事する忙しい人達の気持ちも一応察することは出来る。
お互いの目的が違うのに一緒の空間で過ごすっていうのが難しいんだろうなと思ってしまいました。
差別は良くないにしても、目的別で区別する必要っていうのは必要なんだろうなと思ってしまった【公式】ケアマネ介護福祉士なのでした。
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