見守りタグを無料で貸し出し鹿児島県。徘徊、迷子を地域で防止
鹿児島県いちき串木野市は、認知症の人が行方不明になった場合、位置情報の履歴を調べて捜索の手掛かりにする「みまもりタグ」を導入した。
サービスを提供する鹿児島綜合警備保障(鹿児島市)によると、県内自治体の導入は初めて。
タグは約14グラムと小型で、靴やつえに付ける。
スマートフォンに無料の専用アプリを入れた人とすれ違うと、間隔が約50メートル以内なら衛星利用測位システム(GPS)を利用して位置をキャッチし、匿名の情報が自動で警備会社のサーバーに保存される仕組み。
行方不明になった場合、履歴を調べて大体の居場所を推察できる。
市はこれまで、行方不明者の家族の同意を得て名前や住所、顔写真などをボランティアに提供していた。
しかし、保護後に情報の削除を確認できなかったり、限られた人しか共有できなかったりする課題があったという。
タグの導入により、早期発見や家族の負担軽減が期待できる。
アプリが普及すれば、自然に“見守り網”が広がり、認知症の人が安心して行動できる範囲の拡大が見込める。
20日、サービスを開始。
市はタグを無償貸与し、利用を後押しする。
認知症の70代母親を持つ50代女性は「同居家族が知らないうちに遠くに行くことがある。おおよそでも向かった先が分かれば安心」と話す。
長寿介護課の逆瀬川優衣さん(34)は「認知症の人が安心して暮らせる街を一緒につくるため、多くの方にアプリを入れてほしい」と呼びかける。
(ヤフーニュース)
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徘徊や迷子の防止に見守りタグは定番だけど結構お金がかかる
月々の携帯料金以上
この辺がかなり不思議なところで、外に出てしまった時のことを想定してる見守りアプリやこの手のタグって、GPSを使ってっていうのが一般的なんですよね。
今はスマホにGPS機能が無いモデルなんて見たことないですよね?
そして携帯料金はあまり使わなければ2000円~3000円くらい。
なのに今運用されているやつって3000円~5000円くらい…。
スマホ持たせた方が確実に安いんですけど、持ってくれないのが高齢者さんやお子さん…。
スマホ持てる人たちはゼンリー使ってますもんね。
まあそのゼンリーもなくなって新しいアプリを使うみたいですけど…。
【公式】ケアマネ介護福祉士も、この問題にはよく直面してしまいます。
何か良いのないかと福祉用具さんに毎回聞く定番のアイテムですね。
そんな中で鹿児島県いちき串木野市は見守りタグを無料配布ですって?
素敵すぎる。
うちの自治体でもやってくれないかしら?
でもこのCOCOAシステムで使い物にならないんじゃ…
すごいなあと思ってヤフーニュースの見出しを見たら、ちょっと残念な気分になりました。
この見守りタグアプリって、世間をにぎわせた感染接触アプリCOCOAと同じシステム…。
GPSを自ら発しているって訳じゃなくて、ほかの人がGPSをオンにしていて、アプリを入れた人とすれ違うと場所がわかるタイプ…。
新型コロナウイルス感染症の時に政府が作り出したとんでもなく欠陥だらけに終わって結局まともな運用ができなかったCOCOAと仕組み的には同じ…。
ちなみに【公式】ケアマネ介護福祉士はCOCOAがめちゃめちゃ推奨されていた時ですらアプリを使わなかったです。
医療従事者なのになんでかって?
アプリの容量が大分きつかったし、GPSを入れっぱなしにするとスマホの電源が半日持たないから…。
アプリどころかスマホの電源が落ちたら本末転倒…。
QRコード決済がほとんどになっているからもう生きていけなくなる…。
そんなアプリを入れてはおけませんでした…。
きっとそういう人が多いだろうし、個人情報が~勢は絶対入れない…。
もちろん高齢者も入れない…。
スマホを持っていない高齢者も入れないと思う…。
きっと過疎地域では使い物にならないなあと思って、都会に出るときだけ使おうと思ったのですが、都会に行く機会なんかなく、そのうちにアプリの不具合がガンガン見つかって、世間から見放されてしまった。
今回のアプリは世間から見放されることはないものの、広く普及するかどうか次第でしょうね。
普及しなければ絵に描いた餅
普及しなければ絵に描いた餅でしょうね…。
結局スマホを持っている人たちの多くがこのアプリをダウンロードしてなおかつGPSをオンにしている必要がある…。
結構ハードルは高めな気がします。
運用実績が作れればだけど…。
ちょっと調べましたが人口3万人都市…。
お世辞にも大都会とは言えませんね。
このくらいの規模だと、中心部以外はそうそうこのアプリが反応するような距離で人とすれ違うこともない…。
そうなってくると市民のスマホほとんどにこのアプリが入っていて、GPS常時オンになってないとちょっときついかなって印象です。
どうやって普及させるかがポイント
3万人都市レベルでこれだけ画期的なアプリを作って、タグを無料配布…。
結構なお金を使っているはずなので、もう一歩お金を使って広く普及させる必要がありますね。
成果報酬を出すしかない?
ダウンロードしたら1000円。
実際に帰宅困難者発見に至ったIPアドレスを持ったスマホに2000円電子マネーを送金します。
友達に紹介したら500円。
もうそんな感じでガンガン普及させるしかないような気がします。
もしくは市の情報を流すニュースアプリ的なものもくっつけて、クーポン券を配布しながらGPSが一定時間入っていないとクーポン画面が出ないようにするとか…。
ともかく何か成果報酬的にインセンティブでもつけない限りそうそう普及しない気がしますね。
善意でどうにかなるものでもないのはCOCOAの時に証明済みな気がします。
【公式】ケアマネ介護福祉士的にはそれでも画期的
それでも全国展開したら日本が変わる
それでも仮に全国展開したら日本の介護事情は大きく変わりそうなシステムだと思います。
残念なのが成果が出なさそうな過疎地域が初手発信なところ…。
まあそれでも3万人都市で成功したらもう日本中で成功へのカウントダウンでしょう。
そうなればいいなあ…。
たぶんそんな簡単には世の中いかないんだろうけど…。
それでもちょっと期待できるシステムだし、これがスタンダードになればスマホの充電も長持ちするように設計しなくちゃとか、GPSで電池あんまり減らないようにとかのスマホ側も進化を求められる。
それはそれでありなんじゃないかと思ってしまうのは【公式】ケアマネ介護福祉士だけではないでしょう…。
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