ひろゆきが語る介護人口増と少子化が円安の原因？
インターネット掲示板2ちゃんねるの開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之さんが８日、自身のツイッターを更新。
7日の東京外国為替市場で円安の流れが止まらず円相場が一時1ドル＝144円台まで値下がりし、6日に比べて2円以上、円安が進んだ報道を添付し、その元凶を指摘した。
ひろゆきさんは「2020年の介護職員は211万人。2000年の介護職員は54万人。20年で160万人増えました。日本中で金融・保険業で働く人数が160万人。それぐらいの労働力が介護に費やされます」は深刻な少子高齢化社会を説明。
続けて「労働人口は毎年減っていきますが介護職員は5万人づつ増えていくそうです。
そんな国に投資したい？」と持論を展開した。
このツイートに「これだけ職員増えたけど、職員不足と言われるぐらいに要介護者が増えたということですよね」
「この円安は世界中の投資家が査定した、岸田内閣に対する低い期待値かなと見てます」「そんなこと言われてもどうすりゃいいいのさ」など様々なコメントが寄せられた。
(引用ヤフーニュース)
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とまらない介護人口の増加
２０２５年問題は初めから決まっていた事
いわゆる団塊の世代と呼ばれる一番人口が増えた世代。
この方々が、後期高齢者となり介護が必要になるから大変だよー？
っていうのがいわゆる２０２５年問題ですね。
一番人口分布が多いこの世代が高齢者になる＝今が一番高齢者の比率が多くなるって事ですね。
しかも介護を担うその下の年代は年々減っていっている。
団塊の世代を介護するであろう子供たち、いわゆる団塊ジュニアは５0歳～５５歳くらいの年代…。
一般的な年功序列の会社であれば一番収入があって、自分たちの介護費用を稼がないといけない年代…。
介護のために離職しちゃったら自分たちが介護されるときに金銭的に困るかもしれない…。
団塊ジュニア世代となると、子供たちが助けてくれるかもちょっとまだ不安な世代…。
だけれども目の前の介護という壁によって仕事をやめてしまうっていう事が社会問題になるよ？
っていう話でした。
離職しても介護の問題は解決しない
ここで大きな問題となるのが、団塊ジュニアは自分たちで何とか面倒を見よう。
とりあえず収入の少ない団塊ジュニアの奥様方が仕事をやめて介護をして行こう。
まだまだこの流れが多い地域もあります。
特に田舎はそういう文化がまだまだ脈々と受け継がれています。
目の前の介護等難題において、とりあえず仕事をやめて介護をする。
もちろん必要な事かもしれませんがここで大きな問題にぶち当たります。
５０歳代が１人で介護出来るもんじゃない
【公式】ケアマネ介護福祉士の持論ですが、家の人間だけで介護を続けるには元気な無職が３人必要になります。
平均介護期間が１０年。
年々介護の度合いは重くなっていく。
５５歳が介護を10年間一人で行う。
しかも家事と両立…。
６５歳まで…。
ハッキリといつまでって決まっているわけじゃなく、もしかしたら７５歳までやるかもしれない。
下手をすれば８０歳まで介護をしなくちゃいけないかもしれない…。
先に自分が倒れても不思議ではない年代…。
肉体的にもしんどいし、精神的にもかなりしんどい。
仕事をやめたから金銭的にもしんどいし、介護の途中で、介護している家族が全員年金暮らしに突入しているかもしれません。
見えない不安は更に疲弊させます。
とても家族一人が背負えるようなものではないのが介護の現実です。
介護が終わってから気付く年金の少なさ…
これも大きな問題です。
無事、平均１０年間の介護が終わってからふと自分の年金額を見るとアレ？
こんなに少ないの？
最後の十年間積み立てられなかった分は大きく、自分の生活が思い描いた生活よりも困窮することになるでしょう。
そうならないための介護保険だけど…
そうならないために介護業界があるわけですが、絶賛介護職員不足。
毎年介護職員はここ25年の間に３倍増…。
それでも足りない。
しかも少子化の影響で働ける人口自体が少ないのに…。
介護費用、介護人口が増え続けると、国の費用はどんどん介護や医療などの社会保障費
に使われ、働ける人はどんどん減っていく。
人もお金も減る一方な雰囲気の日本…。
そんな２０２５年問題を目前に、今行っている事は『地域包括ケアシステム』という地域全体で高齢者をなんとか見れるようにして、施設や病院にかかる社会保障費を減らしていこうという政策と、とりあえず介護職員が足りなすぎるから何とかかき集めよう。
そのために給料を上げる『処遇改善交付金』の２本柱…。
長期的に考えられている地域包括ケアシステムは成功している地域がほとんどない…。
処遇改善交付金で介護職員をかき集めるのは超短期的な目の前の課題…。
２０２５年問題を解決できる雰囲気は微塵もありません。
なんて言ってもあと３年しかありませんからね…。
未来のない国日本にお金を出す外人さんがいない
円安とは？
ざっくり説明してしまうと、今ロシアに土地や家を買っても戦争でどうなるかわからない。
買う人がいないから安くなる。
日本も、介護と少子化で働く人がガンガン減っているんだから国自体が亡くなっちゃうかも？
だから買ってもどうなるかわからない。
買う人がいないから安くなるロシアとおんなじ構図…。
日本円を持っていてもどうせ日本が儲かる事はないだろうから価値が下がるだけ。
早めに手放して、イケイケのアメリカにお金を投資しよう。
そんな流れが円安。
円安が進むと、イケイケの国から１００円で買っていたものが日本の円だといつゴミになるかわからないから１５０円でしか売らないよ？
そんな状況です。
実際、ここ２０年くらいで１ドル１００円くらいだった日本の価値が、今は1ドル１４０円…。
どこかの記事で見ましたが、ヨーロッパでビックマックを買うと、日本円の価値が低すぎて２１００円払わなくちゃいけない…。
そのぐらい日本円の価値が下がっているという事ですね…。
確かに２０年ほど前は、中国、韓国に行けば日本円の価値が高く、中国、韓国の通貨価値がめちゃめちゃ安かったので爆買い出来ましたが、今の日本は中国人が爆買いしてくれて儲けている。
完全に立場が逆転しましたね。
まあ別に海外行かないし、関係ないよ？
そう思う人は小学校5年生の社会から勉強しなおしましょう。
物価高騰は間違いなく止まらない
みんな社会の授業で習ったと思うんですけど、日本の自給率ってものすごく低くて、大体が輸入品です。
日本の円が安く見られればガンガン外国から持ってくる食料や材料が高くなって値段が上がっちゃう…。
これから更に日本の円相場が下がればそれに合わせて物価は上がります。
日本で生産できないものであればあるほどガンガン上がりますね。
じゃあこのままガンガン値段は上がり続ける？
偉い日本の経済学者的な人たちの見解だと、少なくとも年末くらいまでは上がり続ける予想らしいです。
その後はアメリカのドル高が収まれば多少違うだろう…。
そんな感じみたいですね。
【公式】ケアマネ介護福祉士的に日本人すら円安を加速させている
ＮＩＳＡの買い付けリストがほぼ外貨
別に経済関係に強いわけではないのでそんなハッキリ言い切れるわけじゃないんですけど、ＮＩＳＡが設立して本来の目的は『日本のタンス貯金されているお金を投資に回してもらって経済を活性化させよう』的な目的だったはずですよね。
でも、ＮＩＳＡで買った株の人気リストを見ると上位は全てアメリカ株か全世界株…。
日本人が海外にお金を突っ込んでいる状況で日本の経済が活性化するわけないですもんね…。
まあ日本人が日本株を買わないなんてことは無いだろうって思った政策なのかもしれませんけど…。
そんな日本円が鬼のように価値ダダ下がりしているので今まで外国に投資していた人は逆に大儲け状態…。
投資できない貧乏人との格差は広がるばかり…。
といっても投資してきた人はいいけど、投資できるお金がない人や今の日本に不安を感じて投資を始める人は怖くて仕方ないですよね…。
コレが世界の縮図でお金持ってる人はお金を稼げるし、お金ない人はいくらやっても追いつかないっていうのがこれかあと思ってしまった【公式】ケアマネ介護福祉士なのでした。
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