二足歩行が障害のバリアフルレストラン
バリアフルレストランへようこそ!
レストランに入店します。レストランのオーナーを務めるのは車いすYouTuberの寺田ユースケさん。
「いらっしゃいませー」と出迎えてくれます。
ところが入口が低い。
二足歩行者はかがまないと入店できません。
もう少し高くしてくれればいいのに……と思いますが、車いすユーザーが多数の世界では、これがオシャレで流行ってるとか、天井を高くするとコストがかかるとかで、きっと高くする理由がないのでしょう。
屈んで入店しようとすると、オーナーに「介助者の方はいないんですか?」と聞かれました。反応に困っていると、オーナーはけげんそうな顔をします。そして店内に案内されました。
料理はビッフェスタイル。腰くらいの高さのテーブルに料理が置かれています。
全てが車いすユーザーにピッタリな規格。
座席にイスはなく、二足歩行者は立食です。
「食器を持ち上げてはいけない」という謎ルールもあるので、背が高い人は腰をかがめて食べていて、本当に大変そうでした
食事の提供は、ビュッフェスタイル
テーブルの高さも車いす仕様
車いすの人は車輪を漕ぐときに手が汚れるため、テーブルにはアルコールスプレーとおしぼり2枚が置いてあります。
車いすの人が、普段困るのはドリンクバーなんだそうです。
フタがないドリンクを車いすにセットして運ぶとこぼれてしまいます。
ですので、バリアフルレストランではフタができるコップが標準になっていました。
食事を始めようとすると、オーナーが近づいてきました。テーブルの上にあるアルコールスプレーを指さし「これ、ちゃんと使えてますか?」と聞いてきます。
何を聞かれているのか理解できない二足歩行者。
戸惑いながら「大丈夫です」と答えるも、オーナーは「お手伝いしますよ。大変でしょ」とスプレーを手にプシュプシュしてくれます。
「あ、どうも……」と接客された二足歩行者の方はあっけにとられていました。
オーナーは、障害者である二足歩行者に過剰なほど気配りしてくれていたようです
食事中、突然スタッフが「中腰で食べてください」と声を張り上げます。二足歩行者たちは何を言われているのか理解できず、そのまま立って食事を続けます。すると、何回も何回も「できればかがんでいただけませんか?」と声かけされます。
でも、なかなか中腰にはなりません。
スタッフはだんだん切れ気味に。
「全然、中腰になってくれない」とぼやき始めます。
すると、オーナーが駆け付け、スタッフを裏に呼び出します。裏からオーナーの叱責が聞こえてきます。
オーナー:「対応が雑だよ。正直、僕だって来て欲しくないよ。でも、やんなきゃダメなんだよ。それが優しさだから。
ちゃんとやってください、お願いします。対応が雑すぎます」
スタッフ:「(不満そうに)申し訳ございません」
ぼうぜんと聞いているしかありません。この騒ぎのあと、オーナーが出てきて「料理いかがですか? 産地直送の玉ネギで……」と接客しに来てくれましたが、どんな顔をしたらいいものやら。
他のスタッフが背後で「対応が雑っていっても、あんまり構えすぎてもさー」「っていうか、今日二足歩行者多くない?」「なんか、イベントでもあんのかなー」と愚痴をこぼしているのが聞こえてきました。モウ、ワタシ、カエリタイデス。
バリアフルレストランでされた数々の対応は、車いすユーザーである寺田さんやスタッフ役の方々からすると、“車いすあるある”なんだそうです。少し大げさにはしたものの、似たような経験をしているのだそうです。
このイベントは答えが提示される訳ではありません。まずは、無意識で起きている問題を認識し、誰もが、自分と違う人と共に生きる社会をどうやって作ったらいいのかを考え続けていくためのものだそうです。
(引用ねとらぼ)
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バリアフルってどんな意味?
全ての人が不自由のない世界とは何なのか?
バリアフリーって言うのは誰もが問題なく使える世界を指している言葉なわけですけど、今回車イスユーチューバーの人が期間限定で開いた車椅子の方が普通っていうレストランですね。
これ、ただの車椅子ユーザーファーストのレストランって言うわけじゃ無くて、スッゴイ社会風刺の具現化みたいなレストランなんですよね。
もっと早く知りたかったし、めちゃめちゃエッジ聞いてるイベントだと思った半面、これを批判無しにやれるユーチューバーさんの実力に驚愕しました。
もしくは批判が来ても気にしないのかな?
ともかく車椅子というマイノリティ(少数派)に対して大多数派の健常者がどんな対応をしてきたかっていうのを実際にぶつけるって言うとんでもないコンセプト…。
もう収益とか取れないだろうし批判の方が多そうなイベントではありますが、【公式】ケアマネ介護福祉士的には全国各地でちょっと偉い人とかも交えてやってほしいなって思った企画でした。
もし車イスが圧倒的多数の中に、少数の二足歩行が居たらを体現化
レストランに入るなり、二足歩行に対して、
『介助者はいないんですか?』
これ、お連れ様はいらっしゃいますか?とか一名様でよろしいですか?
ですよね…?
車椅子なんだから介助者が居て当たり前…。
そんな感覚なんでしょうね。
この仕事をしている【公式】ケアマネ介護福祉士ですらちょっとドキッとしました…。
自分で動ける可能性だって全然あるし、一人で何が悪いんだって話と気分を害される人は確かにいるはずよね…。
しかもこのバリアフルカフェではさらに続きます…。
『介助者がいないと困るんですけど…』
それをバリアフルレストランで、普段車椅子ユーザーが受けている待遇を皮肉たっぷりで体感してもらう…。
こんな企画当事者以外は絶対できないし、当事者でも賛否両論あるでしょう…。
こうやって嫌な気分になったら確かにそのレストランには足を運びにくくなりますよね…。
二足歩行が圧倒的多数の世の中において収益は取れないでしょうけど、こういった採算を気にしないイベントによって広く問題点を体感してもらうって言うのは本当に新たな取り組みだと感じました。
床はつるつる。天井、インテリアは全て二足歩行には低すぎる
これも確かにって思います。
【公式】ケアマネ介護福祉士のボディサイズもかなり規格外なので気持ちはちょっとわかります。
圧倒的大多数に合わせて作ってあるので体に合わないんですよね。
よく、ビュッフェで左利きがスープのお玉をどう使うかで悩んでいる姿と感覚的には一緒です。
【公式】ケアマネ介護福祉士は二足歩行なので、ちょっと使いにくいとか、ちょっとしんどいの方が多く、絶望的に使えない不具合を日常で感じた事はそれほど多くありません。
ただ、圧倒的多数とは違うんだなという想いだったり待遇を感じた経験は結構あります。
そんな経験をしてもらうために車椅子ユーザーファーストのインテリアや床材を使うだけでなく、不必要な天井まで低く設定っていうのがただの車椅子ファーストだったり、バリアフリーレストランと違う、社会風刺のコンセプトですね。
皿を持ち上げてはいけない?なんで?
車椅子ユーザーに合わせているため、テーブルが低いバリアフルレストラン。
その中で、二足歩行はキツく皿を持ち上げるなと言われるんですね。
で、めっちゃ店員に注意される。
普段車椅子の人はレストランとかで皿を膝の上とかにのせて食べる事があるんですよね。
このバリアフルレストランの天井は低いから多くの人間はちょっと屈んでいる。
ただ、皿を持ち上げられないとなればみんな空気イス状態…。
超しんどいですよね?
車椅子ユーザーが二足歩行用テーブルを使うとなれば高すぎて上手く使えないし、ずっと手を上げてなくちゃいけないからめっちゃしんどい…。
車椅子の大変さを体感させるとかであれば乗って入店してもらうのが一番ですが、そうではなく、心理的にもこうやってマナーやお店からの謎ルールに苦しめられているって事でしょうね。
実際、膝の上にお皿乗せたらこぼしたりするだろうからお店が汚れるでしょ?って言うのが二足歩行の考え方なのでしょうけど、下手こいて車椅子に乗った状態でのカウンター席なんか食べ物の位置すら見えません。
膝の上で食事するよりよっぽどひっくり返すリスク高いと思います。
ですが多くの二足歩行には分からないのかもしれません。
そんな店側の謎ルールにも苦しめられているという風刺でしょうね。
手厚すぎる過剰サービスだが、手を借りたい場所ではない
店内に置いてあるアルコール除菌のポンプを店員に押してもらう…。
車椅子に乗っているだけで手も足も全く動かないって決めつけての過剰サービスって事ですね。
車椅子だからって何にも出来ないと思うな!っていう皮肉…。
二足歩行用の椅子くらい用意しておけばいいのにそれを用意しない皮肉…。
一番大きい心理的壁
浴びせられる心無い言葉
これこれ…。
心理的壁が一番大きいですよね…。
これは【公式】ケアマネ介護福祉士の気持ちであり、他の人がどうのこうのって話ではないんですが、めんどくさいなーっていう心が透けて見えてしまうのか、マイノリティを自覚して卑屈になってしまっているのか?
どっちかはわからないものの、結構感じてしまう事が多いんですよね…。
幸いにも【公式】ケアマネ介護福祉士は直接言われた事はそんなにいないんですけど、全く経験が無いわけではありませんね。
二足歩行の【公式】ケアマネ介護福祉士ですら経験があるので、車椅子ユーザーさんはもっとあるんでしょうね…。
【公式】ケアマネ介護福祉士的には心の壁が一番の問題…
心の壁さえ無くなれば物理的問題にも目が向く
今回は車椅子ユーザーの話ですけど、他にもマイノリティな話っていうのはいくらでもある訳で…。
ただ、最近性別の問題なんかはここ2~3年で急速に認知され、改善されて行ってますよね?
10年前なら100%偏見の目にさらされまくりでしょうし、親にカミングアウトでもしようもんなら余計に辛い思いをする人だって多かったでしょう。
そういう人がいるとか、そういう人を差別しちゃいけないとかの建前は結構前からあったのにもかかわらず、最近これが広く改善されたのは差別や区別なく、同じ人として見れている。
本当の意味でバリアフリーになったんでしょう。
そんな心の壁なのか物理的壁なのかどっちを壊したいのか分からないですが、そういう運動をして、大炎上した人はいましたね…。
でも、今回の取り組みに関しては、批判も全然ない…。
確かに誰かに迷惑かけてるわけでもないし、興味のない人は行かなければいいっていいって言う所がポイントではあるんでしょうけど…。
ただ、ネットを調べるとこのイベント初開催じゃないみたいだし、もっと広く話題になっても良かったんだろうけど…。
って感じはします。
もっと盛り上がればネットニュースを目にしてとか、テレビを見てとか考える機会になったんじゃないかなあと思ってしまいます。
それこそバリアフルだらけの二足歩行者が持っているであろう心の壁に風穴を開けられればなあと思うので、是非ともここまで読んだ稀有な方に関しては、Twitter、Facebookでの拡散をお願いいたします。
特に【公式】ケアマネ介護福祉士はFacebookをやっていないので拡散いただけると泣いて喜びます。
ただ、この手の啓発活動とか問題提起って炎上しやすいので、それを炎上させずに面白おかしい感じで発信できたって言うのはホントすごいなあと思ってしまいます。
福祉業界もこんな風にちょっと尖った問題提起の仕方が出来ればいいなと思う反面、常識や世の中の批判に対して怯えまくっている【公式】ケアマネ介護福祉士にはこういうアイデアは全然出てこないなと思ったのでした。
本当のバリアフリーは心の中にしか存在しない?
企画者さんが『誰かのためのバリアフリーは誰かのためのバリアフル』って言うコメントがあってますます、身体的バリアフリーって難しいなって思いましたし、身体的バリアフリーに関しては二足歩行の【公式】ケアマネ介護福祉士ですら感じる事はあるので全ての人にって言うのは本当に難しい…。
でも心のバリアフリーは誰にでもできること…。
でも正直それが難しいんだろうなあと思ってしまいます。
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