カクテル療法を自宅で行うと47500円加算という値段は高いのか?
田村憲久厚生労働相は28日の閣議後会見で、新型コロナウイルスに感染した患者を診る医療機関への診療報酬の特例を拡充すると発表した。
自宅や宿泊療養施設への緊急往診、訪問看護の診療報酬を、従来の3倍へと一気に引き上げる。軽症・中等症向けの「抗体カクテル療法」を実施した場合も、外来なら3倍へ、往診なら5倍へと大幅に引き上げる。適用は28日から。
新型コロナウイルスに対応する医療提供体制の強化につなげる狙い。足元では感染状況が好転しているが、冬場に来る可能性もある"次の大波"に備える意味合いもある。
感染症対策のかかり増し経費を補うための既存の特例については、介護報酬と同様に補助金へ切り替えられる。日本医師会の中川俊男会長は28日にこうした決定を受けて、「一定の評価をしたい。各地域において今後、医療機関がより一層連携して体制を構築していくために必要な支援が盛り込まれた」との声明を出した。
(引用介護joint)
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診療報酬47500円は高いのか?
むしろ今までが安すぎないか?
凄いですよね…。
今まで新型コロナウイルス患者さんに往診で行っても特別報酬は1万円に届かないくらいって事ですもんね…。
良くそれで訪問診療していてくれましたわね…。
自分自身が罹患するリスクを抱えながらよくやってくださったなと思うくらいですわ…。
本当に頭が下がる想いです…。
実際にカクテル療法を行うとなれば完全防備でなおかつDIV(点滴)施行時間が30分はかかる…。
前後の時間やらなんやらを計算すると2時間くらいは最低でも時間を要すると思われます。
元々訪問診療自体の単価はとても安く一回当たり15000円前後…。
三回目からはわずか6000円…。
更に一時間を超えての診療は30分1000円…。
往診に先生一人で周るドクターコトー的な人は見た事がありません。
基本的には看護師さんと、場合によっては運転手さんが必要になります。
農村部では稀に看護師さんが運転したり、先生自ら運転するところもありますが…。
つまり報酬単価自体で見ると、カクテル療法でDIV(点滴)30分なんかしても基本的な単価自体ではもうまったくもってマイナス…。
初回だとしても基本的な報酬は2万円に届かない…。
それで看護師さんと医師と運転手さんを拘束…。
新型コロナウイルスでカクテル療法をして、身を危険にさらしまくりながらでも9500円…。
三万円くらいにしかなりませんね…。
訪問診療において、移動時間がありますし、こんな新型コロナウイルス感染症なんかが無ければコンスタントに患者さんが来ることはそうそうありません。
その辺を考えると殆どボランティアです。
良くやってくださっていましたね…。
もしこの記事を見た方でカクテル療法を受けたよって言う稀有な人は是非医師を神と崇めて下さい。
47500円の加算でも安い?
約五万円…。
緊急時のコロナ患者さんへ初回訪問に対する加算が15600円付きますので一回当たり8万円強くらいにはなるんですかね?
まあ初回に限りですが…。
それが高いか安いかはかなり微妙な気もしますし、そのお金を払って医師や看護師のリスクを考えると何とも言えない気分になりますね…。
恐るべき医療保険8万円が8000円に…。
それにしても日本の保険制度って凄く充実してますわよね…。
後期高齢者なら一割負担で8000円しか払わなくていい…。
現役世代でも、通常8万円が、24000円…。
新型コロナウイルス感染症でなくても病院にはかかりますし…。
まあそんな自己負担一割も今後は2割負担と下になるんでしょうけれど…。
(詳しくはコチラ↓↓)
在宅でのコロナ治療がうけやすくなる?
間違いなく受けやすくなる。
これで報酬的には十分なのか?
は別としても、今までよりは報酬が増えているので治療が受けやすくはなりますよね。
隔離生活の中、東京都の設立した酸素ステーションは保健所の指示が無いと入れないって往診の医師が言うのに、保健所は救急隊からの要請が無いと入れない…。
そんなたらいまわしの成果もあり、在宅でめちゃめちゃ不安と入院や救急搬送までは行かない中途半端な体調不良で苦しんでいる人がいますよね…。
そんな人たちが訪問診療を使えれば安心ですよね…。
でも、一回24000円はちょっと払えるかどうかわからない…。
そんな心配は今の所有りません。
指定感染症はお金がかからない
でも解除の方向なんでしょう?
指定感染症のうちは隔離の必要や、治療の必要があって、国が全力で対応します。
という病気なので医療費はタダです。
食費はかかりますが…。
しかも入院しているので一般的な医療保険も請求可能…。
最高かよ?
ってくらい保険富豪になる人もいるかもしれませんね…。
ただ、インフルエンザ同様の感染症認定をされれば普通に入院費用を払わなければならなくなります。
それはそれで大変よね…。
高額医療費もあるけど…
高額医療費制度もあり、新型コロナウイルス感染症の平均入院期間(高齢者に限りのデータだったかな?)が2か月ほどなのを考えれば十分に引っ掛かるでしょう…。
今後指定感染症から外れ、入院してしまった時にはぜひ高額医療費制度を活用しましょうね。
もちろん、在宅での治療にも適応するので訪問看護師さんや医師の訪問診療で費用がかさんだ時にも適応します。
頭の片隅にだけ入れていていただければと思いますわ。
【公式】ケアマネ介護福祉士的にはもっと基本報酬つけてもいいんじゃないかくらい
新型コロナウイルス感染症がどうのこうのよりもまず、医師の往診がしやすい環境整備が必要なんじゃないですかね?
ほんと、昔みたいに黒いビジネス鞄一つ持って長ーい白衣まとわせながら聴診器ぶら下げてくる先生は居ないにしてもよ?
本当に地域密着の高齢な医師が報酬とかをあまり気にしないで来てくれちゃう世の中はとっくに終わっていると思うの…。
患者も何か期待値が上がっているせいか、聴診器だけ当てて帰れないのよ…。
なんか治療してくれるんでしょう?
なんか処方してくれるんでしょう?
みたいなあのスタンス…。
やる気になればクラウド管理の医療系ソフトを使って、その場で処方箋を出す。
その処方箋を最寄りの薬局やドラックストアに流して家族が取に行くだけ。
そんな事が正直可能な環境です。
ただ、その環境に一人で往診に行って適応できるデジタルトランスフォーメーション済みの地域に密着した昔ながらの医師っているのかしら?
デジタルトランスフォーメーション済みの若年層医師はもちろん在宅診療には来ません…。
総合病院と下で臨床を積みたいでしょうからね…。
報酬が低いと、地域一帯全てをお医者さん一人で往診…。
田舎はそんな感じです…。
せめて運転手と看護師さんを雇えるくらいの報酬が無ければ今後の在宅診療は介護業界と一緒でボランティア精神前面で乗り切ろうって事になってしまいますよね…。
いつまでそれが続くのでしょうか?
そんなにボランティア精神にあふれて体と経営をボロボロにしてまでやってくれる医師はそうそう居ないのではないでしょうか?
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