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介護職員の給料アップ?来年からは更に処遇改善交付金が上がる?

介護職員の給料が上がる?処遇改善交付金が更にアップする可能性。

 

首相所信表明演説で枝野代表が介護職員の人材不足及び低賃金について言及。それに対し菅首相も『介護人材の確保を着実に行うことは大変重要な課題だと認識している』この発言により来年からの処遇改善が大幅に底上げされる可能性が現実味を帯びてきた。

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首相の演説に口をはさむ枝野代表は介護職員の味方?

今回、首相になって初めての所信表明演説

(ケアマネ介護福祉士の認識としてはこれからの目標や方針を発表することをカッコ良く言っているのが所信表明演説だと思っています。違ったらごめんなさい。)

そんな中、枝野代表は

 

『長時間の重労働にもかかわらず低賃金。不安定な非正規雇用も多く人手不足が慢性化している。コロナ禍で現場は更に疲弊した』

 

『もう仕事を辞めたい、という声を様々な場面で聞く。(介護職員の)待遇改善を急ぎ、賃金を大幅に底上げすべきではないか』

 

と菅首相に提言。意見を求めると、

 

『急速に少子高齢化が進み、人生100年時代が到来しようとするなか、介護人材の確保を着実に行うことは大変重要な課題だと認識している」と答弁。来年4月に迫る次の介護報酬改定を念頭に、「賃金の状況も把握したうえで、介護人材の確保、介護現場の革新などに向けた取り組みについてしっかりと検討していく』

 

『これまでの累次の処遇改善に加えて、昨年10月からは月額最大8万円の更なる処遇改善(特定処遇改善加算の創設)を実施した。新型コロナウイルス対策に必要な費用の助成を含め、引き続き必要な支援を着実に実施していく』

 

と返答。

 

このコメントを引き出した枝野代表は本当に介護職員にとって神様的な存在になるのでしょうか?

以前から介護職員に対しての処遇改善を訴えている枝野代表…。

(詳しくはコチラ⇓⇓)

keamanekaigo.hatenablog.com

keamanekaigo.hatenablog.com

  

本当に処遇改善交付金は上がるの?ケアマネ介護福祉士目線からの考察。

今正に来年度の介護給付について話し合われている真っ最中の中、このコメントは実質的な

『介護職員の賃上げ』

を国が後押しするセリフに聞こえますよね?

そうなると

『処遇改善交付金の引き上げ』

が自然な形になると思われます。

介護職員の処遇改善は段階的に引き上げられ、

前回は介護を行う事業所全員に振り分けることも可能な特定処遇改善交付金も創設されましたね。

これにより介護職員だけでなく、そこで働くケアマネやリハビリ職、事務、栄養士等にも処遇改善がもらえる可能性を叩き出しました。

 

そうすると来年の交付金が多く振り分けられるところはどこになるのでしょうか?

 

最近の介護改定で注目されているのは

『介護予防』

『介護状態からの改善』

が大きなポイントとして取り上げられているます。

その辺を加味すると、今回大きく改善が予想されるのは

『地域包括支援センター』

及び、期待を込めて

『地域包括支援センターから委託を受けているケアマネージャー』

『介護予防事業、または事業対象事業を行っている事業所』

ではないでしょうか?

コレは何のエビデンスもないケアマネ介護福祉士の個人的見解ですのでハッキリとしたことは何もないのですが…。

 

ただ、施設系(グループホーム)ケアマネ人員配置の緩和や、

(グループホーム)夜勤配置基準の緩和が歌われている現状…。

入居施設系に新たな加算として医療との連携や、介護状態の改善が打ち出されている所を見ると、特別養護老人ホームあたりの基本報酬がある程度削減されてもおかしくないのではないでしょうか?

デイサービスや小規模多機能型居宅介護も一度は大きな基本報酬の削減を浴びた業種ではありますが、医療やリハビリとの連携がうまく図れている事業所に関しては加算や報酬アップの算段が組み込まれるかもしれません。

私が勝手に崇拝する結城康弘教授も

『大幅な基本報酬の増額があると思う。むしろ無いと困る』

と仰っていますし…。

今後どうなるかは今正に行われている

『審議会』

で詳しいことが決められている最中です。

今後もこのブログは介護報酬や新たな加算についてを記事にしていきます。

また、新型コロナウイルスや介護、医療福祉、障害に関係する政治的ニュースを現役ケアマネージャーの私、【公式】ケアマネ介護福祉士が長年の経験と、ちょっぴり詳しい政治的な流れから独断と偏見で見解をお伝えします。

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