福祉系高校生、学費補助と就職支度金20万円で介護従事者確保へ
福祉系の高校に通う学生に対し、実習費や就職支度金を公金で賄うことに対するニュース記事です。
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そもそもどんな記事。厚労省が介護職員不足に歯止めをかけるべく新たな取り組みを発表 その草案は?
①学費無料の時代でも、実習に行く服や靴、交通費がかかるでしょう?一回の実習につき3万円国から出しますよ?
②就職するのにアパートを借りたり、服をそろえたり、農村地域は車だってかかるよね?支度金20万円国から出しますよ?
③三年間働いたら返してとは言わないから頑張ってね?
④福祉系の高校生が対象で、卒業後働くことが条件になっているけど、大学に行くのであれば、卒業後から頑張って働いてね?
要約すると内容はこんな感じ…。
これで高校生も介護業界へ就職しやすいようにと厚生労働省は考えているようです。
ではこの新しい制度によって介護職員は増えるのか?
現場を知るケアマネ介護福祉士的目線からこのニュースを見ていきましょう…。
学費補助と支度金20万円を配っても介護職員は増えない訳
厚労省の誰が一番初めに言い出したのかは一生懸命調べましたがわからなかったので、誰か教えてほしいくらいです。
ちなみにこの草案に乗っかって
『これで介護職員が増えるかもしれない』
と思った議員さんももう私の中では
『机上の空論すら成立しない組』
に認定してあげちゃいます。
もっと時間や労力やお金を違うところに使ってほしい法案ですね。
もう根本から間違いすぎていて笑っちゃいました。
厚労省は文部科学省に勝てないケンカを売りたくて学生支援をうたっているのではないかと思ってしまうくらいです。
ではなぜ介護職員が増えないかをズバリ紐解いていきましょう。
介護学科に通う学生はすでに介護系に進む事を自ら決めている。
この助成金を受けられるのは現役高校生で、福祉専攻的な学科に通っている人ですね…。
でも、高校受験の時点で介護学科へ進んでいる数少ない有志は
『研修費用が払えないから資格が取れない。じゃあ福祉の道をあきらめよう』
とはならないです。
すでにその道を目指しているのですから本当にお金がなければアルバイトしてでも研修費用を捻出するでしょう。
だって、勉強して資格を取るために専門学科に通っているのですから…。
しかし、そんな学生ばかりではなく、何となく入った人や、様々な理由で不本意ながら福祉の学科に入った人もいるでしょう…。
そんな人は資格を取ろうが介護業界には進まないです…。
勉強している間に介護業界を目指してみようかな?となるかもしれませんがそれは先生方の教え方や、周りの環境のおかげであって助成金の力ではありません。
また、『20万円』という金額は
『そんなにもらえるなら3年間働いてみよう』
と思わせるには足りない金額です。
完全に親の援助を受けずにとにかく一人暮らしをしたいと考えている高校生にも魅力的に聞こえる金額には足りないですよね…。
今の高校生あたりは副業の観点も違い、ちょっとしたネット配信やウーバーイーツで上手く行けばそのくらいの金額を稼ぎ出せることを知っています。
すでに文部科学省が行っている制度がある
すでに文部科学省は大学生向けに同じような制度を作っています。
今の大学進学率を考えれば圧倒的に大学を出て文部科学省が創設した同様の制度を使う方のほうが多いでしょう。
高校卒業後にすぐ働く子供たちの割合がとてつもなく低いのは文部科学省職員ではない私でも知っている周知の事実です。
制度の対象に当てはまる人自体が少ないのは明白でしょう…。
そもそも福祉系の専門学科が定員割れで対象者が極端に少ない。
私が受験をした遥か前の時代ならいざ知らず、今は高校生の数自体も減少しています。
その中で福祉系の学科は常に定員割れ…。
年々一般学科も含め定員が減ったり学校自体がなくなったりしている状況なのに…。
2018年に発表されたデータによると専門学校も在校生の6人に1人が外国人というデータとなっております。
留学生や技能実習生等の割合が多いのではないかと勝手に推測しますが、その辺の日本国籍や、永住権のない外国人学生さんにはこの制度は関係ないのでしょう…。
土台外国に来て学校通って介護を勉強するくらいの優等生さん達はこんな制度がなくても頑張るのでしょうし…。
本気になって国を挙げて介護職員や介護業界全体を改善するのであれば、準公務員化しないと介護、医療は富裕層の特権になり、
『平等に使える保険制度』
ではなくなるでしょう…。
これからは介護保険も医療保険も自己負担額が徐々に上がっていきます。
(詳しくはコチラの記事をドウゾ⇓⇓)
どんどんこの流れが加速すればアメリカのように医療費はとても払えるものではなく、個人的に保険をかけて、通院でも保険を使わないといけなくなったりするかもしれませんね?
今現在全く機能していないとはいえ、国も
『セルフメディケーション』
というシステムもありますし…。
今現在は介護業界に全く役に立たない高校生に対する補助金かもしれませんが、また新たな改革がみられるかもしれませんので、このニュースは引き続き変化のたびに紹介していこうと思います。
介護、社会福祉、医療に関するニュースを一日ひとつ紹介していきますので、また見てもいいかなと思う人は読者ボタン、はてなブックマーク、スターを頂ければ幸いです。
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